短編小説|神払い
「門松さんのこと、覚えてる?」
従兄弟の言葉と同時に、蘇る記憶。
子供の頃、正月になると祖父母の家の廊下に立っていた人。
三が日だけ現れる男。誰も本名を知らない。
親戚は皆、その人を「門松さん」と呼んだ。
それから十数年。
今年の秋、私の手のひらに異変が起きた。
※この作品は全3章構成の小説です。
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8,217字
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