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ハイポーが抜けるとはどういうことか?


 谷崎潤一郎の『肉塊』を読んでいる。その中にこんな言葉が出て来た。

「うん。此のハイポーが抜けるまでだ」(谷崎潤一郎『肉塊』)

 この「ハイポー」の意味が解る人はいるだろうか?

 おそらくいないだろう。その前に、

 ニ三分の間、柴山は黙つてハイポーに漬けてあるフィルムの枠をいぢくつていた。(谷崎潤一郎『肉塊』)

 この下りから、寫眞現象の定着に用いるハイポサルファイト・ソーダ Hyposulphite sola の略。かと推察される。


 しかしどうもこんな言葉の意味が谷崎との関連において調べられた形跡がない。私は何かの自慢をしているのではない。嘆いているのだ。また「青空文庫」には「ハイポー」の文字はなく、コトバンク等でも豚の品種としてしか説明がない。つまりおそらく谷崎潤一郎の『肉塊』は現代では殆ど誰にも読まれないし、話題にもされない作品なのだ。

「なぜ? なぜ斷れない? ──── 貴様は何か、あの女に弱い尻でも摑まれてゐるのか?」(谷崎潤一郎『肉塊』)

 この「弱い尻」には「旦那の前ですが、弱い尻がありますとも。」「成程、そういふ弱い尻があつては、網田君が酌ぐらゐせねば成るまい」「オイ御新造イヤさ、お妾、弱い尻がねヘツて、フン現にチンチン鴨か何だか知らねへが」「他人の秘密を利用して詐欺を働くのは、何か人の弱い尻を嗅き付けると」……いくらでも用例が見つかる。しかしそのまま検索すると「尻弱」しか出てこないんだなこれが。「強い尻」は越中四郎か?


蝉のように白い これは解らない。

電氣菓子 綿あめ?

ピジャマ パジャマか? 

 に「たふ」とふりがながふられているが「こしかけ」なのか「ねだい」なのか分からない。ここは寝台でいいのでは。

丫鬟 あくわん はもう「あげまき」でよかろう。丫なんて漢字は久々に見た。初めて見たら絶対Yとしか思わないだろう。

しらけ渡って  も使われなくなった。

このくらい書いておけば何年後かにはコトバンクにも記録されるかな?

無理かな?

つみいれ 魚肉のすり身につなぎを入れ、少しずつ摘み取りゆでたもの。汁の実や煮物にする。?

アレキサンドリア アレキサンドライト? これそのままいく?



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