木の言い分を聞いてみる 2025.8.11
木、と一言で言っても、
いろんな木があります。
日本には、
1100~1300種くらいの
樹木がある、
と研究者は言っているくらいですから。
今は外来種も多いですし、
数え方によって、結構変わりそう。
今日は、そんな中でも、
庭木としては、
小さい人とお話してきました。
では。
人「なんだか、久しぶりに見ると、
しめつけがさらに厳しくなっている
ように見えるんですけど」


木「なっているでしょう。
だって、木は太る(肥大成長)するんだから。
成長期の今は、
モリモリ稼いで、材を生産してるし。
見る度に、というのは
そのとおりだと思います」
人「ですよね。
そして、シュロ縄は
伸縮性がないんですものね…」
木「そのようですね。
造園の世界では、多用されていますが、
これが私たちにとっては
やっかいなこともある。
資材としての木竹の生け垣とは
違って、成長しますからね」


人「そうですよね。
どうしたものか、と思って
ずっと気にかけつつ見守ってきましたが、
またあの手で行こうかな?」
木「どんな手?」
人「ポストに、お手紙投函作戦です」
木「え?」
人「前にもしたことがあるんですよ。
過去いちばん、勇気あるのは(苦笑)、
広島市長にお手紙を書いて出したの。
こういうのは、
一度やれば、次からは気が楽です。
で、少し前にも、
立派なモミジがあるお家の方に
お手紙を書いてポストに入れたでしょう。
車道上に大きな枝の枯れたのがあって
落ちるとまずいな、と思ったから。
見てもらったかどうか、わからないけど」
木「そういうこともありましたね。
じゃあ、わたしのお家の人にも
言って下さい。
ヒモのしめつけが
そろそろ限界に近づいている、って」
人「ええそうします。
いろんな植物が植えられていて
通る人を楽しませてくれているお宅です。
なにかよい手を考えてくれると思います。
なんとかなるまで、ちょっと待っててね」



今日はこういう展開になりました。
書いていて、そうなるんだ、
と思いましたが。
ついてに少しだけ、
ワンポイント・レッスン?
をしておくと、植物学?生態学?では、
木は、「高木(亜高木」)と「低木」に
分けられています。
これは、実際の背の高さでなくて、
体のつくり方、生き方のちがいによって。
簡単にいうと、高木は、
昔は「喬木(きょうぼく)」と言われていて、
丈夫でしっかりした幹をつくり、
樹高が高くなる種類。
一方、低木は、
昔は「灌木(かんぼく)」と呼ばれていました。
この用語は、園芸等の分野では、
今でも使っているかも知れませんね。
灌木は、細い幹を根元から何本も出して、
株立ち、ブッシュ状になります。
ここまでは、堀先生の受け売りです。
そして、この短時間で
幹というのか茎というのか
入れ替える生き方を、
多田多恵子先生は、
安普請の家を何度も建て替えるタイプ、
と言われていたと思います。
わかりやすいたとえ!
で、おもしろいのはここからで
高木になる種類でも、
手入れや植わっている環境によって
低木のまま、長年生きていることもある、
ってこと。
ですが、そんな木を
条件のよい場所に移すと、
しっかり根付けた場合、
高木としての生活開始!
となって、
大きくなることもあるようです。
木は、本当に順応性が高い、
そして、かしこいと思います。
そこで、できるだけのことはするけれど、
ムリや無謀なことはしない。
でも、環境条件が、いいよ、
と言ってくれたら、
ポテンシャルの最大のところを
やろうとする。
できることなら、見習いたいですね。
この木は、種類としては、高木ですが、
樹高が1mもありません。
上には伸びられない代わりに?
幹は着々と太っています。
そして、シュロ縄による
しめつけです。
気にしつつ見てるくらいなら、
お手紙を書きましょう。
ふだんnoteで、書く訓練を
させてもらっています。
お家の方が、なんとかしよう、
と思ってくれる
お手紙が書けますように。
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