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Hemi-Sync(ヘミシンク)

LINEから面白い質問が来ました。

きらら舎のLINEは公式アカウント(ビジネスLINE)なので営業時間などは設定していますが、多くの人がやっているような使い方はしていなくって、ほぼ個人アカウントと同じように、個人間での問い合わせや、鑑定を送ったり、セッションしたりするのに使っています。
だから、質問も気軽にじゃんじゃん来るわけです。

「きらら舎さん、ヘミシンクって知ってますか?面白そうなので詳しく教えてほしいんですが。」

名前だけ聞くとちょっと怪しそうですが、実はこれは音を使って脳をリラックス状態に誘導する音響技術です。


ヘミシンク(Hemi-Sync)

1970年代にアメリカの研究者 Robert Monroe が研究を進めた音響技術です。

モンローはもともとラジオや音響の仕事をしていた人でしたが、
あるとき「音が人間の意識状態に影響を与えるのではないか」という興味を持つようになりました。
そこで彼は、音の周波数を使った実験を始めます。
その研究を進めるために作られたのが
Monroe Institute
という研究所です。
ここで開発された技術がHemi-Sync(ヘミシンク)です。

ヘミシンクの仕組み

ヘミシンクは左右の耳に少し違う周波数の音を聞かせることで起こる現象を利用しています。

バイノーラルビートと呼ばれているこの「うねり」が脳波のリズムと似ていると、脳がそのリズムに同調することがあると言われています。
バイノーラルビートについては後半で詳しく説明しますが、この同調を
脳波同調(brainwave entrainment)と呼びます。
これを使って脳波をコントロールするわけです。

どんな状態に誘導するのか

人間の脳波にはいくつか種類があります。

脳波        状態
β(ベータ)   普段起きている状態
α(アルファ)  リラックス
θ(シータ)   瞑想・夢
δ(デルタ)   深い睡眠

ヘミシンクでは、この中でも、α波やθ波に入りやすくする音がよく使われます。

そのため、瞑想・リラックス・集中・睡眠導入・・・などに使われることが多いのです。


有名になったきっかけ

ヘミシンクが広く知られるようになったのは、
Gateway Experience
というプログラムが公開されたことがきっかけです。

これはモンロー研究所が作った
意識探索のためのトレーニングプログラムです。

1980年代には、このプログラムを分析したCIAのレポートが公開されたことで、さらに有名になりました。

そのレポートでは
・意識状態の変化
・深いリラックス
・知覚の変化
・・・などについて研究されていました。

このあたりから、瞑想・意識研究・スピリチュアルの世界でも知られるようになります。

CIAのレポート

1983年、米軍情報機関の分析官Wayne M. McDonnellが「Gateway Process」というレポートを書いています。

この文書は後に公開されて、今は普通に読めるものです。内容はかなり真面目で、脳波・意識状態・ヘミシンクの仕組み・瞑想状態などを分析しています。

レポートでは、ヘミシンクを使うと深いリラックス状態や瞑想状態には入りやすくなる可能性がある・・・ということは認めています。ただし、超能力などが実際に起きるかは確認できないという、かなり冷静な結論になっています。
でも話が広がってしまったのです。
このCIA文書が公開されたことで、インターネットでは、CIAが体外離脱を研究していた・・・意識で宇宙に行ける・・・みたいな話が広がってしまいました。
でも実際の文書は、かなり科学っぽい分析レポートなんです。


霊感や直感に使う人もいる

ヘミシンクは本来、リラックスや瞑想のための音響技術ですが、中には
・直感を高める
・霊感を開く
・体外離脱の練習
・・・などに使っている人もいるそうです。

もちろんこうした効果については科学的に証明されているわけではありませんが、深いリラックス状態になることでイメージや直感が出やすくなるということは確かにあるようです。

現在では、ヘミシンクやバイノーラルビートの音源はYouTubeにもたくさんあります。

ただしこの音の仕組みは左右の耳の音の違いを利用しているため、ヘッドホンやイヤホンで聞くのがポイントです。
スピーカーで流すと、ただの環境音楽になってしまうことが多いそうです。


ロバート・モンローの最初の体外離脱体験

1950年代の終わりごろ、Robert Monroe は音響の実験をしていました。

当時彼は、ラジオや音響制作の会社を経営していて、
「音を使って学習能力や睡眠を改善できないか」
という研究を始めていました。

その実験の中で、寝ているときに音を流す装置を作り、自分でもテストをしていたそうです。

ある夜、奇妙な感覚が起きた

ある晩、ベッドで横になっているときに、
突然
強い振動のような感覚が体を包んだといいます。
モンローは最初、
心臓発作
神経の異常
などを疑ったそうです。

ところが次の瞬間、自分の体の外に出てしまったような感覚になりました。
そしてベッドの上に横になっている自分の体を見た
と語っています。

最初の体験では、モンローはかなりパニックになりました。
「このまま体に戻れなくなるのではないか」と恐ろしくなり、
必死に戻ろうとしたところ突然体に戻ったそうです。

その後もしばらく、振動・浮く感覚・体から抜ける感覚・・・が繰り返し起きるようになりました。

モンローは、自分は病気ではないかと思い、医者に相談しました。
しかし、脳波・身体検査などをしても異常は見つかりませんでした。

そこでモンローは「意識とは何か」を本格的に研究し始めます。

そして、音・脳波・睡眠状態などを研究する中で、ヘミシンク技術が生まれていきました。

この体験は後に「Journeys Out of the Body」という本にまとめられています。この本は1971年に出版されて、体外離脱(OBE)の古典的な本として知られるようになりました。

モンローの話は、科学研究・意識研究・スピリチュアルのちょうど境目にあります。

だから、研究として興味を持つ人・不思議な体験として読む人の両方いるんですよね。

ただ、モンローが最初に感じたという「振動」。

これ、実は瞑想や体外離脱体験の報告でとてもよく出てくる感覚なんです。

そしてヘミシンク音源でもこの状態を作ろうとしています。


ヘミシンクの原理(バイノーラルビート)

実はヘミシンクの原理であるバイノーラルビードは、1839年に発見されてるのです。つまりすごく昔の科学現象なのです。

バイノーラルビートを最初に発見したのは、Heinrich Wilhelm Doveというドイツの物理学者。

ドーヴは音の研究をしていて、左右の耳に違う周波数の音を聞かせる実験をしていました。

そのとき、左耳に少し低い音、右耳に少し高い音を聞かせると、実際には存在しないはずの「うねり」のような音が聞こえることを発見しました。これがバイノーラルビート(binaural beat)。

この現象は空気中では起きていなくて、スピーカーで起きたわけでもなくって、脳の中で作られている音なんです。

・・・と、ヘミシンクとバイノーラルビートを語りだすと終わらなそうなんで、今回はここまで。

思い出したのですが、ちょうど、こんな本を読んでいた時期です。
寝てて、幽体離脱してしまったのは。
目の前に天井があって。
横に猫のジャングルジムがあって、それを見下ろしていました。
自分は?????
と、寝ているかもしれない自分を観ようとした直後に、ぶっといゴムが腰についていて引っ張られるように、どしん!とベッドに叩きつけられました。

また、やってみようかなwww

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