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大騒ぎしなくてもいい、音楽フェスで自分だけの「チルタイム」を過ごす贅沢

夏が近づいてくると
あちこちで開催される音楽フェスのニュースを
目にするようになります

「音楽フェス」と聞くと
多くの人は、大勢の観客が前方に押し寄せ
大きな声を張り上げたり
高く飛び跳ねたりして
熱狂している光景を思い浮かべるかもしれません

もちろん、そういう熱い盛り上がり方も
フェスの大きな魅力の一つです

でも、私のフェスの楽しみ方は
それとは少し違います

ステージの後ろの方
のんびりと風が通り抜ける
エリアで楽しみます

お目当てのバンドがステージに登場しても
最前線へ走っていくことはしません
(たまにします)

冷たいドリンクを片手に
遠くのステージから響いてくる重低音を
全身で受け止めながら
ただ小さく、心地よくリズムに揺られる

それだけで、驚くほど頭の中のノイズが消え
日々のストレスが
すうっと発散されていくのがわかります

大好きな音楽が、大自然の開かれた空気の中に
溶け込んでいくのを感じる瞬間
これ以上ない贅沢なチルタイムです

フェスに欠かせないもう一つの主役が
いわゆる「フェス飯」です

地元の名物を使ったガッツリ肉料理や
汗をかいた体に染み渡る温かいラーメン
開放的な青空の下で食べるご飯は
なぜかいつもの何倍も美味しく感じられます

次はどのご飯を食べようかと
屋台の並ぶエリアをぶらぶら歩く時間も
最高にワクワクする瞬間です

フェスの日だけは
夜中にラーメンもいっちゃいます
少し気温の下がった中
へとへとの体で食べるラーメン
至高です

天気が悪かったら
雨が降ったら
そんな楽しみも半減ではないか
そう思われるかもしれません

しかし
私は「雨のフェス」も
嫌いではありません

どんよりとした雲から雨が降り出し
お気に入りのレインウェアを羽織って
少し肌寒さを感じる中で聴く音楽には
晴れの日とは全く違う
どこか幻想的な美しさがあります

雨粒がライトに照らされて光るステージや
水溜まりに反射する音の響き

日常なら「早く帰りたい」と思う雨の日さえも
フェスの空間では
特別な演出のように愛おしく思えてくるから
不思議なものです

さらに言えば
雨の中レインウェアを羽織っていれば
周りの目が気にならなくなります

誰かと比べることもなく
ただ自分の心と体が求めるままに
音と空間に身を委ねる時間

過剰にエネルギーを消費するのではなく
むしろ、自然と音楽から
エネルギーを静かに満たしていくような
そんな大人のフェスの過ごし方

もうすぐ私の好きなフェスがあります
準備の時間から
たっぷりと愉しみながら
最高の時を待ちたいと思います

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