神社の「天」と「地」
きらら舎の隣に神社があります。
きらら舎カフェの玄関から見れば「前」にあたりますが。
神社の裏鳥居から正面に、この仕事小屋(きらら舎屋上実験室)があります。
仕事小屋から神社を見下ろしてしまうことになるので、仕事小屋の中の高い処に神社のお札を祀っています。
柏木神社。
祭神は伊邪那美命(イザナミノミコト)。日本列島を作った最初の神のうちの一柱(女神)です。
元享年間(1321-1324)に神谷三丁目の荒川に面した地に、神谷町の総鎮守神の社殿として建立されました。国を産んだ神なので安産の神として崇められると共に、荒川(現在は墨田川)を上り下りする舟の水路の安全を祈る「交通安全」の神様としての役割もありました。
当時、社域は広大で、神楽殿もあり、多くの樹木の聳える荘厳な森に囲まれていたそうですが、大東亜戦争が激化するに伴い、境内は軍需工場に接収され、昭和18年12月に現在の地に遷宮されました。
その際、神谷町二丁目にあった須賀社が合祀されました。
須賀社は名前からもわかるとおり、祭神は建速須佐之男命(タケハヤ スサノオノミコト)です。
古事記では、イザナミを追って黄泉の国に行ったイザナギがこの世に戻ってきた際に行った「禊(みそぎ)」のときに、身体の一部を洗って生まれたのがスサノオノミコト。
つまり、イザナミノミコトからすれば息子にあたります。
スサノオノミコトはイザナギノミコトが鼻を洗って生まれた神。
左目を洗って生まれたのが天照大御神。
右目を洗って生まれたのが月讀命(ツキヨミノミコト)。
柏木神社では、柏木神社神璽(カシワギジンジャ シンジ)と書かれたお札の他に、「伊勢大麻」と書かれたお札も売られています。
伊勢大麻と書かれた袋には「天照皇大神宮」と書かれたお札が入っています。
柏木神社神璽
この場所に鎮まる神が、
正式に・確かに・本物として
ここに在るという“玉のしるし”
氏神様は「理想を教える神社」じゃなくて、今この場所に神が確かに在ることを大事にする神社で、家・日常・生活圏・今いる場所、つまり地元を守る神様。
具体的・現実的・足元を整えるっていうのがテーマです。
天照皇大神宮
袋に書かれていた「伊勢大麻(いせたいま)」は伊勢神宮の正式な神札の名前です。
天照皇大神宮は伊勢神宮(内宮)の正式名称です。
天照大御神そのものではなく「天の中心・公の光・基準」を表す神札。
地と天
なぜ、氏神様に伊勢神宮のお札が売られているのか?理由はすごくシンプルで美しいんです。
さきほども書きましたが、柏木神社のお札は地(足元・現実)を守ります。一方伊勢大麻(天照皇大神宮)は天(大元・生き方・道)を守ってくださいます。
柏木神社が、「この場所で、無事に生きる」
天照皇大神宮は「どう生きるか、その軸を照らす」
・・・という、地と天の役割があります。
天と地というと、干支を思い出します。
天干(甲・乙・丙…)は天の気・流れ・思想・方向性・目に見えない原理
地支(子・丑・寅…)は地の気・現実・身体・時間・場所・日々の暮らし
十干の十二支で数が合わないから、干のない2年間(2か月、2日、2時間)が生じて、それを天中殺とか空亡といいます。
天中殺・空亡の時にも、この天の神様が、ぽっかり空いた空を守ってくれます。最近だと天中殺は「青天井」だから、自分を磨いてステージアップするのにはいい時期だと言われています。
神様の守りを受けながら、ジャンプアップを目指すのもいいですね。
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