アウトバックをドライブしよう!(10/n:ポートヘッドランド編)
7月から9月の1.5ヶ月かけて行ったオーストラリアドライブ旅行の記録、今回はポートヘッドランド(Port Hedland)編です。
ポートヘッドランドは人口1万人を超えるピルバラ地方の主要な港湾都市であり、内陸の鉱山から輸送されてきた鉄鉱石を船に積み込み出荷する巨大な物流拠点です。また、塩の生産地としても有名で、大量の塩がこの港から輸出されています。
私たちは異なる日付(Day 18, 19, 20, 26, 27)で二度この街に立ち寄りましたが、今回はその記録をまとめてご紹介します。ポートヘッドランドで絶対に見るべきものは、なんと言っても「港」と「鉄道」の二つです。
巨大船が頻繁に行き交う港
ポートヘッドランドの港は、内陸から輸送された鉄鉱石を搬出するため、巨大な船舶がひっきりなしに入出港しています。街のビジターセンターでは、その日の大型船の入出港時刻が掲示されているため、これを目安に港へ向かうのがおすすめです。

リストのうち、Emerald HorizonとCape Hayateは日本籍です
港の出口付近には公園があり、そこに設置された展望デッキのような場所から、間近で巨大船を眺めることができます。

全長200メートルを超える超巨大船が目の前を通り過ぎていく光景は圧巻です。デッキから見えるバースは5つ程度ですが、航空写真で見ると実際にはもっと多くのバースがあることがわかります。これほど大きな船は、当然ながら複数のタグボートにサポートされながら、ゆっくりと慎重に入港していきます。



全長2.6km!鉄鉱石輸送専用鉄道
ポートヘッドランドのもう一つの主役は、内陸で採掘された鉄鉱石を輸送するための専用鉄道です。これは一般の旅客輸送ではなく、鉱物輸送のみを目的としています。この貨物列車は驚くほど長く、先頭から最後尾まで2.6キロメートルもあると言われています。
鉄道を見ることができるポイントはいくつかあるのですが、船と異なり時刻表はありません。本数が多いわけでもないので見ることができるかは運任せです。
鉄道の運行は、大きくBHPとFMG(Fortescue Metals Group)の二系統があります。港の船舶とは異なり、列車には時刻表がなく、本数も多くないため、遭遇できるかは完全に運任せです。
Dampier Salt Tourist Carpark (BHP側)
ここはポートヘッドランドの市内に近い鉄道ウォッチングポイントです。本来はDampier Saltが搬出する塩の山を見学できる駐車場ですが、鉄道も同時に見ることができます。塩工場自体も見学可能で、ビジターセンターや宿泊施設にパンフレットが置いてありました。

塩の山を眺めながら30分以上粘ったところ、「さすがに都合よく来ないか…」と思ったいたのですが、ついにやって来ました!港から鉱山に戻る空荷の列車です。ターミナルからそれほど離れていないため、列車はゆっくりと進んでいます。


何両編成なのか数えようと思ったのですが、同じ車両が大量に連続しているので、見分けがつかなくなったので諦めました。
さらに驚いたのは、編成の中程にも機関車が二両連結されていたことです。前後に機関車を連結するプッシュプル方式はよく見かけますが、中間にも機関車を挟み込む編成は初めて目にしました。


それにしても列車は長く、速度も遅いため、「いつまで続くのだろう」と感じるほどです。同じ貨車が途切れることなく続いていく様子は、まさに長大編成ならではの迫力です。


FMG Rail Lookout (FMG側)
こちらは市内から約20kmほど離れた位置にある、FMG(Fortescue Metals Group)が運行する列車を見ることができるスポットです。


ここでもタイミング良くFMGの列車を見ることができました。こちらも負けず劣らず長く、後ろがどこまで続いているのか見えないほどのスケールでした。
ポートヘッドランドは、ピルバラ地方の主要都市の一つであり、巨大な物流と産業の力を間近で感じられる、列車や船に興味がある方には非常に魅力的な街だと思います。もっと時間をかけて滞在したかった、というのが本音です。
宿泊:Discovery Parks Port Hedland
宿泊は Discovery Parks - Port Hedland で、合計で三泊しました。ここはEnsuiteは無く、全体的に狭いため車の取り回しに苦労するというコメントを見かけたのですが、実際にその通りでした。キャンパーバンでも、少々取り回しに苦労する箇所があったので、大きなトレーラーだと大変だと思います。
ただ、施設自体はきちんと手入れ/整備されていて快適に過ごすことができました。
さて、この後ですが、一回目の滞在の次は海沿いを東進しブルームを目指し、二回目の滞在のあとは、内陸のニューマンを目指しました。
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