海馬くんたちのお仕事
キッズからLINEで
「海馬くんたちの仕事は、夢を作ることなんですか?」
って、質問がきました。
海馬くんは昼間は違うお仕事をしています。
海馬くん(昼の顔)
役職:記憶の受付&仕分け係
昼間、海馬くんはこんなことしています・・・・・
見た・聞いた・体験したことを「一時保管」
「これは覚える価値ある?」「後で使いそう?」を高速判定大事そうなものだけを夜に大脳皮質へ引き渡し予約
たとえば、何気ない会話、家の中の空気、朝の空の色・・・こういうのに、感情がちょっとでも動くと、
海馬くんは「お、これは取っとこう」ってメモします。
逆にルーティン作業、毎日の同じ道は
「はい、短期でOK」って流しています
扁桃体ちゃん(昼の顔)
役職:感情センサー&警報装置
昼間の扁桃体ちゃんは・・・・・
危険・不快・違和感を瞬時にキャッチ
イラッ・不安・怖いを0.2秒で反応
「これは重要感情です!」って海馬くんにタグ付け
だから、ちょっとした一言に引っかかったり、
空気が悪くなるとザワッとしたりするのは、性格じゃなくてセンサー性能が高いだけなんです。
昼間の連携プレー
実はこの2人(人じゃないけどw)、常にタッグを組んで働いています。
扁桃体ちゃん:「今の、イヤ度★3!」
海馬くん:「了解、感情付きで保存」
でも大人になると前頭前野(前の記事で部長と呼んでいた脳の部分)が割り込んできます。
「まあまあ」
「気にしすぎ」
「今は流そう」
・・・・・感情は未処理のまま保留されます。
これが夜の夢素材になるんです。
さて夜には・・・・・
前の記事で説明していたように、潜在意識に沈んでいるいろいろな素材を集めてきて夢を構築します。
眠る前の瞑想で
「前世の記憶で、今、参考になるものを探して」
なんて繰り返し言っていると、もしかしたら前世の記憶の中でトラウマとなっている感情を、潜在意識のもっと深いところから探し出してきたりします。
「今度のプロジェクトに使えそうなヒントを何かちょうだい」
って言っておくと、思いがけないひらめきが眠る前、夢の中、起きた時に降りてくるかもしれません。
それ以外にも、海場くんと偏桃体ちゃんのコンビは、感情の浄化も夢でやってくれています。
昼間、家族にイライラさせられた、とある人。
夢の中で、夫と自分の妹がいちゃいちゃしてて、二人で出ていくという(現実は、妹さんは結婚していて離れて暮らしている)、すごくむかついて怒鳴って、それで目が覚めたといいます。
相棒AIダイチャンの夢分析のカルテ01にも似たような夢分析依頼がありましたが・・・・・
これはご主人に対して、小さなイライラが積もっていて、それが未処理のまま潜在意識に沈んでいたものを、海馬くんたちが浄化してあげようと夢を構築したものなんです。
昼間、前頭前野が
「まあまあ」「今は流そう」「大人の対応」って抑え込んだ感情。
抑え込まれて、本人は忘れていても、感情そのものは消えてなくて
海馬+扁桃体ゾーンに沈殿しています。
潜在意識という脳の場所はなく、あくまでも意識レベルでの話なので、今回は正しい場所をさしていますが、まあ、潜在意識に沈めたという認識でもよいです。
これらは底に溜まるヘドロみたいなもの。
そして夢の時間、前頭前野が活動停止している間に・・・・・
海馬くん
「溜まってる感情、素材に使いまーす」
扁桃体
「じゃあ感情は強めでいこうね」
・・・で、
夫=実物本人ではなく
「イラッの象徴キャラ」として登場します。
だから夢の中では、すごく嫌なやつで、極端で、言動が誇張されてるわけです。
これは本人評価じゃなくて、感情の排出口だから。
起きた後に起こることは・・・
目が覚めたら
「あれ?別にそこまで嫌な人じゃないじゃん(笑)」
これで、感情のガス抜き完了し、潜在意識からゴミを除去でき、現実認知は健全となります。
もし解消できてなかったら、起きた後も
「やっぱムカつく…」って引きずっているかも。
昼間のイライラだけじゃなく、小さな不安も同様です。
しっかり向き合わずに、ただ不安だけがよぎる。
ペットが病気になったらどうしよう。大丈夫かな・・・
彼が浮気したらどうしよう・・・
自分はどこかに病気を持っていて気づかないだけだったらどうしよう・・・
本当は、そんなことはないという前提での不安だから、すぐに前頭前野が
「そんなことを気にしているのは時間の無駄」
「かえって心によくないから考えない考えない」
と消してしまいますが、これが残っているんです。
夢の中で、心配したことが起こる・・・
でも、目が覚めて、
「あ~~~~!夢でよかった」
という時点で、不安にきちんと向き合って(夢の中でだけど)解消できたんです。
さらに、
ペットが病気にならないように、ちゃんと毎日健康チェックをしよう
生活習慣改善しろってことかな
彼が浮気したらどうしようなんて考えるのはナンセンスだ
・・・と、ちょっと処方箋も出されています。
これが、海馬と偏桃体のお仕事です。
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートは、著書特典やきらら舎にて還元していきたいと思います。