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顔の見える棚主として 〜えにしの本屋棚主通信〜

先日、流山市の「えにしの本屋」で開催されたトークイベント「『シェア型書店』を話そう」にて、棚主として活動報告をいたしました。

シェア型書店である「えにしの本屋」。
ここでは棚主が自身の棚の中で、どんな本を、どんなふうに置くのか、決定することができます。

棚には名前が付けられているのですが、その看板(ネームプレート)にわたしは、屋号だけではなく、だれがどんな想いでつくった棚なのかをわかるようにしています。
いわば、「顔の見える棚主」です。

「顔の見える棚主」として看板にも工夫
棚に設置した看板(ネームプレート)

また、書名などの書誌的事項と価格が書かれたスリップにも、おすすめポイントを記すことで「顔」がより実体のあるものとして捉えてもらえるように工夫しています。

手書きのスリップをすべての本につけています
スリップにも「顔」が

こういったことから、6月に開催した一日店長兼ブックトークイベントでは、ご来場いただいた親子さまから、「この棚にある本なら、子どもに自由に選ばせることができる」とのうれしいお声をいただくことができました。

わたしも子を持つ親として、子どもには本を選ぶよろこびを大切にしたいと考える一方で、その本が子どもの成長を妨げることになりはしないのか、と心配する気持ちはよくわかります。
文学としての作品を考えた際に、暴力的な描写、性的な描写が必然となりうることは理解していますし、それを批判する意図はありませんが、その暴力的な描写、性的な描写を、精神的な意味でも発達段階にある子どもたちにそのまま手渡すことが、果たして適切なのかどうかは考える必要があります。

この棚にある本は、元図書館司書として、RTAコミュニケーションスペシャリストとしての視点はもちろん、子育て中の親としての視点からも、子どもとおとなに繰り返し読んでもらいたい本だけを厳選してお届けしています。

これこそ、「顔が見える棚主」だからこそ、出会えたお客さまとのエピソードだなと、今回のトークイベントでもシェアをいたしました。


『怪物はささやく』表紙と手書きのスリップ
新たに入荷した本の一部。骨太の児童書です

棚には新たに児童書を納品しました。
ぜひ、実際に手に取って、読んで、選んでくださいね。

【えにしの本屋】
千葉県流山市江戸川台西2丁目183
ギャラリー・ぶらっとえにし内
東武アーバンパークライン「江戸川台」駅徒歩3分
営業 木・金・土・日 13~18時
8月はサマータイムで水・木・金・土・日 15〜19時
ホームページ



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