小説をバージョン管理するシンプルな方法
問題です! この作品の最新版はどのファイルでしょうか?
山月記.docx
山月記コピー.docx
山月記コピー(1).docx
new山月記.docx
new山月記コピー.docx
new山月記最新版.docx
new山月記最新版修正.docx
最新!山月記.docx
山月記最後.docx
山月記本当に最後.docx
山月記マジでラスト.docx
シンプルに地獄(笑)
「本当に最後」とかつけてもダメです。小さな誤字脱字を見つけて結局直すのよ。タイムスタンプを見ればいいじゃんと思うかもしれませんが、最後にかけた修正が必要な修正ではなかったりして、やっぱり◯◯まで修正した版を最終確定版にしたいけど、もはやどれか分からないということもあります。
この問題に正解はないです。正解を見つけるのがこの問題の意図ではありません。こういうファイル名をつけたらあかんということに気がつく問題です。
こうやってファイルがバラけるのを防止するために、ファイル一つだけで更新を続けるのもオススメできません。少し前のバージョンに戻れないし、ファイルがうっかり壊れたら死にます。
執筆を始める前に、私は必ずコピーを作ります。このコピーファイルに加筆します。そのときにファイル名を自分の中の命名規則に従って必ず書き換えます。ファイルの命名規則に従って、山月記ファイルを整理してみましょう。
山月記ver1.0.docx
山月記ver2.0.docx
山月記ver3.0.docx
山月記ver3.1.docx
山月記ver3.5.docx
山月記ver4.0.docx
これですっきり。数字が一番大きなものが、最新版です。小数点の更新は、誤字脱字などのごく軽微な修正をかけたときに命名します。整数部分の数字が増えているときは、小説が加筆修正されているときです。
これだと少し前の版に戻りたいときも楽ですし、バックアップにもなります。最新版のファイルが壊れてしまってら、一つ前のバージョンのファイルから書き直せます。
これね、システム開発のときの定番手法です。システム開発は、バージョン管理が本当に大事。システムの更新をかけた後から大きなバグが見つかるなんてよくあること。そういう時はバグのない一つ前のバージョンに差し戻します。なので少し前のバージョンに戻れるって大事なんですよ。
しっかりバックアップを取りながら、古いバージョンにも戻れる万全の態勢で執筆してくださいね。
