「4ヶ月でスペイン語を学べ」
バッド・バニーによる先日のハーフタイム・ショーは、【スーパーボウル】の米テレビ史上最高ピーク視聴者数を押し上げたそうだ。
彼は去年、なかなかしびれる発言をしていた。
ステージではスペイン語で通すから「理解できないなら、本番までの4ヶ月間で勉強しておけ」と。
コメディ番組内でのジョークだったらしいけど、ここアメリカでそんなことを言われて面白くないと感じた人たちも大勢い。タイミングも最悪で大統領も大憤慨。
このニュースを知ったとき、私は思わず「あはは!」と笑ってしまった。彼のファンたちも「最高にクールだ」と受け止め、SNSでは「スーパーボウルまでにスペイン語をマスターする!」というハッシュタグが流行ったり、Duolingoなどのアプリで勉強を始める人が続出したりと、ポジティブなムーブメントが起きたそうだ。
私は彼のことは知らなかったが、彼の曲には夢中になっていた。ダンスフロアでは必ず流れる。だけど歌詞が分からない。
そんな自分に嫌気が差して、「いい加減、スペイン語やろうよ」と叱咤している最中だった。Duolingoのアプリを入れ、米国Amazonのカートにはテキストも放り込んだ。
私が学びたい理由は、ハーフタイムショー観覧ではない。
単純にスペイン語の曲の歌詞を理解すること。なにしろ、頻繁に聞いているし、なんなら楽しく踊ってる。大好きで聞いているラテン音楽の サビのフレーズがこれほど脳裏に焼き付いているのに、意味が掴めない自分が情けない。
ただ、それだとどうもモチベーションが上がらないので、4月に南米で参加するイベントでの交流を目標にすることにした。そして、それまでに初級レベルを4カ月でマスターする、と決めた。
そう、バッドバニーに言われなくても、私は私で自主的にスペイン語の勉強を開始する。という、妙なシンクロが起きていた。
でも。日本滞在から戻ってきて時差ボケなどでやる気が出ず、なかなかスタートがかからなかった。今は毎日フレーズを耳に流し込んではいるものの、テキストを開いて机に向かっているかと言えば、残念ながらノー。 自分への約束は、どこへやら。
あーあ、本当に自分に甘い。 ハーフタイムは終わってしまった。あのとき挙手した人たちは、少しはマスターしたのだろうか。私のイベントまでは、あとまるまる2か月。 焦るのではなく、その日に向かっていくプロセスさえも楽しみたい。 「お願いだから頑張って」と自分にエールを送りながら、少しずつエンジンをかけていこうと思う。
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