ベトナムの見たことのない路地裏を記録するということ|写真集『路地裏somewhere lite in 越南/Vietnam』
『路地裏somewhere lite in 越南/Vietnam』
100ページの写真集をフリーダウンロードで公開しました。
『路地裏somewhere lite in 越南/Vietnam』という作品です。

路地裏や都市の空気感が好きな人には、きっと楽しんでもらえると思うブックになりました。
キツネツキが見つけたベトナムの風景を集めた写真集
ハノイで、ずっと探していた路地裏に出会った。
路地裏といっても千差万別、国や地域、街や路地ごとにその装いは大きく変わる。
私が探し求めていたのは
一目見て、その場所がどこかわかること。壁に、長い生活の痕跡が刻まれていること。
そして何より、現実なのにどこかファンタジーのように写ること。
日本では歌舞伎町なんかの路地裏が大好物だし、香港で撮影した路地裏がまさにそうであった。さながら九龍城砦のような空気感を感じることができるようなそんな路地裏を香港のさまざまな場所で見つけることができた。
今回、それを超えるような場所をハノイのさまざまな場所で見つけた。

ハノイ駅西側にあるホテルを出てすぐ近くにある路地裏をリードが繋がれてない家犬に導かれるように入っていった先で見つけた場所でこの写真を撮影した。たぶんここは居住区で生活道のため普通の人がふらっと立ち寄るような場所では決してない。でも考えて欲しい。こんな生活道が存在するのか、と。旧正月のためなのか、普段からなのかは判断しかねるがベトナム国旗が路地の最初から最後までぶら下がって続き、赤々と路地を照らす蛍光灯。この世界観が日常なのである。日本に住んでいると考えられない。まさにロケセットの中にいる錯覚を現地で覚えたのを思い出す。

これはまた別の路地裏を撮影した一枚。剥き出しのダクトに配線。壊れかけの電信柱と薄汚れた提灯。こういう世界観こそ私が追い求めているサイバーパンク的世界観に通じるものがある。
これは80年代の日本でも多分見ることができた世界観なのだろうと夢想する。それが今もなお現存しているのかという感動。
これらは観光ガイドブックには載らない。
ただ、そこにあるだけだ。
あまり見ることのない角度から観光地を切り取る

ベトナムハノイと言ったら頭に浮かべる場所といえばトレインストリートだろう。ここも見方を少し変えるだけでみたことのない世界観で切り取ることができる。

みたことのある風景と全く違う世界観を連続して見せる。
それは、写真を並べるのではなく、体験させるための構成にしたからだ。

一枚の写真で伝えるのが難しいこのダイナミック流れを見開きだから見せれる。
ハノイとホーチミンで変わるベトナムの見え方
ハノイとホーチミンは飛行機で2時間ぐらいの距離にある。おのずと街のあり方が変わってくる。
ホーチミンはよりハノイの厳かなイメージから一転、サイバーなテイストを色濃く感じる。

これぞまさにサイバーパンクである。ハノイで見たアンダーグラウンド感とは全く違う毛色の世界観。もちろん一本路地裏に入るだけでもその違いを感じることができる。

同じベトナムでもこんなにも街の見え方が違う。東京と関西ぐらいの変化とはまた感覚としては違うのだろう。
100ページという形でまとめたベトナム4都市の記録
私は2度ベトナムに来訪。
1度目は2024年9月。ホーチミン経由、ダナンホイアンで、ハノイにトランジット。
2度目は2026年3月。ハノイ経由のホーチミン。
この中で撮影した写真をもとに写真集を構成した。

サイゴン・ダナンホイアン・ハノイを中心にその中で見たさまざまな街の路地裏を収録し100ページのebookを作成した。
フリーダウンロードとその先にある完全版の制作
今回タイトルを『路地裏somewhere lite in 越南/Vietnam』とした。本当だったら『路地裏somewhere in 越南/Vietnam』になる予定だ。なぜliteがついているかというと、これが完全なリリースではないということ。
旅から帰ってきて一ヶ月。撮影した写真があまりにも良いものだからなにか形にしてこの熱を抑えなければと急遽一冊作ることにした。
完全版は『路地裏 somewhere in 河内 (HANOI)』と『路地裏 somewhere in 西貢 (SAIGON)』で各200ページ超。その二つを合わせた『路地裏somewhere in 越南/Vietnam』を500ページぐらいの想定で作ろうと考えている。ページ数を見てもらえたらわかる通り、この分量をさくっと作ることは難しい。
なので一度その前段階として『路地裏somewhere lite in 越南/Vietnam』をリリースし、フリーダウンロードしてみんなに見てもらってその先にある完全版のリリースに向けて期待感を持ってもらいたいと完成させたのであった。


写真集は見てもらって形になると言っても過言ではない。
そして見てもらったことでフィードバックを受けることでより完成度が高くなることも事実。
自分でもニッチな写真を撮っているということはわかっている。だからこそフリーダウンロードで自分のことを知ってもらいたいと今回この配布の仕方にした。
そしてまずは、見てほしい。
この中のどこかに引っかかる風景があったなら、それが少しずつ広がっていけばいいと思っている。
🔗ダウンロードリンク
下記リンクからダウンロードできます。

フリーダウンロードのpdfファイルはこちら
有料にはなりますがepub形式の高画質ebook版はこちら


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