お守りの話
LINEで相談がきました(みなさんも、じゃんじゃんLINEで相談してくださいね。了承得られれば記事にしちゃいますが、基本はしませんので・・・)
お守り
有名なお守り・・・お金貯めて買おうと思っているんですが、
・どれがいいと思いますか?
・複数買うとだめなんですか?
・・・と質問がきました。
そこで今回はお守りについてのおはなしです。
それから、12月12日12時には天照大御神さまへ十言神呪(とことのかじり)を捧げる日なので、伊勢神宮をサンプルにしました。
十言神呪は神道の話なので、詳細を知りたい方はLINEから質問してください。今日が間に合わなくても21日でもよいです。
①「お守りは複数持つとダメ?」
昔は、神社のお守りは複数持つと、神様が喧嘩するとかいう説がありましたね・・・本当は
全然ダメじゃない。むしろ大丈夫
神社のお守りは 神様同士がケンカするなんてことはありません。もちろんお寺のお守りもです。
これは昔の都市伝説で、神社側も否定しています。
むしろ重要なのは 持つ人の意図だと思います。
交通安全のお守り
健康
仕事
縁結び
・・・最近はボケ防止なんてのも(笑)
人生には複数のテーマがあるんだから、複数持つのは普通です。
ただし、問題が起きやすいのは
不安から集めまくる
→ お守りコレクション化 → 気持ちが散って逆に不安定になる。
どれを信じていいかわからず迷う
→ エネルギーではなく“迷いの気”が増える。
だから結論は、複数持ち OK・・・でも「選ぶ軸」が自分にあるかどうかが大事ということです。
実際の質問をどんどん紹介していきますね。
②「どこの神社が一番ご利益ありますか?」
実際には神社のお守りの話ではなかったのですが、具体的に書くのもなんなんで、神社としました。
ご利益は場所ではなく、“縁” で決まるのです。
同じ神社でも
ピンとくる
呼ばれた気がする
なぜか気分がよくなる
行きたくなる
・・・・・こういう場所ほど効果が出ます。
逆にどれだけ有名でも
人混みで疲れる
気が合わない
お参りしてもスッキリしない
・・・・・という神社は“自分の神様”ではないことが多いです。
神社のご利益は「相性:縁」で決まるのです。
何度も行きたくなりますか?
その神様に守られてる感がありますか?
家からのアクセスが妙に良い?
初めてなのに懐かしい感覚がしましたか?
こういう“引き寄せ”こそ本物です。
一番ご利益がある神社とは、自分が自然に呼ばれる神社
ってことになります。
ただし、有名な神社(伊勢神宮とかなのかな)に運をあげたいからと訪れても、その後、毎年行けないなら、その神様を祀っている神社(分け御霊)に必ず毎年いくとか、氏神さまのほうがいいんじゃないかと思っています。
氏神様の主祭神を知って、その本社(大元)に、いつか行きたいなあって思うのもいいですね。
これはあくまでも個人的な考えですが。
本当に守りが強くなるのは
通える神社
縁がある神社
地元の氏神様
年に一度は自分を見てもらう神社
・・・・・こっちなんです。
それと、産土神社や氏神様に祀られている神様はちゃんと知ってから行きましょう。そして、その神様が天照大御神だったりしたら、伊勢神宮とご縁があると言えます。
伊勢神宮は古くから多くの日本人が行きたいと願った神社です。
でも、実際には遠かったりお金がなかったりで、行けない人がほとんどだったんです。
だから 「代参」といって代理で参ってもらう文化がとても発展したほど。その「たくし方」がとてもおもしろくて美しいのですが。
これは文末にまとめますね。
伊勢神宮には、皇大神宮に天照大御神が祀られています。
豊受大神宮には、天照大御神の御饌都神(※)として崇敬を集める豊受大御神が祀られています。
伊勢神宮に毎年いけなくても、それが近所の神社に祀られていたら、近くの神社にお参りすることで天照大御神をお参りしたことになるわけです。
※御饌都神
「天皇や神々に捧げる食事(御饌=みけ)を司る神」という意味の称号。
だから 食物・衣食住・生命維持そのもの をつかさどる神様です
ところで。最強のお守りって何かわかりますか?
小さな時の自分と一緒に写ってる、亡くなったじいちゃんやばあちゃん、あるいはお父さんやお母さんの写真なんです。
もちろん、ご両親と確執があったりすると難しいかもしれませんが、そんな写真があったら、ぜひ大切にお守りにしてください。
古い写真だと思うのでボロボロになったら悲しいから、写メってスマホに入れて携帯すると最強です。
おまけ:お伊勢参りの代参のはなし
① 「懐紙(かいし)」や「お金」を託す
行けない人は、行く人に
・名前
・願いごと
・少しのお金(ご奉納料)
を包んで託しました。
これを「懐中(ふところ)に入れて持って行ってもらう」 → だから 「懐中守り」 の語源にもつながると言われています。
昔の人は字が書けない場合も多く、その場合は印や家紋を書いた紙を託したりもしました。
② 「お札やお土産(御師のお祓い札)」を持ち帰ってもらう
代参した人は、お伊勢さんでいただいた神宮のお札(神符)を、頼まれた人数分もらって帰り、それを村や家に届けました。こ
れが「お伊勢講(いせこう)」の原型になりました。
本来なら本人が行って受けるはずの御利益を
『行った人が持ち帰って分配する』
という共同体のしくみです
③ 「身代わり札」を託す
行けない人本人の名前を書いた「身代わり札」を預けて、
「これを私だと思って参ってください」とお願いする・・・というもの。
現代の「遠隔参拝(郵送祈祷)」のルーツともいえそうですね。
④ 「講(こう)」というシステムでみんなで積立して順番に行く
江戸時代の庶民の仕組みとして有名なのが「伊勢講」。
毎月みんなで少しずつお金を出し合って、順番に代表がその積立金でお伊勢参りに行くというものです。代表者は帰ったらみんなにお土産とお札を配ります。行けなかった人も御利益を分けてもらうシステム。
⑤ 「願いを口伝で託す」
字が書けない人、紙が手に入らない人は、
「私のかわりに、家族の無病息災を祈ってください」
「商売が続くよう祈ってください」
と言葉で願いを頼んで託しました。
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