blender 5.0 - できますか? モデリングチャレンジ 01
blender ですこし変わったモデリングに挑戦してみます。一緒にチャレンジしてみてください。
以前の記事で、CAD風のモデリングにチャレンジしましたが、わたしなりの感想では、あくまで設計図通りの正確な寸法でモデリングするには、やはり、FreeCADなどの専用ソフトを使ったほうがよいかも、という結論に達しました。
そこで、blender の得意な、すこし自由な造形を選びました。3Dプリンタでも出力できることを前提にしますが、正確な寸法にはこだわりません。必要な場合は、最終的に調整することにします。
環境 Blender 5.0.0 , Mac Mini M1 OS 14.4
お題
一輪挿し風。とくにサブディビジョンサーフェスのかかり具合を調整するのがちょっとむつかしいです。

モデリング例
モデリングの一例です。
Shift + A > メッシュ > 円柱を追加、画面左下のプロパティ画面で、頂点12、深度 3 mに変更

後にマージもかける関係上、作成時はほぼデフォルトのスケールで作成
Y軸上正面の 2 面を残して削除

縦中央に⌘(Ctrl)+ R でループカットを入れ、Kキーで図右のようにナイフカット

それぞれのカットはやや余白を残し、すべて4角面に。3角面が混じると、後々、ループカットが入らないなど、修正がむつかしくなるため。
⌘(Ctrl)+ R で、図のようにに2本のループカットを入れ、G Y キーで手前に移動、中央の1頂点を奥に移動

配列モディファイアー(5.0以降)を追加
シェイプ「円」、数「6」、マージにチェック

4.x で同操作を行うには、いくつかの方法があるが、
1. オブジェクトを選択し、オブジェクト > 原点を設定 > 原点をジオメトリに移動 を実行
2. 配列モディファイアーを追加、数6、マージにチェック
3. 変形 > シンプル変形モディファイアーを追加。タイプは「ベンド」、角度360°、座標軸 Z
4. 生成 > 溶接モディファイアーを追加(最初と最後のマージのため)
になるだろう。

配列モディファイアー(5.0以降)を「適用」

念のため、編集モードで、非多様体を検出

上下の辺が選択されている(閉じていないので)のは、この段階では正常
統計情報を表示して、上辺を選択、48辺であることを確認

編集モードのまま、Shift+A > 円を追加(頂点48)、上へ移動

本体上辺と円を選択し、辺 > 辺ループのブリッジ で接続

上辺を E Z で押し出し、ループカット。下辺も同様に円を追加、辺ループのブリッジ、押し出しを行う

オブジェクトモードに変更し、⌘(Ctrl)+ 3数字キーで、レベル3のサブディビジョンサーフェスモディファイアーを追加
右クリック > スムーズシェードを適用

O(オー)キーでプロポーショナル編集を有効にし、適宜、形状を調整

底を閉じる

寸法を合わせたい場合は、オブジェクトモードで、S キーで縮小
⌘(Ctrl)+ A > スケール を実行し、スケールを適用する

生成 > ソリッド化モディファイアーを追加し、厚みをつける

ソリッド化は、サブディビジョンサーフェスの上に配置
完成。STLフォーマットでエクスポートし、3Dプリンタでも出力可能。

まとめ
初見はさほどむつかしくなさそうですが、私の場合はこの作例にたどり着くまでに数度のトライアンドエラーが必要でした。
もっとスマートな方法もあるでしょう。モデリングひとつとっても、なにかと奥深くて底が知れません。参考まで。
こんな記事を書いているのも、先日、3Dプリンタ(Bamboo A1 mini)を買ったせいです。今回のオブジェクトも、きちんとプリントできました。なんというか、これもまた、現実の方が先に来たSFの世界です。

