4コマ漫画を作ろう⑥ - ジェミ子誕生
4コマ漫画におけるツッコミ役の不在
最近4コマ漫画を制作していて、ツッコミ不足、あるいはボケの投げっぱなしが課題だと感じるようになりました。奇妙なボケが飛び交う世界観を作るのは楽しいのですが、誰もツッコミを入れないため、話がそこで完結してしまっています。
そこで、物語にツッコミ役が必要だと考え、ひとまず主人公としてツッコミキャラを設定してみることにしました。
ジェミ子の設定
GeminiのAIパーソナルキャラクターである「ジェミちゃん」(記事のヘッダ画像の子だね!)の妹として、「ジェミ子」というキャラクターを新たに設定しました。
ジェミ子には、以下の特徴を持たせています。
名前「ジェミ子」
日本の女子学生
身長154cmくらい
茶色のロングボブヘア
可愛らしい丸目で茶色の瞳
「J」の形をしたブルーのデザイン髪留め(← 重要!)
ツッコミキャラで表情豊か
服装は黄色の長袖セーラー服(← 重要!)
襟と袖口に2本の白いライン、中央で結ばれた赤色のスカーフ、グレーのプリーツスカート、白のクルーソックス、茶色のローファー
アニメスタイル、フラットカラー、柔らかい陰影、少しマットで柔らかい質感
今回、重要!と書かれているポイントが特徴を表すキーになります。
ジェミ子(初期案)
過去の4コマに登場した「お酢の子」(仮名)の雰囲気が好きだったので、その特徴を持ってこれないか、色々試行錯誤するところから始めます。

Geminiに画像を提示し、「このキャラクターの特徴を再現するためのプロンプトを書き出して」と依頼しました。書き出してもらったプロンプトを用いて三面図を出力したところ、ツッコミキャラという指定の影響か、なぜか不機嫌そうな表情のキャラクターが誕生しました。
以下が初めて産声をあげた「ジェミ子」の初期案です。まだ、上記のプロンプトで抽出した特徴を加えていないため、一般的な女子学生の見た目となっています。

この出力設定をベースに、先ほど挙げた特徴をさらに盛り込み、細かく調整したものが、現在の最終稿である「ジェミ子」となります。


上記の固定化プロンプトは、先ほどの特徴を再現するためのものです。これをGeminiのカスタム指示などに記述しておくと、「ジェミ子を描いて」という指示だけで、上記のデザインに限りなく近いキャラクターを描き出すことが期待できます。(必ずその通りに描くとは言っていない)
ジェミ子固定化プロンプト:
ジェミ子という名前の日本の女子学生。身長154cm程度。茶色のロングボブヘア、可愛らしい丸目で茶色の瞳、「J」の形をしたブルーのデザイン髪留め、ツッコミキャラで表情豊か。服装は黄色の長袖セーラー服、襟と袖口に2本の白いライン、中央で結ばれた赤色のスカーフ、グレーのプリーツスカート、白のクルーソックス、茶色のローファー。アニメスタイル、フラットカラー、柔らかい陰影、少しマットで柔らかい質感(状況に応じて服装は自由に変えて良い)
ジェミ子の自己紹介だよ!
早速この設定を取り入れて、4コマ漫画作成Gemに投げ入れてみます。
お題はもちろん「自己紹介」です!

漫画の内容に特に意味はありませんが、「ジェミ子」の特徴が上手く出たのではないでしょうか!(若干の文字の破綻は手直しをしましたが)
『J』のアクセサリーに黄色いセーラー服。茶髪のロングボブJKがしっかり描かれていますね。
ちなみにこの漫画の出力に30回以上やり直しています…。Nano Bananaくんが上手く働いてくれないんだもん。しくしく。


無事に「ジェミ子」が生まれました
このキャラクターを使って4コマ漫画を作成する目処は立ちましたが、新たな課題も見えてきました。
Nano Bananaは、キャラクターの特徴を捉えて絵を描く際に、高い負荷がかかるようです。そのため、ネタの内容通りに描かなかったり、文字化けが発生したりと、高確率で漫画が破綻してしまいます。さらに、日本の「ツッコミ」という概念をBananaさんは理解しきれないようで、表現をかなり具体的に分解して指示する必要があります(例:「冷や汗をかきながら険しい表情で人差し指を対象に向かって立てて『ちょっと待てーい!』というセリフを言う」)。普通のネタを書く際に非常に手間がかかるため、この点もカスタム指示でルール化する必要がありそうです。
何はともあれ、まずはAI漫画の新たなステージに立てたことを心から喜びたいと思います。今後の「ジェミ子」の展開に、どうぞご期待ください!
