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オープンマリッジにYESと言える?

オープンマリッジという選択肢について

オープンマリッジとは、夫婦であっても互いに恋人を持つことを許す関係のこと。最近やけにこの言葉を目にして気になったので、自分なりに掘り下げてみたい。

海外に長く暮らしてきたが、「私はオープンマリッジです」と堂々と公言する人には出会ったことがない。でも、この言葉自体は確実に浸透している。浮気とオープンマリッジの違いは、外から見れば判別しにくいかもしれない。夫婦単位で相手探している人たちに過去に遭遇したこともあるし、世の中には本当にさまざまな形の「愛」や「関係性」が存在することは知っている。

調査データが示す傾向

最近のオンライン調査では、アメリカでは男性の64%、女性の57%が「一夫一婦制は時代遅れ」「非現実的」「不可能」と答えている。特にZ世代はその傾向が強く、伝統的な結婚観よりも柔軟さを重視しているそうだ。
ただし、これは「オープンマリッジを望んでいる人が大多数」という意味ではなく、あくまで価値観の変化を示す数字に過ぎない。(ソース

私のZ世代の息子は「幸せな家庭を築きたい」と考えている。そんな同世代の友達もいて、ときどき結婚式に招待されている。本当に仲良く、幸せに暮らしている20代の彼らの写真を見せてもらうたび、なんだか清々しくて、素敵だなと思う。

この街でも、冬のビーチでよく結婚式に出くわす。ベビーシャワー、婚約パーティ、バチェラーパーティ…とにかくお祝い事は絶えない。結婚しない人も増えている一方で、結婚を夢見る男女も確実に存在している。ヨーロッパ暮らしも長かった私だけど、アメリカの方が結婚に対する夢が大きい気がする。


現実の課題とすれ違い

でも、結婚したからといって幸せが続くとは限らないのは、すでにみんなが知ってること。

結婚生活のすれ違いは、独身の頃の寂しさより苦しったりする。どうしても離婚の選択がないときに、苦しみから逃れるために「極秘で別の相手を求める」人たちがいるのも知っている。あるいは「オープンマリッジを選ぶ」という道に進む人もいるのかもしれない。

でも、オープンマリッジは、片方からの説得や妥協で続けられるものではないはず。二人が心から望むか、あるいは相手の願いを痛みなく受け入れられるときにだけ成り立つ。最初から同じ価値観で出会えたなら幸運だが、途中で片方がそれを望み始めたとき、そこに本当の葛藤が生まれる。



宇宙の法則で見ると

エイブラハム好きな人への話になるけど、

エイブラハムは、「結婚の誓いって、ちょっとおかしいよね」と言っている。だって、人は日々成長して、好みも望みも変わっていくのに、結婚式で「死ぬまで同じ気持ちでいます!」なんて宣言するなんて、宇宙から見たらナンセンス。言ってみれば、「今後50年間、私は毎朝コーヒーより紅茶を選び続けます!」って宣言してるようなもの。聞いただけでプレッシャーがすごい(笑)。

もちろんエイブラハムは「結婚自体をやめろ」と言っているわけじゃない。オープンマリッジを薦めているわけでもなく、「これが正しい、あれが間違い」とジャッジしているわけでもない。

むしろ制度や紙切れよりも大事なのは、その瞬間ごとにお互いが波動的に心地よいかどうか。愛の本質は、「永遠の約束」なんて堅苦しいものではなく、「今日も一緒にいると気持ちいいね」と笑い合える、日々のアライメントにある。

その感覚をよく理解していたのがまさに、エスターとジェリーである。
ふたりは実際に入籍し、ジェリーが物質世界を去るその日まで、仲睦まじく幸せに暮らしていた。──まるで、「誓い」というより“毎日のYES”を積み重ねてきた夫婦のように。

故ジェリーがエスターに伝えたという一言は、今でも多くの人の心に残っている。
「僕は君を幸せにする義務なんてないんだよ」
夫の言葉として一見冷たく聞こえるかもしれないが、宇宙の法則を理解していれば、それが深い愛の言葉であることが分かる。自分を幸せにできるのは自分自身。そのうえで、精神的に自立した幸せな二人が共に生きるとき、誰もが憧れるような豊かなパートナーシップが築かれていく。大切にされたいという願いも、リスペクトや溺愛を受けたい、なんならもっと甘えたい❤という思いも、それを基盤にすると、ちゃんと自然と現実になっていくのだ。

まさにこれが、私の再婚マニュアルでもあった(笑)。でも本当に最高の指南書であり、ただただ感謝しかない♡


文学に学んだ示唆


20代の頃に読んだアン・タイラーの小説『Breathing Lessons』の一節が、当時の私には強烈に響いた。

結婚生活には事前の講習なんてない。もしあったなら受けておくべきだったし、いっそ二人めの夫を見つけておけばよかった。最初の夫が不機嫌になったとき、さっと取り替えられたのに——もちろん現実にはそうはいかないのだけれど。

若かった頃の私は「二人の夫を持っていいとこ取りをするのもアリかもしれない」と妄想することがあった。我儘な私が、長い人生、一人の男性とだけ幸せに暮らしていく自信なんてなかったから。なので、結婚願望なんてものもなかった。恋愛関係が破綻したときに、受け止めてくれる誰かがいたらどんなにいいだろう。なんて勝手なことを思っていた。

自分が自分を受け止められていなかった証拠である。

自分は相手のオンリーワンでないと無理なので、オープンリレーションシップなどあり得なかったけど。


それぞれにとっての愛のかたち


高学歴で高収入の若い女性がいる。学生時代はバイセクシャルで同時進行の恋愛もしていたが、今は同い年の女性と結婚し、もう3年。互いの財産を共有し、アパートの名義も一緒にし、他人の入り込む余地などないほど満ち足りている。

入籍のきっかけはビザの関係だったことから、「実はオープンマリッジなのかもね」と思われた彼女たちが、今となっては誰よりも堅実で深い愛に生きている。相手への執着というよりは、人生への満足感が互いの絆を深めているようにしか見えない。

オープンマリッジの真髄を、私は知り尽くしているわけではないし、うまく関係を保っている人を実際に知っているわけでもない。(公認)恋愛をして心身ともに満たされ、そのぶん家族に優しくなれている人たちもいると思う。でも、感情だって変わっていく。嫉妬や罪悪感、不満が芽生え、それを放置していれば、どんな形のパートナーシップであれ、いずれ歪みが生じる。

自分の気持ちだって変化していく。また、かつて「公認浮気」をしていた知人たちは、結局は最後に自分の配偶者からなんだかの形で裏切られたりしてるのも見てきた。どこにも何の答えもない。「自分を大切にする」「自分を優先する」という言葉をはき違えると、本当に守りたいものまで手放すことになりかねない。そこには一瞬の自由と引き換えに、大切なものを失うリスクが潜んでいるのだ。

ときおり、それに近いテーマでご相談をいただくことはある。宇宙の法則のセッションに来られる方の多くは、「外にある答え」を探しながら、同時に「内側の真実」に気づこうとしている。なので私がいつも伝えるのは――欠乏を埋めるためにそれを選んでも、満たされるのはほんの一時にすぎないかもしれないから、まずはそこを見た方がいいということ。

「今のパートナーでは満たされない」と感じている限り、どれほど相手を増やしても決して満たされることはない。それは誰かによって与えられるものではなく、自分の内側からしか湧き上がらないものだから。

価値観や常識は場所にもよる

アメリカでは「結婚は夢の舞台」。ところが現実は離婚と再婚がぐるぐる回転寿司のように流れていく。ヨーロッパでは「結婚しない」という選択が自然で、事実婚もオープンな関係も“珍しくない日常”。自分の周囲だけだったのかもしれないけれど、当時は男女関係のゆるさに驚いた。
東南アジアに住んでいたときは、逆に「男性の浮気」が多すぎてカルチャーショック。職場に突然見知らぬ奥さんが怒鳴り込んできて「浮気相手でしょう!」と勘違いされたこともある(笑)。

……とまあ、世界をまたいで結婚観を観察してきたけれど、結局のところ分かったのはひとつだけ。どの国でも“恋愛や結婚は理想と現実のせめぎ合い”であるということ。だからこそ、“どの形が正しい”と決めるより、本当の自分の望みを見ることが大切だと思う。


書きながら自分でも「結局よく分からない」となってしまった(笑)。
うまくまとめられないお詫びに(?)、次回はスピリチュアル界のご意見番・エイブラハムが語る“オープンマリッジ”について取り上げてみようと思う。




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