シニア夫の日本語レッスンと、家事ができる男性のこと
少しご無沙汰してしまいました。
日本滞在があまりにも楽しくて、気づけば一日があっという間に終わってしまう毎日。今回も「暮らすように滞在する」という理想どおりの過ごし方をしていて、夫婦それぞれが別行動の日も多め。特別なことをしているわけではないけれど、面白い変化も生まれている。
たとえば夫。
日本語ゼロからスタートしたシニア夫が、この3週間、毎日2時間の日本語学校に通い続けた結果——なんと少しずつ日本語でコミュニケーションが取れるようになってきた!
一昨日は、コンビニからこんなメッセージ。(緑の吹き出しが私)

今日も別行動だったので、いまどこ?とテキストしたら、

もうこんな年齢だから新しいことを習うのは無理、なんて言い訳しないところが、シンプルにすごいと思う。
夫は毎朝、私より早く起きて、自分で朝食を作り、後片付けをしてから学校へ行く。私が起きているときは、紅茶を淹れてくれることもある。アメリカでも普段から料理を担当することが多い。リタイアして時間があるのと、料理好きだから、というのが大きい。でもそれ以上に、「妻が料理をすべき」という考えがまったくない。
そういう人でなければ、私は再婚していなかったと思う。そして、この一点が、アラフォー以降の女性が結婚や再婚に躊躇する大きな理由のひとつだとヒシヒシと感じている。
今回も女友達と過ごして感じたのは、みんなが口をそろえて言う「もうパートナーの世話はしたくない」という一言。
子育て中ならまだしも、家事ができないパートナーのために毎日食事を作るなんて、考えただけでしんどい。でも日本では、そこをこなせないと幸せなパートナーシップを築けないようなイメージが、まだ根強く残っている。
SNSで流れてきた婚活アドバイザーの言葉も手厳しい。
「料理ができない女性は結婚が難しい」と。
私自身、子どものためにお弁当を作り、毎日の料理もずっと楽しんできた。でも子どもが巣立ったあと、再婚相手のためにそれを続けたいかと聞かれれば……「毎日は嫌」というのが正直なところ。アメリカは食材も大きくて重くて買い物からして大変すぎる。相手に時間の余裕があるなら、なおさら協力して欲しい。
だから、その部分はしっかりと理想を願って叶えた。家事を楽しんでやってる人。料理好きで毎日料理してくれる人(笑)。
そんなことを考えていたら、憲政史上初の女性首相となったばかりの高市早苗首相のインタビューが目に入った。
自身の「交際ゼロ日婚」について語っていた。
当時、お相手の議員の方は電話でこう言ったそうだ。
「あなたのことは前から気になっていたんです。私は調理師免許を持っているから、一生美味しいごはんを食べさせます!」その言葉を聞いた高市さんは、母親に相談したあと結婚を決めた、ということで、びっくりした!
恋愛下手だったり、仕事に夢中な人ほど、こんな形であっさりとスピーディに幸せな結婚をするのかもしれない。なんて思った。素敵な話。
会社経営して多忙な女友達は、「私は料理ができないからきっと恋愛できない」と悲観している。そのたびに私は、「日本にも同年代で家事ができて料理好きの男性は絶対いるよ!」と言うけれど、信じてもらえない。周囲に料理好きの男性がいないからかもしれない。
でも、ここでスピリチュアルを持ち出すのもなんだけど、やっぱり望みは叶うと思う。理想があるなら、諦めるよりも「叶うかもしれない」と思ったほうが、人生はずっと楽しい。
愛は「誰かを満たすこと」でも、「愛されるために尽くすこと」でもない。
ギブアンドテイクという考えに縛られると、いつの間にか条件つきの愛になってしまう。自分の波動を満たしながら、共に生きる。その感覚を忘れずに本音を大切にするほど、現実はやわらかく変わっていく。そしてそこから創造される世界こそが、ほんとうのパートナーシップなのだと思う。
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