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インド占星術を読み解こう/ラグナ

インドには三種類の占星術がある

チャートを出す前に、インドには3種類の占星術があるってことを書いておきます。

北インド式 North Indian Chart

ハウス(室)が固定。
ラグナが常に左上(1室)に入る。
心理・社会的分析に強い。

「人生の物語」をハウス中心で読む。
1室=自己、2室=資産、3室=兄弟…が常に固定。
→ どの星座がそこに来るかでストーリーを展開。

ひし形(ダイヤモンド型)
デリー、ネパール、パンジャーブ地方などで使われている

南インド式 South Indian Chart

星座(ラシ)が固定。
ラグナの場所で室が変わる。
霊的・カルマ的読みが得意

「宇宙の流れ」を星座中心で読む。
星座の並びは常に同じで、ラグナによってハウスが変化。
→ 魂・カルマ・精神的成長を読みやすい。

正方形グリッド
ケララ州、タミル・ナードゥ州など南部で使われている

東インド式 East Indian Chart

北と南の中間。
ラグナが左上に来るが、星座の配置は南寄り。
形は南寄りだけど、ラグナを北式のように強調。

シンプルに整理したい実務派占星家によく好まれる。
→ 「バランス型ジョーティシュ」とも呼ばれる。

正方形+斜め区切りのハイブリッド
オリッサ(現オディシャ州)・ベンガル地方などで使われている

3つの違いを感覚で分けるなら・・・
北=人生を描く
東=構造を読む
南=魂を感じる

っていう、同じ宇宙を3つの方角から眺める3枚の鏡といえます。

きらら舎では主に南インド占星術を使います。



このサイトで基本的なデータを入力します。
最後のPlace of Birthには、「tokyo」などと記入すると、選択肢が出てくるので、そこから該当するものを選びます。

最初は北インド式で出ますが、チャートの下に、South India、East Indiaも選べるようになっているので、ここで選びます。

ここ以外でもサクッと出せるサイトはたくさんあるので、使いやすいところを探してみてみてください。

西洋占星術でネイタルチャートはインド占星術ではラーシ・クンダリー(Rāśi Kundali)とよびます。

場合によっては、解釈も書いてあるかと思います。それも参考にしながら自分でも読んでいけるようにしましょう。

ラグナ(Lagna)

ここでは、西洋占星術で使われている用語:アセンダントが使われていますが、多くのインド占星術ではラグナ(Lagna)という用語が使われます。

「ラグナ」とはサンスクリット語で「つながる・生じる・固定される」という意味。

つまり、魂がこの地上につながった瞬間の星座のことです。生まれた瞬間、東の地平線に昇っていた星座(ラシ/Rasi)です。

インド占星術では宇宙を12のハウス(室)に分けて読むけれど、どのハウスがどのテーマを担うかは、ラグナを基準に決まります。

つまり、ラグナ=第1室(1ハウス)。
そこから反時計回りに
第2室・第3室・・・と展開していきます。

このあたりは西洋占星術と同じです。どちらの体系でも「東の地平線に昇る星座」が第1ハウス。そこから反時計回りに12ハウスを展開していきます。ただし、違うのは「何を基準に使うか」と「座標体系」です。
インド占星術は「ホールサイン方式」だから、ラグナの星座そのものが丸ごと第1室になります。

インド占星術では、チャート全体の読みの中心は「太陽」でも「月」でもなく、ラグナ(=アセンダントの星座)なので、今回はこの説明をしていきます。


ラグナ星座(Ascendant Sign)が意味するもの

ラグナ星座は「この人生でのあなたの出発点」。
魂が今回の生でどんな姿勢・意識の角度で生まれてきたかを表します。
いわば、「魂の立ち位置」と「人生の第一印象」。

ラグナ星座による人生の基本パターン

ラグナ星座  支配星    魂の姿勢・生き方のテーマ
♈ 牡羊座(Mesha)/ 火星 / 行動と挑戦。体験を通して世界を切り開く。
♉ 牡牛座(Vrishabha)/ 金星 / 安定と美。五感を通して人生を味わう。
♊ 双子座(Mithuna)/ 水星 / 知的探求と対話。情報で世界をつなぐ。
♋ 蟹座(Karka) / 月 / 感情と保護。愛と安心を育む。
♌ 獅子座(Simha)/ 太陽 / 表現と自己確立。光を放ち、他者を導く。
♍ 乙女座(Kanya)/ 水星 / 整理と奉仕。現実を整えることで魂を磨く。
♎ 天秤座(Tula)/ 金星 / 調和と関係性。美とバランスを追求する。
♏ 蠍座(Vrishchika) / 火星 / 深みと再生。隠れた真実を追う魂。
♐ 射手座(Dhanu) / 木星 / 探求と哲学。真理を求めて世界を旅する。
♑ 山羊座(Makara)/ 土星/ 責任と実現。社会の中で形をつくる。
♒ 水瓶座(Kumbha) / 土星 / 理念と革新。未来と自由を求める。
♓ 魚座(Meena) / 木星 / 受容と慈愛。すべてとひとつになることを学ぶ。

上記は基本パターンなので今後サンプルを使いながらじっくり解説しますね。

ラグナ星座が重要な理由

人生の構造を決める
すべてのハウス(第2室=金銭、第3室=兄弟…)は、ラグナ星座を基準に割り当てられる。

性格と行動パターンの根幹
西洋占星術でいう「太陽星座」よりも、実際の行動スタイルを正確に表す。

魂の学びの方向を示す
ラグナ星座の支配星(Lagna Lord)がどのハウス・星座にあるかで、人生で力を注ぐテーマが見えてくる。


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