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blender 5.0 - できますか? モデリングチャレンジ 02

blender ですこし変わったモデリングに挑戦してみます。一緒にチャレンジしてみてください。

以前の記事で、CAD風のモデリングにチャレンジしましたが、わたしなりの感想では、あくまで設計図通りの正確な寸法でモデリングするには、やはり、FreeCADなどの専用ソフトを使ったほうがよいかも、という結論に達しました。
そこで、blender の得意な、すこし自由な造形を選びました。3Dプリンタでも出力できることを前提にしますが、正確な寸法にはこだわりません。必要な場合は、最終的に調整することにします。


環境 Blender 5.0.0 , Mac Mini M1 OS 14.4



お題


すべての角が鋭角なフラットシェード的なモデリングであれば比較的かんたんですが、スムーズなラインが混じると、すこしむつかしくなります。



モデリング例


モデリングの一例です。

  • Shift + A メッシュ > 円柱を追加、画面左下のプロパティ画面で、頂点を 16、深度を 4 mに変更

  • Y軸上正面の 2 面を残して削除

2面を選択して、⌘(Ctrl) + I キーで反転、Xキー > 面で削除
  • ⌘(Ctrl)+ R で、3箇所にループカットを入れ、Kキーで、図右のようにナイフカット

  • 後述のベベル適用に使用するため、ヘッダーメニュー 辺 > 辺のベベルウェイトを実行。係数は 1.0。

  • 中央の 2 頂点を、G Y キーでやや内側へ移動

  • K X キーを押し、X 軸に平行に、ナイフカットを図の8箇所に入れる

すこし面倒だが、側面に適度な曲線を入れるため。
  • 配列モディファイアー(5.0以降)を追加

  • シェイプ「円」、数「8」、マージにチェック

4.x で同操作を行うには、いくつかの方法があるが、

1. オブジェクトを選択し、オブジェクト > 原点を設定 > 原点をジオメトリに移動 を実行
2. 配列モディファイアーを追加、数8、マージにチェック
3. 変形 > シンプル変形モディファイアーを追加。タイプは「ベンド」、角度360°、座標軸 Z
4. 生成 > 溶接モディファイアーを追加(最初と最後のマージのため)

になるだろう。

  • 配列モディファイアーを「適用」、形状として固定させる

4.xの場合は、上の3モディファイアーを上から順番に「適用」
  • 裏側も含め、図の 8 頂点を選択、S キーで内側へ移動させる

  • 上辺と底辺の 8 頂点も同様に内側へ移動

  • ベベルモディファイアーを追加、量は 0.004m、セグメントは 2、限定方法は「ウェイト」

  • サブディビジョンサーフェスモディファイア(レベル2)を追加

限定方法を「ウェイト」とすることで、上述でベベルウェイトを設定した辺のみにベベルが適用され、エッジがシャープになる。

  • 上辺を選択、E S キーで内側へ押し出し、G Z キーでやや上へ移動

  • ヘッダーメニュー メッシュ > トランスフォーム > 球状に変形 を実行。係数は 1.0

  • 図左の辺を選択、ヘッダーメニュー 辺 > 辺のベベルウェイトを実行。係数は 1.0 

  • 底辺も同様に。最後にヘッダーメニュー 面 > グリッドフィル で閉じる

側面の 8 箇所の辺を一周づつ選択し、S キーでやや内側へ縮小し、適度なカーブを作る

  • 透過表示モードを有効にし、上辺を選択、E Z キーで下へ押し出し、面 > グリッドフィルで閉じる

完成。STLフォーマットでエクスポートし、3Dプリンタでも出力可能。

なお、3Dプリント用でサイズを指定したい場合は、Nキーでサイドパネルを表示、オブジェクトを選択し、Sキーで縮小、寸法を合わせ、ヘッダーメニュー オブジェクト > 適用 > スケール を実行する


ここでは、高さを13cmとした
STL(.stl)フォーマットでエクスポート後のジオメトリ


まとめ


いかがでしょう。もっとスマートな方法もあるかもしれません。
今回も、いくどかのトランアンドエラーの末に、上の形状にまとめることができました。ちょっとしたパズルのようです。


基本的に、パズルの類は嫌い(解ける気がしない)ので、知恵の輪とか、ルービックキューブとかに夢中になっているひとの気がしれないのですが、モデリングになると、ああでもないこうでもない、とやっているのは楽しいです。なぜかはよくわかりませんが。

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