潜在意識と顕在意識
LINEから質問がきました。
潜在意識って、アクセスするといいことがあるように言われるときと、トラウマや繰り返してしまう癖などで悪く言われるときがあります。どっちが正解なのですか?
・・・ってことで、今回は潜在意識について、まとめてみたいと思います。
潜在意識は「層」になっている
潜在意識ってひとつの空間じゃなくて、玉ねぎみたいに層が何重にも重なってる構造なんです。ただし、脳科学の話ではなく、心理学(特にユング派)の理論で、心の働きを説明するための抽象モデルです。
浅い層(表面近く)
日常で意識しやすい願望や「うまくいきたい」「褒められたい」というポジティブな面。
この層は affirmations(アファメーション)や瞑想で動かしやすい。
深い層(根っこ部分)
トラウマや自己否定、過去の痛みの記憶など。
こっちは「思い出したくないけど反応してしまう」自動反応を生む部分。
だから、いいことを引き寄せる力も、
同じパターンを繰り返してしまう力も、
どちらも潜在意識の働きです。
どっちが正解?
どちらも「その人の中で真実」。
ただし、「どちらを強く動かしているか」が現実に出ます。
良い言葉で潜在意識を育てると「創造」
傷に気づいて癒やすと「浄化」
どっちも必要で、順番もどっちが先というより波のように行ったり来たりして心が整っていくというイメージです。
潜在意識に潜ってみよう
水面に出ている氷山が顕在意識であるということがいろいろな本にも書いてあるし、いろいろなところで説明されているので、これはわかるでしょう。
具体的な状況を想定して顕在意識から潜在意識に潜ってみましょう。
顕在意識(思考でわかっている領域)
たとえば、
「仕事で褒められたいのに、うまくいかなくてイライラする」
このとき、頭では「頑張ってるのに認められない!」って思っている。
ここは表層の思考レベルの顕在意識。
怒りや焦りはここで感じやすいです。
潜在意識(感情と記憶の層)
その「怒り」を少し深く見ていくと、
「本当は、がんばっても報われない気がしてる」
「わたしの努力は誰も見てくれない」
という悲しみの層が出てきます。
これは過去の体験(子ども時代や恋愛・親子関係)とつながっていて、
「認めてもらえなかった痛み」が潜んでる部分。
さらにその奥に潜ると、
「どうせ自分なんて愛されない」
「自分には価値がない」
という根源的な自己否定のプログラムが出てきます。
ここはもう思考では触れない領域で、
自分でも気づかない「自分の現実をつくる設定ファイル」みたいな場所。
魂レベル・過去世の層
さらに深く入ると、
「誰かを守れなかった」
「自分の失敗で誰かが苦しんだ」
みたいな過去世の罪悪感や誓いが眠っている場合があります。
これが現世で「人を喜ばせないと怖い」「責任を背負いすぎる」という形で出てくるものです。
浄化と変容のステップ
怒りを感じる(防衛反応)
悲しみを認める(本音)
自己否定に気づく(根源の誤解)
自己受容へ進む(癒し)
魂の誓いを書き換える(再設定)
こんな感じの層を認識しておくと、現在起こっていることや何度も繰り返してしまうことの原因を解明・解消していくことができます。
こうあらねばならない、こういう自分でいると楽・・・という「自分だと信じている自分」を一回ぶっ壊すのも、ステージアップ・・・最近はやりの言葉でいえば次元上昇のきっかけになります。
ちょっと潜在意識に沈んで、
本当に、自分ってそういう人間なのかな?
・・・って自分に問いかけてみると、それは、憧れの姿であり、実際はもっと情けなかったり、いやなやつだったり、できないやつだったり・・・そういう自分も存在するわけです。
次に、深く潜っていくと、
今の自分だと信じている・あるいは演じている自分を作っているのは、幼少期にいい子でいれば親が喜んだ・・・あるいは、親に残念な子だと思われたくないという意識に出会うかもしれません。
ここで一旦浮上してきてw
情けない自分もいやなやつな自分も、自分が思っているほどできる人間じゃないことも、一旦受け入れて抱きしめて、
・情けない面もあるけれど、頑張るのだ!
・いやなやつが時々顔だしちゃうけど、イヒヒと笑って頭をかこう。
・できない自分に気づいちゃったら、これからできるようになればいいんだ。・・・と、開き直ってみましょう。
一度で癒せないこともある
参加しているヒーリングの講座で、最初の頃、
思い出して嫌な気持ちになることは思い出さない主義だったわたしは、なんでわざわざ、意識の下にしまってあるものを解放しなくてはいけないんだろうって思っていました。
つらい経験をした人もたくさんいるでしょう。
わざわざそれに触れなくていいじゃないって考えていたのです。
でも、結局、それはしまい込んであるだけで、消えてはいないんですね。
見ないふりしているだけ。
時々、思い出してしまって、慌てて違うことを考えるようにしたりすることもあります。
つらい経験すぎて、すっかり忘れている人もいるでしょう。
でも、それが、実は何かに影響していたりすることも多いのです。
だから、痛くても取り出して、癒していかねばならない。
・・・・・これが潜在意識との付き合い方です。
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