妄想日報 4月14日「ウォーター」
8:47出勤。
ランチは、珍しく賑やかなほうの中華料理店へ。「ガツンとしたもの」という新入社員フクくんの要望。ちょうど近くにいた数名で出かけた。
店内はやはり大混雑している。しばらく席が空かない。ようやく席が空くもお皿がそのまま。お皿が下がっても案内されず。どうにか席についたら水も出てこなかった。
「すみませーん。すみませーん!」と呼ぶも店員さんがぜんぜん来ない。「すみませーん!」ユミさんもフクくんも呼ぶ。次長も呼ぶ。
そのとき「お水くださーい!ウォーター‼︎」と、格別によく通るヘレンケラー主任の声が店内に響き渡った。一撃で、店員さんが猟犬のごとくすっ飛んできた。
皆でほれぼれし、半チャーハンを食べながら
「声楽かなんかやってるんですか?」
と口々に尋ねた。
午後、次長が「いやあヘレンケラーさんの『ウォーター!』は迫力あるよねえ」と感心しつつ
「ところで、あの店、のど乾かない?」
ウォーターサーバーとデスクとをしきりに往復していた。
