見出し画像

インド占星術/アシュタカヴァルガ

アシュタカヴァルガ(Ashtakavarga)とは


「アシュタ」=8
「ヴァルガ」=区分・分割

つまり、惑星ごとに、他の7惑星+ラグナ(合計8つ)が
各ハウスにどれだけ「吉の影響(バインドゥ bindu)」を与えているかを数値化したシステムです。

アシュタカヴァルガの目的

各ハウスにどれだけ運気エネルギーが集まっているかを見ることで、

どの時期・どの分野で「伸びやすい or 停滞しやすい」かを定量的に見ることができます。

2段階構造で理解するのがコツ

① Bhinna Ashtakavarga(個別表) 各惑星が12ハウスに与えるポイント(0または1)
② Samudaya Ashtakavarga(総合表) 全惑星の合計=各ハウスの総ポイント数(Bindu数)


Bhinna Ashtakavarga のしくみ

各惑星が、他の7惑星+ラグナに基づいて「このハウスは良い影響を与える」と判断するかどうかで、
各ハウスに 0(影響なし) or 1(影響あり) の点を付けます。

たとえば太陽のBhinna
太陽を中心にして、他の7惑星(+ラグナ)との関係をチェックします。
それぞれの惑星が太陽から何室目にあるかによって、吉か凶かが決まっているので、吉配置なら、その室に「1点(バインドゥ)」を与える。凶配置なら「0点(ノー・バインドゥ)」とします。

吉ハウスリスト

☉ 太陽 :3・6・10・11
☽ 月 :3・6・10
♂ 火星:3・6・11
☿ 水星: 2・4・6・8・10・11
♃ 木星 :5・6・9・11
♀ 金星:6・7・10・11
♄ 土星 :3・6・11

太陽からスタート
太陽を「1室」として、他の惑星やラグナを数えます。

太陽にとっての吉ハウスルールに従う
太陽の吉ハウス=3・6・10・11室。

その範囲に他の惑星があったら、その室に「1点」つける

すべての惑星を見終えたら、12室ぶんの点数を合計
これが「太陽のBhinna表」。

次に月から見て同じことをする
今度は月を1室として他の惑星との距離をカウント。
月の吉ハウスは3・6・10室。

同じように点数を入れて合計
これが「月のBhinna表」。

全惑星のBhinna表をそろえる
各ハウスごとに、太陽・月・火星…それぞれの点数を足す。


この「Ashtakavarga」の合計値(Bindu数)が高いほど、その惑星が人生で強く働くということになります。

Bindus 意味(目安)

40以上 強運・繁栄・安定
30〜39 良好・発展的
25〜29 平均・中立
20〜24 弱め・努力必要
19以下 困難・変化が多い

前回の記事のサンプルだと・・・・・


1室:♐︎ 射手座 31
自己・健康・生き方:平均よりやや強め。自分らしく生きる力、体力も安定。
2室: ♑︎ 山羊座 36
財・家族・話す力:非常に強い!経済的な安定や、語る力で人を導く星配置。
3室: ♒︎ 水瓶座 23
表現・勇気・創作:少し弱め。インスピレーションを形にするのに時間が必要。
4室: ♓︎ 魚座 27
家・心・内面:平均。穏やかな内面だけど、周囲に流されやすい面も。
5室: ♈︎ 牡羊座 28
創造・恋愛・学び:やや安定。直感的な創作活動に向く。
6室: ♉︎ 牡牛座 30
労働・健康・奉仕:平均より上。努力が報われやすいタイプ。
7室: ♊︎ 双子座 19
対人・結婚・パートナー:かなり低め。自分のペースを崩されやすい領域。
8室: ♋︎ 蟹座 27
死生観・変容・探求:平均。深い洞察力・スピリチュアルな変容に関係。
9室: ♌︎ 獅子座 31
幸運・精神性・高次の教え:強い!精神性・哲学・教育運が豊か。
10室: ♍︎ 乙女座 25
社会的地位・仕事:やや低め。自分らしさを仕事にするのが課題。
11室: ♎︎ 天秤座 32
願望成就・友人・ネットワーク:良好。仲間とともに夢を叶える配置。
12室: ♏︎ 蠍座 28
潜在意識・直感・カルマ:安定。深層意識と縁の強いヒーラー的資質。


地道に計算するのも楽しいですが、サクッと算出できるサイトもあるので、そこで出しちゃうと楽です。
しかし、算出方法とか意味を知っているとより深い理解を得ることができます。

いいなと思ったら応援しよう!

さとうかよこ(きらら舎) いただいたサポートは、著書特典やきらら舎にて還元していきたいと思います。