出演者のトークで商品がどんどん売れていく、通販専門チャンネルの凄さ
「番組」としてのテレビショッピング、好きですか?
おそらく、好き好んで見る人はいないと思います。
地上波の場合、主に深夜帯や早朝帯、はたまた平日日中や土曜午前に放送されていることが多いですよね。
通販番組と聞くと、ショップジャパンとかジャパネットを思い浮かべると思います。その中でも私は「ライブ感」がある通販チャンネルが好きで、一時期それらにドハマリしていました。
24時間生放送の通販番組
通販チャンネルの存在を知ったのは中2のとき。あるバラエティ番組でショップチャンネルが紹介されているのを見て知りました。
内容自体はコールセンター業務の密着でしたが、それよりも「24時間365日、通販番組しかやらない」CSチャンネルがあることに大衝撃!
CSって本当に何でもあるんだなぁと改めて思いました。
地上波とBS(それもNHKとWOWOWのみ)しか見られない環境で育った身として、CSは宝箱のように見えます。今だとサブスク動画サービスが軒を連ねていますが……CSは一気にチャンネルが増えるので、どうせだったら好きなジャンルしかやらない放送局をかけていたいと思いますよね?
ちなみに当時は声優沼にハマっていたのでアニマックスとかAT-Xとかが見たくて、一回だけ母方の伯母に「アニマックス見せて!」と押しかけたことがあります。
なので通販チャンネルの存在を知っても見たくはありませんでしたし、正直「どこに需要があるの?」とさえ思っていました。
地デジのBSで二度目の衝撃
初めての地デジ視聴は病院の待合室でした。病院にしては珍しくBSも映り、一人テンション爆上げでチャンネルを変えまくったものです。
当然ですが、いわゆる「民放のBS」も初体験でした。
現在一部のBS民放では、ショップチャンネル・QVC・GSTVの同時放送を行っています。当時はGSTVがなかったのでショップチャンネルとQVCの二強、しかもリアタイで生放送を見ることができたのです。
そのときやっていたのもショップチャンネルとQVCでした。やはり実際見ると「本当にやってるんだ!」と感動するものですね。後者に至っては存在すら知らなかったためガチの初体験となりました。
ショップチャンネルはワードロープ系だったと思いますが実はあまり覚えていません。どちらかというとQVCの記憶が鮮明です。何せ初QVCはロマンいっぱいのジュエリー系。画面いっぱいに映ったダイアモンドの輝きは今でも忘れられません。
程なくして、我が家のテレビも地デジになりました。
2階にもテレビはあったのですが、家計の都合上で1階のみ。それでも民放のBSが見れる嬉しさのほうが強かったです。
このとき私は、アニメよりも放送業界に興味を惹かれていました。しかも夢はアナウンサー。ショップチャンネルもQVCも放送局なのでお抱えの進行役がいます。
そのため沼にハマっていくのも、ある意味自然の摂理でした。
通販専門チャンネルの何を楽しんだか?
ショップチャンネルもQVCも、安い価格帯としては4000円前後が妥当です。高校生が買える品物は稀有に等しいですし、買うにしても親にせがむしかありません。
ではなぜハマったのか?それは、進行役の話術です。
両社とも原則生放送のため、紹介商品はリアタイで在庫が減っていくわけです。商品の魅力はもちろんですが、何と言っても進行役の説明が肝といっても過言ではありません。
放送中に商品が売り切れたときは得も言われぬ爽快感!といっても、スタッフの皆さんは大変でしょうが……いずれにしろ、商品の魅力をトークで引き出すプロの技に感服します。
進行役の特徴
ショップチャンネルの場合【進行役:キャスト】
ショップチャンネルのキャストはテンション高め型と落ち着き型に分かれる印象です。テンションが高くても言葉がスッと耳に入るキャストさんもいらっしゃいますし、一度見たら忘れられないキャストさんもいらっしゃいます。
基本的に1番組1キャスト。沼っていた2009~12年頃はよく別のキャストさんが乱入して番組を盛り上げていました。今は22時台や0時台を中心にキャスト2名体制で放送することがあります。
私はまだ未経験ですが、去年からラジオショッピングに進出したそうです。(嶋田キャストって爆問と同級生だったんですね……知らなかった)
QVCの場合【進行役:ナビゲーター】
QVCのナビゲーターは気さくなトークをする方が多いです。あまりにも気さくすぎて時折タメ口になる方もいらっしゃいますが、逆に言うとそれがナビゲーターの武器なんだろうなと思います。最たる例がナビゲーターの冠番組です。
現在はジュエリー・料理・健康・ファッションの4番組。ナビゲーターメインの番組は昔からやっていますが、番組単位で進行役を固定するパターンは私が知る限りQVCしかありません。テレビショッピングの枠を超えた番組作りはナビゲーターあってこそなのでしょうね。
沼から離れて数年後……
実は大学進学後、当時住んでいたアパートにBSアンテナが付いていなかったのでしばらく視聴するのをやめていました。社会人になってからは休みが少なかったのと転職活動等で見る時間が減り、各公式サイトをブックマークしている割にいつの間にか「見る」選択肢が無くなっていました。
あれから時が経ち……先日、ショップチャンネルの生放送がYoutube視聴できることを知りました。
QVCは先立ってYoutubeでも配信しています。
QVCのYoutube配信が開始されたとき、ショップチャンネルは公式サイトでしかネット生配信をしていませんでした。なので私にとっては大変な吉報です。
久々に見ると、沼っていた時期のキャスト・ナビゲーターがいました。
「えっ、小縣さん還暦迎えたの!?(ショップチャンネル)」という驚きもあれば「加賀さん相変わらずバブリーだな(QVC)」と変わらない姿に安堵するなど、ある意味ホームに帰ってきた感が否めなかったです。
ちなみにコロナ禍のとき(=ニート期)は収録対応で放送していることを知っていたので敢えて見ていませんでした。やはりこういうのは「生放送」がミソなので、そこにまで現実を直視したくなかったのが正直な理由です。
声の仕事をするようになってから改めて2つの通販専門チャンネルを見るとたくさんの発見があります。
従来の放送局と違った声の使い方はもちろん、トークにおける抑揚の出し方やコメントのまとめ方、さらには声を張り上げるタイミングなど……意外とプレゼンスピーチに応用できる技がてんこ盛りです。
喋りの勉強をしたい方、ぜひ一度「ショップチャンネル」と「QVC」をご覧になってみてくださいね!
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