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「45kgも痩せた超ダイエット術」うつ症状からも脱出して 人生が好転した話

 

普通のおっさんが

45kgも痩せて人生も好転して

10歳年下の女性と再婚

いくつかの奇跡が起きた話

自分の考え方、

物事の解釈を変えただけで、
こんなに体が変わる。
人生が変わる。



ついてない人生

中年に差し掛かる頃、
僕は小さな食品会社を
経営していました。しかし、
その頃、年中ほぼ休日が無く、
とても忙しい日々を送っていた上、 
日々の経営上のストレス、
新商品買い付けのための
試食などの間食で、
不規則な食事、
お付き合いでの夜の飲み会、
当然、体重は年々増えていきました。

学生の頃58kgだった体重は、
10年間で、見事に80kg代
生活習慣が原因の、
教科書通りの、
お腹ポッコリの中年肥満男性の
出来上がりでした。

そんな頃、経理や事務方として、
共に忙しく働いていた
家内が、ある日突然、
体調の異変を訴えました。

病院に行ったところ、
なんと、すい臓癌の末期と言われ,
余命3か月と
宣告されてしまいました。
当時、家内は、
まだ40歳を超えたばかりです。
今まで健康そのもののような
彼女の突然の病、
「目の前が真っ暗になった」とは
こんな時に使う為の言葉だと
思いました。

実は、結婚する時に、彼女と、
ある約束をしていました
それは、
「もし、万が一お互いに
余命宣告されたときは、
正直にそのまま本人に伝える」

という申し合わせです。
「それを周りが隠して、
よそよそしくしていると、
本人だけ孤の孤独な
戦いになってしまうから」という、
身内の過去の経験からの教訓でした。

僕は、そんな約束した事を後悔し、
胸が張り裂ける思いで、
直接、本人に伝えました。
すると、彼女は、少し間をおいて、
何かを決意したように、
「あと、どれぐらい生きられるか
分からないけど、
私、前向きに生きる・・・」と、
僕に言いました。

その後、彼女は
「病院でどうしようもないのなら、
入院しないで家に居たい」との希望で、
自宅で病気との戦いとなりました。
その後、彼女は癌は進行し、
どんどん痩せていってしまい。
3か月後に、
体重はついに40kgを切っていました。
そして、4か月後彼女は、力尽きて、
帰らぬ人となってしまいました。
幸か不幸か、これまで僕たちには、
子供はありませんでした。

彼女は経理など会社の中枢を
担っていたので、
その面でも、痛手は大きく、
その頃、大口顧客だった
中堅スーパーの倒産も重なり、
喪失感から、何か糸が切れたように
僕の会社経営の意欲は、
どこかに吹き飛んでいました。
その後悩んだ末、
会社を一時休眠させる事を決意し、
従業員にはこれからの事を説明して、
同業者に、顧客、従業員、営業車両を、
そのままの条件で
すべて移管して、
業務ごと引き継いでもらう
事になりました。

その後、気力だけで、
なんとか体は動いていましたが、
49日の法要が過ぎ一段落した頃には、
僕の中の喪失感が最大になり、
完全に精神的にやられていました。

まるで戦友を亡くしたような
気分になり、なにより辛かったのは、
僕という人間を
本当に理解してくれていた存在が、
もうこの世から永遠に消えてしまった
という事です。
連続した、いくつもの不幸な展開に、
心にぽっかり穴が開き、
生きている現実感も無く、
まるで自分が、
ロールプレーイングのゲームの
中にいる不運なキャラクターか、
それとも小説の
主人公のようだと感じていました。
「これ以上の不幸な展開って何だろう」
と考えてみても、
気分はただ、底知れぬ闇に
落ち続けるだけで、
そんな時は、
死のうと思う気力さえ無いのです。

「最悪だと言っている間は
まだ最悪ではない」
とは、シェークスピア、
リア王のセリフだったでしょうか。

今日は、何日の何曜日なのか。
徐々に昼夜逆転して、
時間の感覚まで無くなっていきました。
時々心臓が痛くなるので、
右手の親指を、
拳の中に折り曲げて、
胸の前でぐっと握り締めていると、
なぜか少し落ち着きます。
ある日ふと気づくと、
血が通わなかったためか、
親指の爪が黒く変色していました。

僕は、プライドが高くて
人に評価されたい、
よく見られたいという
見栄っ張りの性格だったので、
自分が下に落ちると、
人目や噂を気にして、
外に出て近所を普通に
出歩く事が出来なくなりました。
世の常として、
弱い人間が頼るのは、お酒です。
僕の場合は、寂しさや、
強烈な不安感から、
いつのまにか飲み食いに
走っていました。
暴飲暴食、毎日のお酒、
3度の食事の他、間食、夜食。
そんな、投げやりな生活を続けていて、
4か月ほど経った頃です。

その日、買い物のため、
近所の人と会わないように
隣町の大型モールに、
渋々必要なものを買いに
買い物に出た時の事です。
150件以上のお店が入っている
大型商業施設へ、到着して車を停め、
他の家族連れの客を見るだけでも
辛かったので、うつむき加減で、
足早に店内のモールを歩き始めました。

ある、
アパレルのお店の前を通った時、
なにげなく、ふと、
お店の奥に目をやると、
知らない中年男性が一人で
買い物をしている姿が、
目に入りました。
その男性は背は低く、
お相撲さんのように、
かなり体格が良い人でした
その人は、
店の奥からこちらを見ていたので、
知り合いではないかと、
その人をもう一度良く見ると、
それは、不覚にも、
お店の奥の鏡に写った
自分自身の姿でした。
あまりに太っていて、
自分の姿だと
認識できなかったのです。
そういえば、しばらく、
手鏡以外使った
記憶がありませんでした。

ショックを受けつつ、
帰宅してから急いで
体重計に乗った所、
なんと101kgもの
体重になっていました。
信じられずに、
何回か体重計に乗
り直しましたが、
やはり、結果は変わりません。
本人はせいぜい90kg代前半
くらいかと思っていたのです。
163cmの身長で体重100k越えは、
普通に考えたら、
まぎれもなく超肥満体です。

その後、軽い脳梗塞も発症して、
さすがに、これは、
本当に精神的にも肉体的にも
やばい状態だと、
自分でも気付き始めました
今の状態では自分に
何の希望もチャンスも無い。
このまま、もし、
自分が病気で死んでしまったら、
「皆の為に、あんなに頑張っていた
家内に、あの世で会わす顔がない、
申し訳ない、情けない」と
思い始めました。
「亡くなった彼女の分まで生きて、
僕が爺さんになってから会いに
行かなければ」と本気で思いました。

そして、自分なりに決意をして、
頑張って、食事や酒を減らし、
何とか体重は90kgに減りました。
しかし、
ダイエットは皆さんご存じの通り、
そんなに甘いものではなく、
数か月後には元の体重に戻り、
教科書通のリバウンドを繰り返します。
たちが悪いのは、逆にリバウンド後、
体重がさらに増えてしまうのです。

そうして、何回かのリバウンドの後、
体重は、なんと、
過去最高値の105kg
達したのです。
ここまでくると、
信じられない話ですが、
トイレの便座が体重で割れたり、
玄関のスノコ敷板を踏み抜いたり、
体の重みで、両足のかかとの
一番硬い皮膚が割れて、出血し、
痛くて家の中で歩く事も
ままなりません。
そして、動かないと体重が
増えるという、悪循環のループに、
僕は見事に落ち込んでいきました。

これは、根本的に何かが
間違っているに違いない。
引きこもっている自分の
心の状態を何とかしなければ
外側だけ頑張っても、
内側から自分を変えなければ、
すぐに元に戻ってしまう。
と考え始めました。
すると、自分自身の
今の境遇に怒りが湧いてきました。
もし、僕が小説の主人公なら、
きっと自分の台本は、
自分で変えられるはずだ
と、
自分に言い聞かせました。

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