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ポン助と波の物語①


波が止むことのない海。
現れては消え、また現れて消える。

どうして海には波があるの?


【海に波があるのは、きっと海が意地悪だからだ。】とポン助は言った。
ポン助は、魚の男の子。まんまるい体をしている
生まれてすぐ病気になってしまい、体が膨れてしまったのだ。そのせいで、上手に泳げない。
大きな波が襲ってきて、遠くまで流されて恐い思いをしたことがあった。だから、ポン助は海の波が嫌いだ。


【海に波があるのは、きっと海は魔法使いなのかも。】とポン助のパパとママは言った。
ポン助が赤ちゃんの頃、【ポン助を大きい波から守るために、丈夫で流されない家を作ってあげよう。】とパパが言った。【それ良いわね。でも、一体どうやって。。。】と頭を悩ますママ。
 しばらくすると…なぜだか、ゆらゆら波に揺れて、ペットボトルが目の前に流れてきました。それに続いてビニール袋もヒラヒラと波が運んできました。
【これ、私たちの新しい家にピッタリじゃなあい?】とママが聞いた。
【ようし、これを新しい我が家にしよう】とパパは言う。
【ちょうど欲しかった家を与えてくれるなんて、まるで波は、魔法だ。】と二人は大喜びした。そして、近くにいた海草さんにお願いして、お家が流されないように繋いでもらった。このようにして、ポン助の家族は、安全な家を手に入れることが出来ました。


【続く】

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