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私が創った優しい世界


日本での充実した滞在を終えて、アメリカの自宅へ帰ってきた。

空港まで迎えに来てくれた夫と家に入ると、リビングには私の大好きなピンクのお花が飾られ、冷蔵庫には大好きな食べ物が溢れんばかりに買い揃えられていた。

旅の不在中のお誕生日を祝うため、翌日は夫がご馳走を作ってくれ、近くに住む息子を招いてくれた。息子も手に美しいブーケを抱えてやって来てくれて、テーブルの上は贅沢なお花でいっぱいに。家族の優しさに包まれた、本当に幸せな時間だった。

折しもその日は、息子の祖母(元夫のお母さん)の93歳の誕生日。 息子との会話で思い出し、私と夫、そして息子の3人でスピーカー越しにお祝いの電話をかけた。彼女はとても喜んでくれて、一瞬で心がパーッと明るくなるような温かい雰囲気に包まれた。

今の夫のことも暖かく受け入れてくれ、私の幸せを自分のことのように喜んでくれる元お義母さん。先日の私の誕生日には、元夫からもお祝いのメッセージが届いていた。

離婚後に元の家族と関係を続けることを「少し不思議」に思う文化もあるかもしれない。けれど、私のこの価値観はかつて暮らした北欧での生活の中で育まれたものだ。

離婚後も互いを尊重し、優しいつながりを保ち続けること。 それは自分のためではなく、何よりも息子が安心して人生を歩んでいけるようにという願いからだった。

もちろん、最初からすべてがスムーズだったわけではない。 けれど自分の内側を整え、巡りあう愛を信じ続けてきたことで、現実は少しずつ、けれど確実に優しい方向へとシフトしていった。

年齢を重ねるほど、人間関係のいざこざや重たいドラマからは軽やかに自由になっていきたい。

手放すべきものは心地よく手放し、感謝と喜びで満たされた世界を選んでいく。

日本でも、アメリカでも、こうして愛の循環の中にいられることに、心からの感謝を込めて。

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