言語と音楽の関係は密接だったー言語習得に向けての音声練習のポイントがはっきりわかった気がする
前の記事で、ある言語とそこで生み出される音楽は、特徴が似ているのではないかということを書きました。長い間私が感じてきたことなんですが、検証の方法がわからなく、難しそうだったのであまり深く考えないようにしてきました。というのも、私は長い間、音を(美術作品のように)視覚化できたらなという思いを抱えてきたのですが、それと同時にその難しさも同時に経験してきていたからです。
私が現役で楽器演奏をしていた頃は、音を視覚化する方法はオシロスコープという機械で、マイクから拾った音の波形を見る事しかできませんでした。それも不鮮明なものでした。楽器同士の音程を合わせるのにこの機械を使っていたのです。当時は高価なもので、バンドに一台しかなかったと記憶しています。音程が合うと、この波形がぴったり合って一つの波になります。耳で判断できないと、この機械を使わなければならないことになります。あとは耳が頼りだったのです。つまり音を視覚化できないので耳を鍛えるしかないことになります。
初心者のうちは、これが至難の業だったのです。音程はぴったり合うと耳で聞いても、波形があった時のように音どうしが、ぴったり一致して唸りが聞こえなくなります。ところが、慣れないと唸りに気づかないのです。聴衆が聞きやすく心地よい演奏をするには、唸りのない(濁らない)音が大切です。最近は、小さい手のひらサイズのチューナーを使うのが常識になっています。しかも安価なので、一人一台携帯のように所有していますが。
とまあ、こんな経験をしてきましたので、見えない音についての検証なんて無理だろうと思っていたのです。ところが、最近のAIの発展によってこんな考えはいつの間にか、私の中でもずいぶん過去のもの、と思えるようになってきました。
そこで、長い間感じていた「ある言語とそこで生み出される音楽は、特徴が似ているのではないか」という感覚を検証しようと思い立ちました。
様々な国の代表的な行進曲をその国のバンドが演奏した音源を使い、言語の特徴を表した部分を分析し、解析を試みる。というものです。行進曲にはその国の人たちの音に対する感じ方が反映されやすく、戦争に利用された歴史があるため悪いイメージがあるのですが、純粋に音楽のみを考えればその国の言語を話す人たちの音声、音に対する特徴がよくわかると考えました。
そんな考えからアプリを作ってみました。よろしければ、是非ご覧ください。
「世界6カ国 行進曲×言語韻律 解析ツール」
https://ais-pre-p7knkgmcwde6vkwaoolc2d-718053051188.asia-east1.run.app
