女性が好きだと言いずらい
※AIは使用していません。
「この地獄からもう逃げることはできないのよ」と、主人公を無理やり現実へと追い詰め「厳しさという名の救済」を与えてくれるヒロインや、上から目線でタバコでも吸い散らかし翻弄してくるような「ちんけなプライドの解体」をしてくれるヒロインが増えてきたような気がする。
僕はそういった女性キャラクターがだいすきだ。
これだけ強女性コンテンツに溢れているということは、強女性キャラに「解体」「救済」「教育」「使役」されたい、と思いを馳せる僕のような男性はとくべつ少ないわけではなさそうだ。
僕が深く好きになったのはここ半年、そういった強女性キャラの「厳しい優しさ」に気づいたからだ。たしか初めてエヴァンゲリオンを見た時だ。語っていたらきりがないが女性キャラクターが尊い。あたたかい。
そんな体験をしたくて、さまざまな作品を視聴するたびに女性キャラクターとリアルな女性と照らし合わせ読み解くことにハマっていた。そのうち生活に支障が出てきた。
さいきんなんだか「女性そのもの」がすきだ。
まず、僕は自立心のある女性たちがすきだ。最強だ。きっと女性だってそういう女性がだいすきなはずだ。
だって、実在する。自分という芯を保ちながら他者をむやみに侵さない力強く優雅な人を。
その女性たちの醸し出す余白が「僕にはない苦労を抱えているのではないか?」「何か助けれることはないか?」と想像させる。気にならせる。胸が熱くなる。ちなみに特に何もなくてもかっこいい。雰囲気でもかまわない。
僕はそのような女性たちにとくべつに気に入られたい。仮にそれが出来なくてもせめて彼女の幸せを祈っていたい。いや、本当は見える形で彼女たちの人生に寄与したい。良い奴だと思われたい。使える男だと思われたい。
どれだけ女性を美化しても「現実の女性は君のこと好きじゃないよ」という冷ややかな意見が脳裏によぎったけれど、それがどうした。
リアルな女性は男性のことをデフォルトで好意的に見ているわけではないし、なんなら認知していないし、道端で僕を見かけたときに直観で「気持ち悪い」と判定し、まるでTikTokショート動画をスワイプするかのように早歩きをされている可能性も大いにある。
想像するだけで心臓がちぎれそうだけれどこれが現実だと受け入れている。
しかし、悪いのは気持ち悪い僕であり、女性ではありません。「女性が尊い存在である」ことにかわりはない。
それでも僕だけがとくべつに気に入られたい!
世の中の女性が少なくとも「自立して強い女性たちの卵」であると仮定して生活していると、「世の中の女性は敵ではない」と。労わり尊み慈しむべき存在にだんだん見えてきます。つまり、なんだか、「推せる」ようになるのです。
僕は家庭環境もあり、女性不信に陥りがちだったので「そもそも女性が好きで、女性に好かれたい」という原始的で素直な気持ちを忘れがちになる。
なんだかネットの変な意見に流されて、素晴らしい女性へ疑いの目を向けるのが嫌だ。だから、女性が好きだ。生きる希望だ。
ここまで書いて思ったけれど、僕が自立していない男性だから世の中の女性が見境なく尊く見えるのだろうか?それになんだか変態チックなことを言ってるような気がしてきた。
ちなみに最近は「働いてる女性」であれば凄く、尊い。こう、皮の、重たそうな靴をお履きになっている女性が特に。靴に説得力のある女性は上位存在感が凄い。
