小1の登校班が、地味にしんどい。親が入る前に確認すること【元小学校教師16年】
『……班長さんに、置いていかれた』
……小さいけど、こたえますよね^^;
集合時刻に、間に合わない。
歩くのが、遅いと言われる。
上級生に、きつく言われた。
「明日から、早く出ようね」
「ちょっと、走ればいいでしょ」
「言い返せばいいのに」
そして、
毎朝、玄関で急かすことになるんですよね😢
わたしは、登校班の相談を毎年受けていました
わたしは元小学校教師です。
16年間、担任をしていました。
⭐ そして、正直に書きます。
⚠️ 登校班のトラブルは、担任がいちばん動きにくいところです。
理由は、シンプルです。
⭐ 見ていないからです。
⚠️ そして、もう1つ大きな理由があります✨️
今日は、そこから書きます。
これも「小1の壁」の、見えにくい部分です
⭐ 保育園には、登校班がありませんでした。
・保育園 … 親が送っていった。親が見ていた
・小学校 … 子どもだけで行く。大人がいない20分
⚠️ この20分は、親も学校も見ていません。
⭐ そして、小1にとって、いちばん心細い時間です💡
(小1の壁の全体像は、こちらに書きました
https://note.com/kish_bansou/n/n9a1ade2259d9 )
ズバリ、登校班は「学校のもの」とは限りません
まず、いちばん大事なところです。
⚠️ ここを知らない方が、とても多いです。
登校班の運営主体は、地域によって違います。
・学校が組んでいる
・PTAが組んでいる
・町内会・子ども会が組んでいる
・地域の見守り団体が組んでいる
⚠️ そして、2〜4の場合、学校は直接動けません。
「学校に言ったのに、何もしてくれなかった」
⚠️ これは、担任が冷たいのではなく、
管轄が違うことがあります😢
⭕ だから、まず確認してください。
> 「登校班は、どこが決めていますか」
これを、4月に聞いてください。
言う先が違うと、話が進みません💡
大丈夫です。
言う先さえ分かれば、動きます☺️
相談先の、正しい順番
内容によって、言う先が変わります。
・班の中でのトラブル(言葉・態度)
→ まず担任。学校の中の指導につながります
・集合時刻・並び順・ルートの相談
→ 班の保護者代表 or PTA・子ども会
・危険な場所がある(車・信号・見通し)
→ 学校(通学路の安全は、学校も関わります)
・けが・暴力があった
→ 学校へ、その日のうちに
1つ目と4つ目は、担任に言ってください。
子ども同士のことは、学校の中で指導できます。
「登下校中のことだから」と、遠慮しないでください。
学校は、登下校中のことも指導します✨️
(起きた場所が学校の外でも、子ども同士のことなら動けます)
家でやること、3つです
✅ 1. 4月に、班の人を「顔と名前」で覚えさせる
これが、いちばん効きます。
小1は、班に誰がいるか分かっていません。
「知らない人と歩いている」状態です。
⭕ 最初の1週間で、これをやってください。
・「班長さんの名前、なんていうの?」
・「1こ上の子は、誰?」
・「一緒に歩いてるの、誰?」
名前が出てくると、その子は安心します。
そして、困ったときに声をかけられます💡
✅ 2. 最初の1週間だけ、途中まで一緒に歩く
4月は、ついていって大丈夫です。
「過保護では」と思わなくていいです。
実際、4月は多くの保護者が来ています。
⭕ そして、そこで見るのはこれです。
・歩く速さは、その子に合っているか
・班の中で、どの位置にいるか
・上級生の様子はどうか
・危ない場所はどこか
3つ目です。
上級生が優しいかどうかで、その子の1年が変わります。
そして、それは1回見れば分かります✨️
(そのうえで、途中から距離をとって、少しずつ離れてください)
✅ 3. 「遅れそうな朝」の合図を決めておく
集合時刻に間に合わない朝は、必ずあります。
そのときのルールを、先に決めてください。
・◯分過ぎたら、班は先に行っていい
・そのときは、親が学校まで送る
・班長さんに「先に行ってください」と、
保護者から伝えておく
3つ目です。
班長は、小学生です。
「待つべきか、行くべきか」を判断させないでください。
そこで、その子も困っています💡
(先に伝えておけば、班長も気が楽になります)
「歩くのが遅い」と言われたとき
小1は、上級生より歩くのが遅いです。
これは、当たり前です。
・歩幅が、単純に違う
・ランドセルが、体に対して重い
・そして、慣れていない
でも、班は上級生のペースで進みます。
そして、小1は必死についていきます。
⭕ これは、伝えていいことです。
> 「歩くのが、まだついていけないようです。
> 少しゆっくりにしていただくことは、できますか」
言う先は、班の保護者代表か、PTAです。
遠慮する方が多いですが、これは全員の問題です。
たいてい、他にも同じ小1の家庭があります✨️
様子を見ないほうがいい場合
ここは、はっきり分けます。
次の場合は、その日のうちに学校へ連絡してください。
・置いていかれることが、続いている
・特定の子の名前を出して、行きたがらない
・たたかれた・押されたと言う
・持ち物を、取られた・こわされた
・朝、玄関で動かなくなった
「班の中のことだから」と、様子を見ないでください。
子ども同士のことなら、学校は動けます。
そして、登校班は毎日です。
毎日続くものは、早く手を打ったほうが軽く済みます☺️
(いじめのサインについては、別記事に書きました)
元担任として、正直に書いておきます
朝、
校門で子どもたちを迎えていました。
そして、班ごとに来るのが見えます。
そこで、毎年気づくことがありました。
小1が、いつも最後尾を走っている班があります。
走っているんです。歩いているのではなく。
そして、校門に着いたときには、息が上がっています。
わたしは、それが気になっていました。
あるとき、
その子に聞いてみました。
「毎朝、走ってるの?」
そうしたら、こう言いました。
「うん。おくれたら、おこられるから」
誰に怒られるのか、聞きました。
上級生ではありませんでした。
「おかあさん」でした。
そのとき、はっとしました。
その子は、班に迷惑をかけることを、
家でも責められていたんです。
誰も悪くありません。
親も、班に迷惑をかけたくなかっただけです。
でも、その子は、朝から全力で走っていました。
そして、1時間目には、もう疲れていました。
それから、
登校班の相談を受けたときは、必ずこう言うようにしました。
「歩く速さは、班のほうを合わせてもらっていいんですよ」
小1に合わせるのは、わがままではありません💡
あくまでも私の考えですが、
登校班で大事なのは
ちゃんと歩くことではありません。
その子が、疲れきらずに学校に着くことです☺️
しんどくて大丈夫です。
毎朝急かしてしまっても大丈夫です。
わたしなんて、16年校門に立っていたのに、
自分は毎朝ぎりぎりに車で来ていましたから^^;
今日、1つだけやってみましょう。
「登校班は、どこが決めていますか」と聞く。
言う先が分かれば、話は動きます☺️
今日はここまでです☺️✨️
【CTA・1つだけ】
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登下校が心配なとき(無料)
https://note.com/kish_bansou/n/n9208fd015992
