四柱推命ワーク/通変星
わたしたちは生まれる前に、今世をどう生きるかを決めて、両親を選んで生まれてきます・・・という考え方があります。輪廻転生を繰り返す魂が、今回は何を学ぶか企画書を作ってるんですね。それは自分取扱説明書でもあります。しかし肉体を持つと、それをすっかり忘れてしまいます。
それを思い出させてくれるツールが「占い」。
きらら舎ではまずは西洋占星術で「自分取扱説明書」を作る会を始めました(自分の取扱説明書を作る会/西洋占星術)。今回は四柱推命でやっていきます(自分取扱い説明書を作る会/四柱推命)。
いずれも、一つづつ読んで自分で読み解くことで、最終的にはそれらの占いをマスターすることができます。
命式はご自分で作成もできますが、きらら舎に請求(無料)することもできます。
請求される場合は、LINEから
・生年月日
・出生時刻
・出生地
・可能であれば性別
を、送ってください。
通変星
通変星は
「自分(=日干)から見て、他の干がどういう関係か」を表す星で、自分が持つ才能や得意なこと、強み、適職、仕事のスタイルなどがわかります。
種類は5つ。その中で「正統派の星」「型破り派の星」に分類され、合計10個の星で構成されています。
以下、わかりやすいように正統派の星に〇。型破り派の星に▲を付けておきます。
正と偏について
正を正統派の星、偏を型破り派の星としましたが、もう少し詳しく書いておくと、
正(陰陽が違う関係)
・安定
・王道
・制度的
・社会的
→ “正統派”と言われやすい。
偏(陰陽が同じ関係)
・実力主義
・突破力
・型破り
・自由
→ “型破り”と言われやすい。
ってことです。
「自我の星」
〇比肩(ひけん)・▲ 劫財(ごうざい): 自立、独立心、こだわり、努力、自我、仲間
「表現の星」
〇食神(しょくじん)・▲ 傷官(しょうかん):創作、発信、表現力、アピール、アイデア
「財の星」
〇正財(せいざい) ・▲偏財(へんざい) :人脈、財産
「官(実行力)の星」
〇正官(せいかん)・▲ 偏官(へんかん): 責任、社会、ルール
「印(知性)の星」
〇印綬(いんじゅ)・ ▲偏印(へんいん) :探究心、向上心、興味好奇心、地位、学び、サポート、安心
以上、ざっくり書いておきました。より詳しいことは有料記事にしてページ末に書いてあります。
自分の通変星を出してみましょう
通変星は「日干(自分)」から見た、他の柱の天干との関係性で出します。命式では、年干、月干、時干を、日干基準で読みます。
命式を見れば早いです(笑)

蔵干の知識
今回、通変星を見ていきますが、蔵干通変星っていうのもありますね。これは干支の下の段の「蔵干」に対する通変星のことです。
そもそも、蔵干というのは、地支(子・丑・寅…)の中に隠れている天干のことです。
あまり、最初にここをがっつり説明してしまうと、混乱しちゃうので、今後少しづつ説明していきますが、
地支は季節のエネルギーを持っていると「四柱推命ワーク②/日支を読む」で説明しました。
その中には、主気(メイン)・中気(補助)・余気(サブ)が入っていて、これが蔵干。
天干は「空に見えている気」。
地支は「地面の中の気」。
だから蔵干は、見えないけど確実に地支の中に存在する(内包されている)エネルギーで、潜在意識みたいなイメージです。
命式での役割
🔹天干
・外に出る
・わかりやすい
・性格の看板
🔹蔵干
・内側の本音
・無意識の動き
・現実トラブルの原因
・体質や深層テーマ
たとえば、月柱の天干が印綬でも地支の蔵干に劫財があれば
→ 表向きは穏やか
→ 内面は競争心強い
になります。
身強弱の判断も蔵干が超重要で、表に出ていなくても蔵干で同じ五行が多ければ日主は強くなる・・・と考えていきます。
ただし通変星は、表面に現れやすい星で、行動や人から見た第一印象に影響を与えます。
蔵干通変星は、性格や能力、価値観といった内面や精神性を表すもので、表には出ない場合もあります(でも確実に存在しているわけです)。
ただ、内面がもとになってあなたの行動指針や人との付き合い方に影響を与えていることがあるため、そういった形で表に表れることもあるでしょう。
しかし、今回は最初に通変性を見て、そこに蔵干通変星も見ながら解説してみます。
① まず【天干の通変星】から読む
🔹 最初は「数(量)」で見る
🔹 そのあとに「どの柱か(位置)」を見る
まずは【数】で全体バランスを見るというのは、四柱はまず「構造」を見る学問だからです。
そのあとに【どの柱か】を見ます。
柱は「人生のステージ」で、年柱 → 幼少期・外側、月柱 → 社会・仕事、日柱 → 本人・配偶者、時柱 → 晩年・内面・・・
これについては「四柱推命ワーク①」で詳しく解説しています。
構造がわかってから、
「この強い劫財がどこに出ているか」を見ます。
日干:甲(陽の木)
日干については「四柱推命ワーク①」をご参照ください。
年干:乙 → 劫財
月干:乙 → 劫財
時干:癸 → 印綬
ここは「表に出る星」。
つまりこの人は外から見ると
✔ 劫財的(人との関わりが濃い)
✔ 競争環境にいる
✔ 横並びの関係が多い
✔ 独立志向
そして時干に印綬があるから
✔ 知性が表に出る
✔ 学び・研究肌
✔ 守られ運あり
ここまでが表面のキャラです。
② 次に【蔵干通変星】を読む
年支:卯 → 蔵干 乙 → 劫財
月支:卯 → 蔵干 乙 → 劫財
日支:戌 → 蔵干 戊(偏財)・辛(正官)・丁(傷官)
時支:子 → 蔵干 癸 → 印綬
年・月柱ともに
表も劫財
中も劫財
→ 劫財がかなり濃い命式
つまり
「人との関わり」が表層だけでなく内側の動機でもあると読めます。
日支(配偶者宮)
ここに
・偏財
・正官
・傷官
が入っているのは重要。
内面には
✔ 現実感覚
✔ ルール意識
✔ 表現欲
が眠っている・・・劫財だけの人ではないと読めます。
ちなみに、(カッコ)で書かれているのは先にも書いた
地支は季節のエネルギーを持っていて
その中には、主気(メイン)・中気(補助)・余気(サブ)が入っている・・・
つまり、中気と余気の通変星です。メインほど強くは現れませんが確実に持っているものとなります。
最初は読まなくてもかまいませんが、慣れてきたら、合わせてみておきましょう。
時支
表も印綬
中も印綬
→ 知性がかなり安定している
構造をまとめると
■ 天干:劫財・劫財・印綬
■ 蔵干:劫財・劫財・偏財・正官・傷官・印綬
比劫がかなり強いことがわかります。
でも日支に財官傷官が入ることでバランスを取っています。
この命式の核は・・・
「人の中で競争しながら、自分の知性で道を作る」
劫財が強いから
✔ 仲間との関わりが運命的
✔ お金は波が出やすい
✔ 独立向き
でも印綬があるから
✔ 崩れにくい
✔ 学びが救い
柱と通変星でわかること
年柱にある通変星:第一印象
年柱にある蔵干通変星:天から与えられたり家系から引き継いでいる才能
月柱にある通変星:仕事のスタイル
月柱にある蔵干通変星:自然とできてしまう得意なことや適職
日柱にある蔵干通変星:持って生まれた本質的な性格
時柱にある両方の通変星:晩年に自然に出てくる資質
Q & A
以前、四柱推命のワークをやっていたときに、出た質問をまとめておきます。これ以外に質問があればコメントから送ってください。
季節と運のめぐり手帖の会の方はLINEでいつでも質問していだたけます。
Q:通変星は結局どこを一番見るのがいいの?
A:通変星だけではなく、命式を見ていくとき、「日柱」が自分を表しますね。日柱は「自分そのもの」です。
天干が表の自分なら
地支(日支)は無意識の自分。
あと、日支には結婚や配偶者の意味もあります。
通変星は全体を見て数やバランスを見るわけですが、どこがメインかというと月柱。環境を表すから。
日干は主役で、月柱は舞台。
どんなに強い木でも、冬に生まれた木と春に生まれた木は違いますね。生きていくつらさも違いそうでしょ。
四柱推命では
① 日干を見る(私は何者か)
② 月柱を見る(どんな環境にいるか)
③ そこから身強弱を出す
というように見ていきます。
以下、各通変星の詳しい説明と、それぞれの関係性を書いておきます
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