空地にいたインチキオヂサンの回想
一つ前の記事。
子供用鑑定「お子様ランチリーディング」を書いていて、思い出したことがあります。
昭和の時代。
小学校からの下校途中にあった空き地に、時々、大きな黒いトランクを持ったオヂサンがやってきました。
子供たちは「インチキオヂサン」と呼んでいました。
大人になってからちびまる子ちゃんの主題歌にオヂサンが登場したので驚きました(笑)
インチキオヂサンは、同級生のケンちゃんよりも、かっこいい歌手の人よりも、アニメの主人公よりも憧れの存在。
空地にオジサンを発見したら、ダッシュで家に帰り、
ランドセルを放り投げ、
この日のために貯金していた小銭を握りしめ、
空地に向かうのです。
オヂサンはいつも子供たちに囲まれていました。
小さなコルク壜に入っていた紫色のインク。
マッチ棒に浸けて文字や絵を描きます。
でも時間経過で消えちゃうんです。魔法のインキ。
しかし、もう一つの壜に入っている白い粉を振りかけてこすっておくと消えない。
・・・今思えば、pHを使っていますね。
そのマッチ棒を取り出したマッチ箱。
左手で持って、
右手で左手の上をこすると、中のマッチ棒が消えていました。
そんなマッチ箱。
・・・手作りのマジックアイテムでした。
大きな白黒の模様が描かれたコマは、見ていると、カラーになりました。
・・・今思えば、ベンハムのコマですね。
もう一つ、白黒のコマをじっと見ていてから手のひらを見ると、
手のひらにブラックホールができていました。
違うコマでは雲が現れました。
・・・今思えば、残像ですね。
宇宙のガラスは、日の出の光に翳すと光るというものでした。
オヂサンのトランクの横に開いた穴の前にそのガラスを翳すと、明るく光りました。
・・・今思えば、それはウラングラスで、トランクの内部にブラックライトが仕込まれていたのでしょう。
日の出の光は、空気中のゴミなども少なく含まれる紫外線で蛍光したのかもしれません。
ある日。
オヂサンは、常連の子に黒いハガキサイズの紙を配りました。
すでにパンチで穴が開いていましたが、
追加で自分でも穴を開けるように言いました。
「明日の午後3時ころ。
晴れて太陽が出ていたら、これをひなたで見てごらん。
穴から漏れる光が、地面に映るようにするんだよ。
光が欠ける魔法の紙だよ。」
・・・・・日食だったわけです。
今のきらら舎には、このオヂサンの影響がとても大きいんです。
小さい頃には、大人用のポケット図鑑をたくさん持っていました。
百科事典や地球儀もありました。
学研の科学がとても好きでした(でも親は学習を買うのです(´;ω;`))。
動物園にも博物館にも水族館にもしょっちゅう行っていました。
本もたくさん読みました。
でも、やっぱり、オヂサンの影響力はすごかった(笑)
きらら舎の8割くらいがインチキオヂサンのエッセンスでできています。
みなさんは、今の自分を作っているベースは何ですか?
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