四柱推命ワーク③/天中殺
わたしたちは生まれる前に、今世をどう生きるかを決めて、両親を選んで生まれてきます・・・という考え方があります。輪廻転生を繰り返す魂が、今回は何を学ぶか企画書を作ってるんですね。それは自分取扱説明書でもあります。しかし肉体を持つと、それをすっかり忘れてしまいます。
それを思い出させてくれるツールが「占い」。
きらら舎ではまずは西洋占星術で「自分取扱説明書」を作る会を始めました(自分の取扱説明書を作る会/西洋占星術)。今回は四柱推命でやっていきます(自分取扱い説明書を作る会/四柱推命)。
いずれも、一つづつ読んで自分で読み解くことで、最終的にはそれらの占いをマスターすることができます。
命式はご自分で作成もできますが、きらら舎に請求(無料)することもできます。
請求される場合は、LINEから
・生年月日
・出生時刻
・出生地
・可能であれば性別
を、送ってください。
天中殺(空亡)
これについては以前の記事にも何度か書いたのですが、改めてリライトします。
四柱推命を、恐怖の占いとしてしまっているのが、「天中殺(空亡)」なのではないかと思います。一番インパクトがあり、一番気づきやすいため、わたしも四柱推命を勉強し始めたきっかけがこれです。
天中殺というのは、空亡とか大殺界とか呼ばれているものと同じです。個人的には一番意味が伝わりやすい「空亡」を採用していますが、今回は受講していた講座のシステム(終了し、終了証をいただきました)で算出する表を使うため、「天中殺」を使っています。
♦ 天中殺って何?
干支というのは、「十干と十二支の組み合わせです」ということは前回のワークにも書いています。鋭い人は、ここでピン!と来たかもしれません。・・・そうです、数が合わないんです。
干(天干)は「天のエネルギー」、支(地支)は「地のエネルギー」を表しています。そして、干支は「天と地」の2つのエネルギーで成り立っています。
でも、組み合わせていくと干がない十二支が2つできちゃうわけです。
お渡しした命式表をみてください。
左に天中殺と書いてあります。この上の段のものを観ます(下の段は別のもので、これはまた後日説明していきますね)。
日柱が甲戌の人のサンプルで表を作ってみますね。上の段に「甲」下の段に「戌」と書いて、あとは順番に埋めていくと・・・

申と酉の上に何もないですね。だから、申と酉が天中殺にあたります。天(空)が亡いので空亡ともいうわけです。
ちなみに、この表は、十二支の2つが十干と合わないという説明用で、すべての天中殺がこれで計算できるわけではありません。天中殺は日柱が属する「旬(10干支のまとまり)」で決まるのですが、その説明は難しいので、天中殺は命式をご参照ください。
申と酉は年、月(8月9月)、時間(15時~19時)で回ってきます。しかし、一番注意が必要なのは年で、次に月です。重なる場合はさらに要注意!
天からのエネルギー(保護)がない時期なので「天からの恩恵を受けにくい」ため、少し不安定な状態だと捉えることができます。
でも、昔は新しいことをしてはいけないとか、じっとしていなくてはいけないと言われていました。実際にわたしがサポートをすることになった、占い師のミレイさんが、2024年と2025年が天中殺なので、本格的に占い師を再開するのは天中殺をあけてからの2026年ということなのです。さらにミレイという名前も天中殺時期に決めたから改名するかもって。
実は50年前の本や師匠から得た知識で活動しているミレイさんと、最近の講座で鑑定士となったわたしとは少し考え方が違っています。
ミレイさんは練習のため、有名人を占っています。かなりの確率で、離婚したり犯罪を犯したり、亡くなったりした人が天中殺の時期であることが多いのですが、その理由を考えれば、「この運気のしくみを知らなかったので、天中殺に合わせた行動ができなかったから」と言えます。
今まで何度も天中殺を体験して、周囲の人の天中殺を見ていてだんだんわかってきたことは、
・たしかにうっかり事故は多い
・努力と結果が一致しにくい
・評価が遅れる、または誤解される
・予定が白紙に戻る
・一度決まった話が流れる
・離婚や別れる人が多い
・紛失物が多い
・お金が出ていくことが多い
・過ちを正される(犯罪が露見する)
・・・・・・
これは「運が悪い」のではなく、
天の後押しがないため、社会の流れと同期しにくいから。
(本人や家族が)亡くなったことについては、そうじゃない時に亡くなる人もいるので、一概には言えないため、これには触れません。
手放すものが多くなるのも天中殺の特徴のような気がしています。しかし、失うわけではないんです。手放すべきものを手放しただけ。修正しなければいけなかったことを修正することになっただけ。
♦ 天中殺、どう過ごす?
むやみに恐れて、テンション下がって、今は運気が悪いんだと思いこんで・・・・・そうしたら、ますます運気は下がります。
運気には流れがあります。これは毎年同じで、12年周期で上がり下がりは同じなんです。ご想像通り、天中殺の2年、2か月は運気は一番下がっています。でもどこまで下げるかは行動で変えることができます。
ここで、母の話をします。わたしの母のことはきらら舎ラジオでお話しましたが、2024年(天中殺)に突入してから、不平・不満・悪口・グチを言わないように心掛けたんですね。それまではひどかった(笑)
不平や悪口を言うということは何か嫌なことがあったということ。でも、それを口に出して言うと、その時の感情が再び自分を取り囲むわけです。もしかすると、受けた時以上になって、再びその感情に取りつかれます。・・・・・いいことないんです。
まあ、言うことでスッとするという場合もあるかもしれませんが、脳科学者と精神科医によれば発した悪口が、実際には自分の脳を傷つけているのだそうです。人は誰かの悪口を発するとドーパミンなどのホルモンが分泌されるのですが・・・この話はいつかまた。
母が誰かの悪口を言ったら、「でも、〇〇してくれてるじゃない」とその人が母にしてくれていることを言い返しました。「ああ。歩けたら、〇〇に行きたいのにな」と言ったら、「足は不自由でもトイレには伝わり歩きでいけるじゃない。目も見えるじゃない。美味しい物も食べることができるじゃない。」と、言い返しました。
やがて、不平・不満・悪口・グチを言わないほうが、自分も気分がいいことがわかったら・・・・・元気になったのです。血糖値も下がったのです。
天中殺で「天からの恩恵を受けにくい」分を、気分を上げたり、誰かのために何かをしたりすることで補うと、それほど運気が駄々下がりしません。
ただ、たしかにタイミングが悪かったり、注意が散漫になりやすかったりする時期ではあるので、急がない・焦らない、整理整頓・断捨離、行動の前に勉強や下準備をいつもより念入りにする、いつも以上に健康には留意する・・・・・
♦ 後押ししてくれるエネルギー
天中殺が「申・酉」という場合は、この時期には「天からの恩恵を受けにくい」。また、「申・酉」のもつものがない・・・と、とらえることができます。しかし、無い分、それと反対にある十二支からの後押しがもらえます。
サンプルでは「申・酉」天中殺なので、その反対側を観ます。それぞれ「寅・卯」になります。申酉天中殺グループの人は、寅と卯の後押しがもらえます。
十二支れぞれのエネルギーのお話をします。自分にない(天中殺)十二支と後押ししてくれる十二支の特徴を把握して、生きやすい道を一緒に探すことにしましょう。
天中殺のとき「やってもいいこと」
ここは安心ゾーン。
♦ やってもいいこと
・試しにやってみる
・勉強・研究・準備
・仮スタート
・内面の整理
・方向性を探る
・これまでのやり方を疑う
・いったん手放す
ポイントは「結果を確定させない前提」で動くこと。
♦ 注意が必要なこと(具体例)
最後に、ここだけは現実的に。
天中殺の時期は、次のようなことは慎重に。
・人生を固定する決断※
(結婚・離婚・独立・大きな契約など)
・評価や肩書きを目的にした行動
・無理な拡大
・「今決めないとダメ」という焦り
・他人の正解に乗ろうとすること
天が介入しない時期に天の保証を求める行動をすると、
ズレやすくなります。
※ 占い師の中で、これ、やっている人いるんです。わざと。
四柱推命鑑定士養成講座を作った人も天中殺の年に講座を作りました。
新しい独自の占いを開発している人も、天中殺の年に結婚して家を建てました。
天中殺は古い思想であって、新しい解釈が必要なのは間違いないようです。
ただ、2人に共通していることは、無料で提供する情報がたくさんあり、無料にするにはもったいないほど、講座が作りこまれていることです。
これはもちろん、集客のためかもしれませんが、無償で世の中に貢献している(昔の言葉でいえば徳を積んでいる)ともいえそうです。
つまり、利他の精神が天中殺の特効薬なのかもしれません。
天中殺の種類
天中殺は「季節そのもの」じゃなくて季節のどこが抜けるかの話。
各天中殺の「抜け方の質」
● 子丑天中殺
冬の導入・基盤
安全・生活土台
休む力
→ 安心の作り方がズレやすい
● 寅卯天中殺
春のスタート・成長
方向性・未来展望
→ 始めどきが噛み合いにくい
● 辰巳天中殺
春から夏への移行
構想→行動への変換
→ 考えてるのに動きにくい
● 午未天中殺
夏のピーク・拡散
表現・評価・勢い
→ 出しているのに届きにくい
● 申酉天中殺
秋の収穫・決断
結果・完成
→ まとめ・決断が保留されやすい
● 戌亥天中殺
秋から冬への移行
手放し・終わらせる力
→ 終わらせきれない/切り替えにくい
天中殺って結局、「人生の流れの、どの切り替え操作が天から自動配信されないか」
だから、しんどさの種類も、タイミング悪さの出方も、追い風になる反対側もグループごとに違います。
次は天中殺グループ別に詳細をまとめていきます。
noteの記事で「久しぶりに天中殺の話です」という記事を以前書きました。
これも参考にしてみてください。
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