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令和のマネリテ・ショック。同じ80万円の残酷な格差。


仕事のスキルは一級品で、人間的にも尊敬できる同僚たち。
でも、ひとたび「お金」の話になった瞬間、
そこには令和とは思えない絶望的な「リテラシーの断絶」が口を開けていた。

最近、職場で今はなき「ジュニアNISA」の話題が出たときのことだ。
ある同僚が、事もあろうに銀行や郵便局の窓口へ行き、「医療関連のテーマ型投信」を積み立てていたことを知った。
正直、目玉が飛び出るかと思った。

追い打ちをかけたのが、「株は元本保証がないから、10年使わないなら定期預金にすれば?」という違う同僚のアドバイスだ。
10年という歳月は、資産運用において最強の武器である「複利」を爆発させるためのボーナスタイムだ。
その貴重な時間を、インフレで実質的な価値が目減りしていく定期預金に捧げる。
それは、10年かけて自分のお金の価値をゆっくりと殺していくようなものだ。

「10年あるなら、インデックス一択だろ」
――喉まで出かかったその言葉を、私は必死に飲み込んだ。
彼らも「NISA」という言葉は知っている。
でも、その箱の中に「何を入れるべきか」、
そして「誰から買うべきか」という本質を、誰も教えてはくれない。
窓口の手数料が高い商品をカモとして買い支え、
自分の本業と同じ業界に思考停止でフルベットし、
「元本保証」という幻想にすがって機会損失という最大のリスクを無視する。

同僚が選んだとされる医療関連のテーマ型投信。
私が現在主力にしているのは、手数料ゼロ、コストを極限まで抑えた全世界株式(オルカン)やNASDAQ100といったインデックスファンド。

もし、ジュニアNISAの最後の年(2023年)に、満額の「80万円」を一括投資して、今日まで運用し続けていたら、一体どのくらいの差がついたのか。

結論から述べよう。

この3年間、歴史的な株高と円安の波があった中で、私と同僚の口座残高には、実に114万円もの差がある結果となった。

同じ時期に、同じ80万円という原資を、同じ「ジュニアNISA」という非課税枠に入れただけだ。 たったそれだけの「選択」で、なぜこれほどまで残酷な差がついたのか。 「テーマ型投信の罠」と、実際の運用数値を交えて公開する。

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