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小説『Snowdrop Surfer』登場人物紹介&相関図

【人物相関図】


【登場人物紹介】

【主人公】
佐々木 真二郎(ささき しんじろう / 47歳)

本作の主人公。元芸人という異色の経歴を持つ元トップセールスマン。

コロナ禍で部下を守り売上を落とした結果、北海道へ理不尽な左遷を命じられる。

赤字企業「ホクセイ産業」の新社長となるが、社長・所長・営業・事務の『四刀流』を一人で担う過酷な状況に置かれる(ただし社長の手当はナシ)。

北海道の極寒の海でサーフィンに挑むことで生きる活力を取り戻し、かつて読んだ300冊のビジネス書から学んだ知識と持ち前の『人を動かす熱』で逆境に立ち向かう。

歴史が好きで『源義経』にひそかに憧れ、『ジンギスカン』でパワーアップできると信じて食べ続けている。

【株式会社来輝らいき 本社】

◆権田(ごんだ)51歳
来輝本社の部長であり、真二郎のパワハラ上司。
東京出身にもかかわらず謎のエセ関西弁を操る。

真二郎を北海道へ左遷し、理不尽な要求と全ての責任を押し付け続ける張本人。
問題が起きれば全て部下のせいにして責任から逃れる。

過去に雪明グループと何らかのトラブルを起こしたが、当時の部下に全てを被せ、自分は今もなお本社の椅子にふんぞり返って座っている。

◆田脇(たわき)38歳
真二郎の大阪時代の後輩であり、数字の重圧を共に支え合った戦友。関西での実績が評価され東京本社へ異動した。
真面目すぎるがゆえに、後輩との飲みでも一円単位で割り勘にする『ドケチ伝説』を持つ憎めない男。

第11話で真二郎と東京で再会し、北海道左遷が「権田の罠」であると鋭く指摘する。

来輝らいき 札幌営業所】

真二郎が一人で立ち上げ、ホクセイ産業の中に間借りしている。

◆松原(まつばら)55歳
真二郎の大阪時代の大先輩であり恩人。
来輝の派閥争いに負けて出世ルートからは外されたが、人が好きで読書家、そして人を見る目は誰よりも確か。

第10話で四面楚歌の真二郎の前に現れ、権田の過去の「ヤバいトラブル」を独自に調べ上げ、真二郎に寄り添う、心強いブレーン。


【ホクセイ産業】

M&Aにより来輝の子会社となる。年商は15億円。そのうちの約半分を『雪明グループ』に依存している。

◆小島 聡(こじま さとし)57歳
ホクセイ産業の取締役。三十年にわたり西田前社長の片腕として会社を支えてきた古株。次期社長になれると信じていたが、大企業へのM&Aと真二郎の就任により自尊心を打ち砕かれる。

責任を他人に押し付ける致命的な欠点を持っており、真二郎を追い落とすために雪明グループへ悪評を流すなど陰湿な妨害工作を行う。

◆西田(にしだ)65歳
ホクセイ産業の前社長(現・顧問)。三十歳の時に小さな事務所から年商25億まで会社を育て上げた老将。

責任逃れをする小島を育ててしまった自らの甘さを悔やんでおり、会社と社員の未来を守るために、小島ではなく大企業「来輝」へ会社を託す苦渋の決断を下した。

時に真二郎に対する小島の妨害に加担をするが......

◆小山 紗枝(こやま さえ)38歳
ホクセイ産業の事務員。初めは周囲と同様に、真二郎を「何もできない社長」と感じていたが、
厳しい環境の中でも懸命に前を向く姿に、次第に協力的な姿勢を持ち始める。

過労で目を真っ赤に充血させて出社した真二郎を真っ先に心配するなど、
よそ者扱いする社員たちの中でいち早く変化の兆しを見せる存在。

趣味のビリヤードは達人級の腕前。そのビリヤードが、真二郎を救うきっかけになるか...?

◆吉田(よしだ)
ホクセイ産業の部長。M&Aの事実を知って激昂する小島の怒りの矛先を向けられる。

◆三浦(みうら)
雪明グループの担当者。来輝との過去の確執から、ホクセイ産業のM&Aによって雪明グループとの関係悪化に危機感を持っている。


雪明ゆきあけグループ】

北海道の経済を根幹から支え、スーパーなどに並ぶ乳製品でもお馴染みの『食のトヨタ』と称される超巨大企業。ホクセイ産業にとって売上の半分を占める最重要顧客。

◆笹島(ささじま)52歳
本社調達課の課長。小島とは十年以上の付き合いがあり共に酒を酌み交わす仲。

過去に確執のあった来輝がホクセイ産業をM&Aしたことに警戒感を抱く。
小島からの巧妙な電話により、新社長である真二郎に対しても不信感を強める。

【その他の人物】

◆同じマンションの住人 60代後半の白髪の男。
いつもエントランスをタバコの匂いで充満させており真二郎は苦手意識を持っていたが、駐車場で真二郎の車がスタックした際、鮮やかに救出し、北の大地の人情を教えてくれた。

◆松下幸之助
パナソニック(旧松下電器産業)を一代で世界的企業へと育て上げ、「経営の神様」と称された実業家。名著『道をひらく』は真二郎のバイブルとなっている。

◆源義経
歴史好きの真二郎が憧れる戦の天才
平泉で一命をとりとめ、青森の竜飛岬から北海道に渡り、さらにそこから大陸へと海を渡りチンギスハンになった ─── 『ジンギスカン伝説』に夢を馳せる人も多い...?


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