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昇格も給料も上がらない資格に7年間本気で挑戦した結果


私の日常を少し書きたいと思います。

皆さんは、何か一つの資格取得に本気で挑戦したことがありますか?

おそらく多くの方が資格取得を目指す理由は、
「給料アップ」や「キャリアアップ」ではないでしょうか。

もちろん資格取得そのものが趣味という方もおられると思います。
しかし、大多数の方は、その先にある何かを求めて勉強を始めるはずです。

では、もし取得しても給料が上がらない。
キャリアアップにも直結しない。

周囲からも「そこまで頑張る必要ある?」
と言われる資格だったらどうでしょうか。

私は2020年から現在に至るまで、そんな資格に挑戦し続けています。

その資格の名前は「認定社会福祉士」

取得したからといって給料が大きく上がるわけではありません。
昇進が約束されるわけでもありません。

それでも私は約7年間、この資格を目指し続けてきました。

今回は、そんな資格に本気で向き合った結果、
私が得たものについて書いてみたいと思います。

きっかけは「なんかカッコよさそうでした」

認定社会福祉士を目指したきっかけは、とても単純でした。

社会福祉士の資格を取得するために勉強していた頃、
インターネットで認定社会福祉士という資格の存在を知りました。

社会福祉士の上位資格。

当時の取得者はまだ数百人。

その説明を見た私は、

「なんかカッコいいな〜」

「持ってたらすごそうやな〜」

「周りから一目置かれるんちゃうかな〜」

そんなことを考えていました。

今思えば、完全にアラサー男子の浅い動機です(笑)

それから約10年。

そして2020年から本格的に認定社会福祉士への挑戦を始め、
今年ついに最後の登竜門である「認定社会福祉士認定研修」に
合格することができました。

まだ申請や審査は残っていますが、
登山で言うなら9合目までは来たと思っています。

ただ、ここで一つ問題があります。

認定社会福祉士になったからといって
給料が大きく上がるわけではありません。

昇進が約束されるわけでもありません。

では私は7年間、意味のないことを頑張っていたのでしょうか。

そう聞かれると答えは「違う」です。

むしろ私は、この挑戦によって人生を変える大切なものを手に入れました。

一番の財産は仲間だった

認定社会福祉士への挑戦で得たものを一つ挙げるとしたら、
私は迷わず「仲間」と答えます。

認定社会福祉士への道のりは決して一人で進むものではありませんでした。

取得までには様々な研修があり、
その中で一緒に苦労し、
励まし合う仲間がいました。

私が研修を受け始めたのは2020年。

ちょうど新型コロナウイルスが流行し始めた頃です。

そのため、研修のほとんどがオンラインでした。

今でこそZoomは当たり前ですが、当時は慣れないシステムに四苦八苦。

画面越しのやり取りなので、どこか他人行儀な距離感もありました。

それでも研修の回数を重ねるごとに、
お互いの距離は少しずつ縮まっていきました。

レポートに苦しんだこと。

締切に追われたこと。

画面越しに励まし合ったこと。

なかなか対面で会えないもどかしさ。

そんな苦労を一緒に積み重ねるうちに、自然と絆が生まれていました。

そして初めて対面で会ったのは、なんと研修が始まってから3年後でした。

認定社会福祉士への道のりは本当に長いんです(笑)

画面越しでは何度も顔を合わせていた仲間たち。

「いつか対面で会いましょう」

そう言い続けていた仲間たち。

実際に会えた時は、本当に嬉しかったです。

そしてその日の乾杯は今でも忘れられません。

おそらく10回くらいは

「かんぱーい!」

と言ったと思います(笑)

今でもその仲間たちとは連絡を取り合い、
お互いの活動を応援しながら学び続けています。

振り返ると、ここまで挑戦を続けてこられた
理由の一つは間違いなく仲間の存在でした。

最近は生成AIが相談に乗ってくれたり、励ましてくれたりする時代です。

それは本当にありがたいことだと思います。

でも、頑張っていることを褒め合い、
辛い時に励まし合い、一緒に喜びを分かち合う。

そんな生身の人同士のつながりには、やはり特別な力があります。

認定社会福祉士を取得して給料は上がらないかもしれません。

でも私は、この仲間たちとの出会いだけでも
挑戦した価値があったと思っています。

次の挑戦との出会い

認定社会福祉士への挑戦で得たものは仲間だけではありません。

もう一つ大きかったのが、新しい夢との出会いです。

私は認定社会福祉士を目指す過程で成年後見制度を知りました。

そして学べば学ぶほど、この世界の奥深さに魅了されていきました。

成年後見人の仕事は、簡単に言うと
「その方が人生をかけて築いてきた財産を預かり、守る仕事」です。

言葉にするととてもシンプルです。

しかし実際は、その方の人生そのものを支える責任の重い仕事でした。

私は元々、福祉が専門です。

そして昔からお金の管理が好きでした。

投資や家計管理を考えるのも好きでしたし、
お金のことを学ぶことも苦ではありませんでした。

そんな私にとって、

「福祉」と「お金」

が一つになる成年後見という仕事は衝撃でした。

正直、

「やべ〜!!出会った!!」

と思いました(笑)

そして実際に成年後見に関わる中で、ある壁にぶつかりました。

法律です。

成年後見は福祉だけではできません。

法律を知らなければ判断できないことがたくさんあります。

逆に言うと、

法律を学べばもっと良い支援ができる。

福祉と法律、そしてお金。

この三つが重なった時、自分のやりたい支援の形が見えてきました。

そこで私がたどり着いたのが司法書士という資格でした。

妻から

「目指してみたら?」

と背中を押してもらえたことも大きな後押しになりました。

そしてその時、ふと思い出したことがあります。

小学生の頃の夢です。

私の夢は弁護士でした。

まさか40代を前にして、
もう一度法律を学び始めるとは思っていませんでした。

でも、

福祉が好き。

お金も好き。

法律にも興味がある。

そう考えた時、

「これしかない!!!」

と思いました。

認定社会福祉士を取得したから司法書士を目指したわけではありません。

でも、認定社会福祉士を目指していなければ、私は成年後見と出会うことも、司法書士を目指すこともなかったと思います。

だから私は思うのです。

たとえ取得しても給料が上がらない資格だったとしても、
一生懸命向き合った時間は決して無駄にはならない。

本気で取り組んだからこそ、自分なりの答えを探し続ける。

そしてその先で、自分だけの新しい道に出会えることがあるのだと。

三つ目は継続力

認定社会福祉士への挑戦で得た三つ目の財産は継続力です。

実は私は昔から何をやっても長続きしない人間でした。

興味を持つ。

始める。

飽きる。

辞める。

そんなことの繰り返しでした。

しかし、この約7年間の挑戦を通して一つ学んだことがあります。

それは、

「続けた先には見える景色がある」

ということです。

続けたからこそ仲間と出会えた。

続けたからこそ成年後見と出会えた。

続けたからこそ司法書士という夢と出会えた。

もし途中で辞めていたら、その景色を見ることはできませんでした。

この経験をしてから、家計管理や料理、勉強やSNS発信など、以前なら途中で投げ出していたことも続けられるようになりました。

認定社会福祉士への挑戦は、資格以上に継続する力を私に与えてくれたのだと思います。

最後に

この記事はあくまで私自身の体験です。

だから、この経験が全ての人に当てはまるとは思っていません。

「そんなうまくいくわけない」

「そもそもそんな時間ないわ」

そう思われる方もいると思います。

本当にその通りだと思います。

置かれている環境も違えば、抱えている事情も違います。

だから、誰もが同じ結果になるとは思っていません。

それでも、もし今何かにチャレンジしたいと思っているけれど、

「本当に将来のためになるんだろうか」

「時間やお金をかける価値があるんだろうか」

そんな不安を抱えている方がいるなら、この体験が少しでも勇気になれば嬉しいです。

正直、私も認定社会福祉士を目指し始めた時は、こんな未来になるとは思っていませんでした。

仲間と出会うことも。

成年後見と出会うことも。

司法書士を目指すことも。

全く想像していませんでした。

だから今振り返ると、何かを信じて動いてみることには意味があるんだなと思います。

もちろん、私はまだ何かを成し遂げた人間ではありません。

大きな成功を掴んだわけでもありません。

今も何かあると信じて走っている途中の人間です。

でも、だからこそ面白いのかもしれません。

これから先にどんな景色が待っているのか、
自分自身が一番楽しみにしています。

まだまだ道の途中。

その先にどんな景色があるのかは分かりませんが、
7年前の自分と同じように楽しみにしながら進んでいこうと思います。



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