小1の放課後、預け先の選び方。公立学童・民間・習い事【元小学校教師16年】
『……学童、入れるかな』
……秋から、ずっと気になりますよね^^;
申し込みは、入学のかなり前。
入れるかどうかは、しばらく分からない。
「うち、入れるのかな」
「落ちたら、どうしよう」
「民間って、いくらするの?」
そして、
決まるまで、動けないんですよね😢
わたしは、放課後の子どもを見ていました
わたしは元小学校教師です。
16年間、担任をしていました。
⭐ 放課後、子どもは3つに分かれます。
・学童に行く子
・まっすぐ家に帰る子
・習い事に行く子
⚠️ そして、担任はだいたい把握しています。
⭐ 下校のときに、行き先が違うからです。
今日は、その3つの違いを、中から見た形で書きます✨️
これが「小1の壁」の、最初の関門です
⭐ 保育園は、入れれば夕方まで見てもらえました。
・保育園 … 1つ決まれば、それで完結
・小学校 … 学校(15時ごろまで)+ 放課後(別に確保)
⚠️ 学校と放課後が、別々になる。
⭐ これが「小1の壁」の、いちばん最初の形です💡
(小1の壁の全体像は、こちらに書きました
https://note.com/kish_bansou/n/n9a1ade2259d9 )
ズバリ、3つは「目的」が違います
まず、いちばん大事なところです。
⚠️ 学童も、民間学童も、習い事も、
「預かってもらう」という点では同じに見えます。
でも、目的がまったく違います。
・公立学童 … 生活の場(安く、長く、遊ぶ)
・民間学童 … サービス(送迎・学習・延長つき。費用は高い)
・習い事 … 活動の場(時間が短い。預かりではない)
⚠️ ここを混ぜると、選び方を間違えます💡
1つずつ書きます。
① 公立学童(放課後児童クラブ)
まず、基本です。
・費用が、いちばん安い(自治体による)
・学校の中か、すぐ近くにあることが多い
・宿題の時間があることが多い
・そして、たくさん遊べる
⚠️ 弱点も、書いておきます。
・定員があり、入れないことがある
・終了時刻が早いことがある(延長がない学童も)
・人数が多く、にぎやか(静かに過ごしたい子はしんどい)
・送迎は、基本なし
とくに、3つ目です。
⚠️ にぎやかなのが苦手な子は、公立学童でしんどくなることがあります。
でも、これは行ってみないと分かりません✨️
(見学できる自治体が多いです。申し込み前に、一度見てください)
② 民間学童
費用は、公立とかなり差があります。
そのぶん、できることが増えます。
・学校まで、迎えに来てくれる
・延長が長い(19時・20時まで)
・勉強・英語・プログラミングなどがある
・人数が少なく、静か
ただし、注意点があります。
「習い事つき」を、預かりとして数えないでください。
理由は、その時間、その子は活動しているからです。
遊べる時間が、意外と少ないことがあります。
小1は、遊ぶ時間も必要です💡
⭕ 見学のときは、これを見てください。
> 「自由に遊んでいる時間は、どれくらいありますか」
プログラムがぎっしりだと、その子は疲れます😢
③ 習い事
これは、預かりではありません。
でも、時間は埋まります。
・週1〜2回、1時間程度
・送迎が必要なことが多い
・終わったあと、どうするかは別問題
だから、「学童+週1の習い事」という組み方になります。
「習い事だけで埋める」は、小1では難しいです。
ただし、送迎つきのスイミング・体操教室があります。
学校まで迎えに来てくれるところは、けっこう使えます✨️
(習い事の選び方は、別記事に書きました)
選ぶときの、3つの基準
✅ 1. 「落ちたときの手」を、先に決めておく
これが、いちばん大事です。
公立学童は、落ちることがあります。
そして、結果が出るのは、けっこう遅いです。
そこから探し始めると、間に合いません。
⭕ 申し込むときに、同時に調べてください。
・民間学童の、空き状況と費用
・ファミリーサポートの登録(先にやっておく)
・年度途中で、公立学童に入れる可能性
3つ目です。
4月に落ちても、夏や秋に空くことがあります。
待機の順番は、聞けば教えてもらえることが多いです💡
✅ 2. 「にぎやかさ」で選ぶ
費用や設備より、これが効きます。
その子が、どちらのタイプか考えてください。
・大人数で遊ぶのが好き → 公立学童が合う
・静かに過ごしたい → 人数が少ないところ
保育園での様子が、いちばんの参考になります。
「園庭でずっと走り回っていた子」と、
「絵本のコーナーにいた子」では、合う場所が違います。
ここを見ずに費用だけで選ぶと、行きたがらなくなります✨️
✅ 3. 「宿題ができるか」を確認する
これ、地味ですが、家の30分が変わります。
宿題の時間がある学童だと、帰ってから楽です。
⭕ 聞き方
> 「宿題の時間は、ありますか。
> 分からないところは、見てもらえますか」
2つ目が大事です。
「時間はあるが、教えはしない」ところもあります。
それでも、やる時間があるだけで違います💡
お金の話も、書いておきます
ここは、判断しません。家庭の事情によるので。
ただ、知っておいてほしいことを1つ。
公立学童には、減免制度がある自治体があります。
・ひとり親家庭
・住民税非課税世帯
・きょうだいで利用する場合
申請しないと、適用されません。
そして、申し込みのときに案内がないことがあります。
⭕ 一度、聞いてください。
> 「利用料の減免制度は、ありますか」
自治体によって、まったく違います☺️
(「◯◯市 放課後児童クラブ 減免」で調べてください)
元担任として、正直に書いておきます
放課後、
子どもたちが3方向に分かれていくのを、毎日見ていました。
そして、正直に書きます。
どこに行っている子が幸せか、という差はありませんでした。
民間学童に行っている子が落ち着いているわけでも、
公立学童の子が荒れているわけでもありません。
差が出ていたのは、別のところでした。
その子が、その場所を気に入っているかどうかです。
あるとき、
民間学童から公立学童に変わった子がいました。
家庭の事情だったようです。
わたしは、少し心配していました。
でも、その子は、こう言いました。
「いまのほうが、いっぱいあそべる」
うれしそうでした。
費用が高いほうが、その子に合っていたわけではなかったんです。
そのとき、思いました。
大人が「いいところ」と思う基準と、
子どもの基準は、違うと。
あくまでも私の考えですが、
放課後の預け先で大事なのは
設備でも、プログラムでもありません。
その子が、そこで息をつけるかどうかです。
そして、それは行ってみないと分かりません☺️
決まらなくて大丈夫です。
落ちてしまっても大丈夫です。
わたしなんて、16年放課後を見てきたのに、
自分の放課後はいつも職員室で書類を書いていましたから^^;
今日、1つだけやってみましょう。
申し込みの前に、公立学童を見学する。
その子が、そこにいる姿を想像するだけです☺️
今日はここまでです☺️✨️
【CTA・1つだけ】
預け先が決まっても、長期休みには穴が空きます。
埋めきれない日の考え方を書きました👇
小1の夏休み、預け先が足りない日をどうするか(無料)
https://note.com/kish_bansou/n/n7de974bf2989
