2学期が始まるまでにやっておくこと【教員向け】
始業式当日、教室はどんな空気になっていますか
私は現役15年目の教員です。夏休み明けの教室は、生活リズムの乱れだけでなく、クラス全体の空気そのものが不安定になりやすい時期です。
長い休みのあとは、生徒一人ひとりの状態にばらつきが出ます。すっかり調子を戻している子もいれば、まだ夏休みモードが抜けていない子、友人関係の変化に戸惑っている子、学校への足取りが重い子など、状態は様々です。この差を前提にせず、始業式からいきなり通常運転で進めてしまうと、ついていけない生徒が出てしまいます。
始業式までの準備段階で、担任側がどんな心構えと仕組みを整えておくかによって、2学期のスタートの空気は大きく変わります。
この記事で手に入るもの
この記事では、2学期が始まるまでに教員側で準備しておきたいことを、学級経営・生徒対応・自分自身のコンディションの3つの側面からまとめています。あわせて、工藤勇一さんと木村泰子さんという2人の元校長先生の考え方を、学級経営にどう活かすかという形で紹介します。
読み終えたときに、「始業式までに、何を整えておけばいいか」が具体的に分かっている状態を目指します。
まず今日から変えられること1つ
始業式のホームルームで、**「今日から、どんな2学期にしたい?」**とクラス全体に問いかける時間を、あらかじめ計画に組み込んでおいてください。
いきなり生活指導や連絡事項から入るのではなく、上位の目標をクラスで共有する時間を最初に取ることで、その後の指導が「押しつけ」ではなく「合意」として受け止められやすくなります。
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