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こんにちは、
京都ファミリーフォトkiokuru - きおくる - のすみです

1年前にご依頼いただいた
初めてのバースフォト

その時のアルバムを作ったということで
昨日見せてもらいに行ってきた

もう1年も経ったのかと時の早さに驚かされる

あの日は本当に特別で
春になって思い出していた

あぁ、いつ連絡があるだろう
夜にあるかな
寝るとなかなか起きれないタイプだから大丈夫かな、
とドキドキしながら眠りについた

自分も出産を経験していて
臨月になると今日かな?と思いながら生活していたものの
その時とは違った緊張感だった


「バースフォト撮影したい」と思ったのは
知人フォトグラファーが撮影しているのを見て
そういうジャンルの撮影があることを初めて知ったのが
最初のきっかけ

子どもの成長を残したいと思っている自分は
まずはその最初の生まれてきた瞬間から残したいと思った

ルーツを知りたい
生まれるまでにどんな風に思っていたのか
自分が生まれるということを知ることで
自身をより深く理解できるのではないか

成長の過程はたくさんあるが
はじまりの日は1日だけ

かけがえのないその日を
残せたらどんなに素敵だろう…


しかし、バースフォトの経験はない私
撮りたいと思っている方がいてもハードルは高いジャンル
撮影できる環境も限られている

なかなか撮影できる機会はないだろう、と思っていたのだけれど
まさかの友人からの声かけがある

スタジオ初期の時にモニター撮影に来てくれたのが初めの出会い
故郷が近いのもあってか
初めてなのに、なんだか落ち着いた気分になった

その後、彼女が開催する料理の会に何度か参加し
彼女の作るものが大好きになる

作り出す味が好きすぎて
いつも感動する

先生であり、友人でもある彼女のバースフォト
ご依頼いただいた時は本当に嬉しかった


だた責任は重大だ

自分に撮れるのだろうか

不安も正直あった

出産に立ち会うことも初めてだ

自宅出産を経験したことも
助産院にお世話になったこともない私

産んだことはあっても
生まれる瞬間を見たことはない
どう撮影するのか
わからないことだらけだ

助産師の方にお話を聞き、
頭の中でたくさん場面を想像し
様々な写真を見て撮影に挑む


その日のことは記憶に鮮明なのに
まるで夢のような感じで記憶に残っている

呼ばれてすぐにタクシーで駆けつける
自転車の距離なのだが
その日は雨が降っていた

桜がまだ少し残っている季節
休日だが街は静かだった

時間がかかると想定していたのだが
出産は驚くほど早かった

産む苦しみとよく言うが
初めて見た出産は
すごく自然なものだった

苦しみがないことはなかっただろう
そして、出産は特別なものだ

だけど、それ以上に
生まれると言うのは日常の延長なのだと思えた

息をする
ご飯を食べる
寝る
子どもが生まれる

そんな風に

日々撮影している
日常撮影

その中に生まれるということも入っているのだなと


撮影しなくてはわからなかった感覚だ

そして、彼女の撮影で
今回の出産だったからこその
この感覚だと思う

今後、バースフォトを撮影することがあっても
今回と同じ感覚にはならないだろう

出産は毎回違う
日常も常に違う

日々同じように過ごしていても
ちょっとずつ違うように
同じ今日は来ない


生まれるという特別な日
それに続いている
今日という特別な毎日

より日々が愛おしくなる
そんな撮影をできたことが嬉しく
彼女には感謝でいっぱいだ

そして、もし興味があるという方には
ぜひ残して欲しいと思う

そして、形にして欲しいと思う

昨日、その時生まれた子が
アルバムを見て指をさしていた

「この時はさ、」と会話が生まれる

自分の撮影の理想の形を目にできて
改めてこの写真を残せてよかったと感じる


写真には
その日に戻れるような
そんな力がある

写っていないその前後も
思いだせる引き出しになる

アルバムを開いたら
その日の記憶がブワっと広がってくるような
そんな宝箱のような体験を
みんなにもしてもらいたい

ありのままの日常を
ありのままの特別な日を




Special thanks




京都市左京区にあるおうちスタジオ
京都ファミリーフォトkiokuru -きおくる -


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kiokuruは「記憶を贈る」


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