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900点いけるかも、と思った自分をTOEIC本番が静かに打ち砕いた

試験前は、少しだけ自信があった。
 
アプリでは正答率も上がっていたし、模試でも悪くない点が出ていた。
「これはワンチャン900点もあるのでは」と、正直少し思っていた。
 
そして本番後。
その自信は、きれいに現実へ戻された。
 
今週のメインイベントは、28日のTOEICだった。
午前中に試験を受けてきた。
 
受け終わった直後の感想は、とてもシンプルだった。
 
「勉強でやった問題より、難しくないか……?」
 
これは厳しい。
頼む。
800点は超えていてくれ。
 
そんな気持ちで会場を出た。
 
試験前の自分は、わりと前向きだった。
 
約40日間、通勤時間を中心にアプリで勉強していた。
使っていたのはabceedで、教材はTEX加藤さんの金のシリーズが中心。
 
200問模試では890点を取れるところまできていたので、少しだけ期待していた。
「900点、もしかしたらあるかも」と思っていた。
 
でも、本番は違った。
 
リスニングは、教材よりも速く感じた。
アプリでは1.3倍速で練習していたので、まったく聞き取れないわけではなかった。
 
それでも、本番の情報量には少し押された。
 
リーディングも、時間との勝負だった。
わかる問題を解く力だけではなく、どの問題に時間を使うかを判断する力が必要だと感じた。
 
試験後に、TOEICを扱っているYouTuberの感想も見てみた。
多くの人が「今回は難しかった」と話していて、自分だけがそう感じたわけではないのかもしれないと思った。
 
ただ、そこで少し考えた。
 
「難しかった」で終わらせるのは簡単だ。
でも、それだけだと次も同じように苦しむ気がした。
 
今回の試験で感じたのは、勉強してきたことと、本番で求められることの間に少しズレがあるということだった。
 
アプリで正答率を上げること。
教材を解けるようにすること。
それ自体はもちろん大事だ。
 
でも、本番ではもう少し違う力も必要になる。
 
速い音声を聞きながら、意味を追い続ける力。
長い文章を読みながら、必要な情報を素早く拾う力。
全部を完璧に解こうとせず、時間内に点数を取りにいく判断力。
 
たぶん、ここが今の自分に足りなかった。
 
ただ、悔しいだけで終わらせるには、少しもったいない試験だった。
今回のTOEICは、自分に足りないものをかなり具体的に教えてくれた気がする。
 
ここから先は、今回のTOEICで感じた悔しさと、次に向けて変えようと思った勉強法を少し掘り下げてみる。

 
試験が終わった直後は、正直かなり落ち込んだ。
 
試験前は「900点いけるかも」と思っていた。
それが終わった瞬間には、「900点なんて無理だ。800点も怪しいかも」と感じていた。
 
この落差が、けっこうしんどかった。
 
でも、よく考えると、この落差は悪いことばかりではない。
自分の現在地が、少しだけ正確に見えたということでもある。
 
今までの勉強は、問題に慣れることには役立っていた。
単語も増えたし、TOEICの形式にも慣れた。
それは間違いなく前進だったと思う。
 
一方で、本番で点を取り切るための練習は、まだ足りなかった。
 
特に変えたいのは、リスニングの復習方法だ。
 
これまでは、問題を解いて、答え合わせをして、解説を読むことが中心だった。
でも、それだけだと「聞けるつもり」になりやすい。
 
次は、1.3倍から1.5倍くらいのスピードで演習する。
そのうえで、シャドーイングも取り入れる。
 
聞くだけではなく、自分でも声に出す。
自分が発音できる音は、聞き取りやすくなる。
 
そう考えると、リスニング対策は単なる耳の練習ではなく、口も使った練習にした方がよさそうだ。
 
リーディングも変える。
 
これまでは、読める文章を増やすことに意識が向いていた。
でも、本番では「読めるか」だけでなく、「時間内に処理できるか」が問われる。
 
だから次は、時間を決めて解く練習を増やす。
全問を丁寧に解こうとしすぎず、どこに時間を使うべきかを判断する力も鍛えたい。
 
今回のTOEICで思ったのは、勉強には量だけでなく、方向も大事だということだ。
 
頑張っているのに結果につながらないときは、努力が足りないのではなく、練習している場面と本番で求められる場面がズレているのかもしれない。
 
これは英語だけではなく、仕事や日常にも当てはまる気がする。
 
準備していたのに、本番でうまくいかない。
練習ではできたのに、実際には思うように動けない。
そういうことは、たぶん誰にでもある。
 
そのときに大事なのは、「自分はダメだ」と決めつけることではない。
どこがズレていたのかを見て、次のやり方を少し変えることだと思う。
 
TOEICの結果はまだ出ていない。
なので、実際の点数はわからない。
 
800点を超えていてほしい。
できれば、ひっそり高めに出ていてほしい。
ここはかなり正直な本音である。
 
ただ、結果がどうであれ、次にやることは少し見えた。
 
リスニングは、速い音声とシャドーイング。
リーディングは、時間制限と取捨選択。
そして、勉強した気になるのではなく、本番で使える形に近づけること。
 
今日の学びは、これだ。
 
できなかった日は、才能のなさを証明する日ではなく、次の勉強法を教えてくれる日でもある。

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