【note毎日更新中】Webライターが気づいた「読まれる記事」と「独りよがり記事」の違い
ライターになりたての頃、私はとにかく「自分が書きたいこと」を書いてました。
日々の気づきや、
好きなテーマ、
経験談…。
ネタは尽きないし、筆もよく進む。
「これ絶対おもしろいはず!」とウキウキしながら記事を公開していたんです。
……でも、待てど暮らせど反応はなし。
アクセスは伸びず、いいねもつかず、コメントなんて夢のまた夢。
まるで、人気のない空き地で一人漫談してるような、そんなむなしさがありました。
「どうして誰も読んでくれないんだろう?」
「これだけ頑張ってるのに、伝わらないのはなんで?」
正直、少しずつ書くのが怖くなっていた時期もあります。
そんな私がある時、
「読者が読みたいものって何だろう?」と視点を変えたことで、
構成に迷わなくなり、執筆もスムーズになり、
何より“伝わる実感”が持てるようになったんです。
今回はそんな“視点の切り替え”について、当時のつまずきや気づきを交えながらゆるりとお話していきます。
「書きたいこと」を書いていた頃の私

当時の私は、とにかく自由でした。
自分の思ったこと、
自分が経験したこと、
自分なりの考えを、もう好き放題に書いていました。
これは絶対に誰かの役に立つはず!って、謎の自信を振りかざしてね。
はい、完全に独りよがり系ライターです(笑)
まさに、自己表現の暴走族。
「私が書きたいから書く!文句あるか!」って感じで、
今読み返すと、ちょっと恥ずかしくて目をそらしたくなるやつです💦
でも、ある日ふと気づいたんです。
「……ん? これ、誰も読んでなくない?」って。
公開ボタンをドヤ顔で押したあと、アクセス画面を開くのが楽しみだったのに、
いつ見ても「本日:3(うち自分2)」みたいな数字。
SNSにシェアしても、反応してくれるのは気を遣ってくれる友達だけ(ありがとう…)。
構成もよく迷ってました。
「何から書けばいい?」
「話があちこち飛んでない?」
「結論ってどこいった?」
脳内でツッコミが止まらない。
下書き画面を開くたびに、「迷子の文章」がずら〜っと並んでる光景、
あれ、地味に心削られますよね…。
今思えば、私は自分の満足のために書いてたんです。
読者が何を求めてるかより、
「私がどう表現したいか」を優先してた。
それで届くわけないよねって話なんですが、
当時はそれすら気づいてなかったんだから、タチが悪い(笑)
“読者が知りたいこと”を考えるようになってから

あるとき、バズってほしい!と思って書いた渾身の記事が、
びっくりするほど読まれなかったことがありました。
拡散狙いでタイトルも工夫したし、
語り口にも熱を込めたのに、リアクションはゼロ。
さすがに凹みました…
でも、凹んでばかりはいられない!
悔しくて、SNSでよくバズってる記事を片っ端から読み漁ってみました。
そしたらね、気づいたんですよ。
バズってる記事って、
「自分が言いたいこと」じゃなくて、
「誰かの悩みを解決してる記事」だったって。
体験談でもノウハウでも、ちゃんと読者の役に立ってるんですよね。それが私にはありませんでした。
それからというもの、
「読者が知りたいことって何だろう?」と考えるようになりました。
例えばキーワード検索
「Webライター 初心者」って検索する人は、どんなことに悩んでるのか?
・ライターの始め方?
・仕事の取り方?
・稼げるようになるまでのステップ?
いろんな可能性はあるけれど、
「たぶんこの辺りが一番知りたいだろうな」と仮説を立てて、
その悩みに答えるように構成を組み立ててみました。
そしたら、不思議なくらい書きやすくなって、
しかも、ちゃんと読まれるようになってきた。
文章って、誰に向けて書くかが見えるだけで、こんなに変わるんだな…って、あのとき思いました。
読者視点を取り入れたら、変わった3つのこと

読者目線で記事を書くようになってから、色んなことが変わりました。
とくに感じたのは、「書くときの迷い」が減ったことと
「読まれる実感」が出てきたことです。
書きやすくなるだけじゃなくて、成果にもつながるんだ…!
と驚いたくらいです。
ここでは、私が実際に感じた「読者視点に切り替えてから起きた3つの変化」を紹介しますね。
執筆スピードが爆上がりした
読者目線で構成を考えるようになったら、
まず「何から書こう…」の迷いが激減しました。
書く前に「このテーマで読者は何を知りたいのか?」を整理しておくことで、
記事の流れがスムーズに決まり、手が止まる時間が格段に減りました。
今まではノリと勢いで書き始めて
途中で迷子になる…というパターンが多かったのに、
視点を変えただけで、ぐっと書きやすくなり執筆スピードが爆上がりしました。
記事の骨組みがカッチリ決まる
読者の悩みを起点に構成を組むと、
ブレにくい記事が作れるようになりました。
問いが明確だから、答えるべき内容も自然と定まる。
結果として、読者の「知りたい」にちゃんと応える流れになり、
読後の「ふーん、で?」っていうモヤモヤが減って、
満足度が上がったなと感じます。
まさに「文章の設計図」がちゃんと引けるようになった感じですね。
ちゃんと読まれるようになった
読者のために書いた記事って、ちゃんと読まれるんですよね。
当たり前といえば当たり前かもしれませんが笑
PVも伸びるし、反応ももらえるし、
何より「読んでもらえた」っていう実感がうれしい。
独り言じゃなくて、届いたって思える瞬間が増えていくと、
ライターとしてのやる気も、不思議と復活してきました(笑)
ライターにとって“書きたい”はゴールじゃない

昔の私は、
「書きたいことがある=書くべきことだ!」と本気で思ってました。
脳内にネタが降ってきたら、
「これは書けってことだな」と勝手に使命感スイッチがON。
でも、それで書いた記事がどれだけ読まれたかっていうと
……まぁ、ねぇ?(遠い目)
で、ある日ふと思ったんです。
「あれ、私、誰のために書いてるんだっけ?」って。
確かに、自己表現って大事です。
私も好きですよ、自分の世界観で語るの。
でも、それが読者にとって意味のある情報じゃなかったら、
ただの独り言なんですよね。
反対に、特別なエピソードがなくても
「読者が知りたいことに、ちゃんと答えている記事」
のほうが反応が良かったりするんです。
「あれ自分語りより、こっちの方が求められてる…?」って気づいて、
嬉しいような、ちょっぴり寂しいような気持ちになりました(笑)
ここで気づいたのは、
ライターのゴールって「書きたいことを書くこと」じゃなくて、
読者の悩みが解決されて、読者が動き出せることなんじゃないか?ってことです。
記事を読み終えた読者が、
「よし、やってみよう」
「なんか少し前向きになれたかも」って思ってくれたら、
それって最高じゃないですか。
自己満の書ききった!で終わるんじゃなくて、
誰かの背中をそっと押せたかもって思えること。
それが、ライターとしての本当のやりがいだな〜と、
最近はしみじみ思ってます。
でもね、誤解しないでほしいんです。
「書きたいことを書くな」って話じゃありません。
書きたいことと読者が知りたいことが重なったとき、
文章ってグッと強くなる。
そのためには、まず「読者ありき」で考える視点が必要なんですよね。
読者の知りたいこと、
悩んでること、
つまずいてること。
そこに手を差し伸べるような記事こそ、
価値があるんじゃないかなって思います。
自己表現も大切だけど、ライターはサービス業。
「誰かのために書く」という視点があるだけで、
伝わり方も、結果も、大きく変わります。
まずは“視点”を変えてみよう

「構成に迷う…」
「文章がまとまらない…」
「頑張って書いたのに、読まれない…」
そんな風に感じているなら、
一度読者視点で考えてみてください。
完璧じゃなくていいんです。
「このキーワードで検索する人って、何に悩んでるんだろう?」
そう問いかけてみるだけで、文章の出発点がガラッと変わります。
・どんな状況でそのワードを打ち込んだのか?
・どんな情報を期待してるのか?
・自分が同じ立場だったら、どんな言葉に救われるか?
そうやって想像してみると、
「何を書けばいいか」よりも、
「誰に届けたいか」が見えてくる。
すると不思議なことに、
構成も、言葉選びも、自然と噛み合ってくるんです。
難しいテクニックはいりません。
大切なのは、読者を想像すること。
今日書くその1記事が、
どこかの誰かの「知りたい」を満たして、
「よし、やってみよう」と思えるきっかけになっているとしたら…
それこそ、ライターとしての最高の仕事だと思いませんか?
