【警告】OnのCloud Xを外で履こうとしてる人、絶対にやめておけ。
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
義肢装具士免許をもって本を数冊だして10年以上靴屋をやっています。
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Onの「Cloud X」
軽くてデザインもいいですよね。
だから、これを普段履きやランニングシューズとして紹介している人も見かけます。
でも、もしあなたがそうしようと思っているなら、靴屋として私は全力で止めたい。
今日は【なぜCloud Xを外で履くのが危険なのか】その理由を解説します。
【結論】Cloud Xは「ジム用の靴」だから
もう、話はこれに尽きます。
Cloud Xのような室内トレーニング用のシューズを屋外で使うことのデメリットは、あなたが思っている以上に大きいんです。
3つの大きな問題点があります。
理由①:靴底(アウトソール)が、そもそも「外用」じゃない
まず、靴の裏側を見てみましょう。
Cloud Xのようなジム用シューズの多くは【溝が浅くて細かいパターン】の、いわゆるフラットな靴底をしています。
これは、体育館やジムのキレイで平らな床の上で「キュッ」とグリップを効かせるための設計です。

https://www.on.com/ja-jp/products/cloud-x-4-3me3004/mens/shadow-apollo-shoes-3ME30043558
その反面、屋外の環境には滅法弱いのです。
濡れた路面
砂利道
芝生
こういう場所では、グリップ力が驚くほど不安定になります。
特に雨の日のマンホールの上や、濡れたタイルの坂道なんて、想像するだけでゾッとします。下手をすればツルッと滑って大怪我につながりかねません。

なぜなら、そもそも室内用の靴なので、水を排出する(排水性)とか、不整地を掴む(グリップ性)といった機能は考えられていないから。
そんな悪い環境のジムって想定してないからね
さらに、耐久性も問題です。
ザラザラしたアスファルトの上を歩けば、柔らかい室内用のソールはあっという間にすり減っていきます。当然ですよね。室内はそんなに摩耗しませんから。
理由②:クッションが「アスファルト」を想定していない
「ジムで走るのも、外で走るのも同じでしょ?」
いやいや、全く違います。
あなたがジムで走るランニングマシン(トレッドミル)の地面を想像してください。あれって、実は結構フカフカしていて、衝撃を吸収してくれる「柔らかい素材」でできています。
実際に走られてる様子をサクッと見たらわかる。
何となく足元不安な感じするでしょ?
地面の硬さっていう
絶対的な安定がないからなんです
Cloud Xのクッションは、その「すでに柔らかい地面」で走ることを前提に設計されています。
だから、硬いアスファルトやコンクリートからの強烈な突き上げを吸収するには、正直言って力不足。長距離を歩いたり走ったりすれば、膝や腰への負担は、屋外専用シューズに比べて確実に大きくなります。
理由③:靴の「目的」が、まっすぐ歩くことじゃない【最重要】
これが、一番知ってほしい!というか
これを書きたくてこの記事を書いたまである
一番危険なポイントです。
そもそも知っておいてほしいのですが
機能に特化した靴は、大きく2つに分類されます。
1️⃣ まっすぐ歩いたり走ったりする「直線運動」のための靴(例:ランニングシューズ)
2️⃣ いろんな方向に動く「多方向運動」のための靴(例:ジム、卓球、バスケシューズ)
ゲルカヤノやブルックスのゴーストのような本格的なランニングシューズは、1️⃣にあたります。
1️⃣の靴はしっかりとした支え(サポート)があって、足が内外にブレないように「まっすぐ進むため」に作られています。いわば、足の動きを制御してくれる「ガードレール」のような存在です。
これによって、足・膝を真っ直ぐ出しやすくなり、動きやすくなるだけでなく関節の負担も減らせるのです!
こういう妖精が靴の中にいると思っても
差し支えないでしょう!

一方、Cloud Xは2️⃣です。
ジムでのトレーニングのように、横にステップしたり、しゃがんだり、俊敏に方向転換したり…いろんな方向に動きやすいように、あえてサポートを弱く、全体的に柔らかく作られているのです。
もう、お分かりですよね?
サポートが弱い多方向運動用のCloud Xで、地面がデコボコした屋外を真っ直ぐ長く歩いたり走ったりするとどうなるか。
あなたの足は、地面の傾きに合わせて簡単に内や外にねじれてしまいます。
足首は常にグラグラ。安定感がなく、捻挫のリスクも高まる。
つまり、そもそもの靴のコンセプトと合致しないので相性が悪いのです
救済策
それでもXを屋外で履きたいなら2つのことを守ってほしい
雨の日履かない
短時間にとどめる
もちろん、ベアフット的な目的であえて不安的な履き方をしたい!という人は止めませんよ。ただ、何となく普段履きにしたいとか長く歩く目的で使うというのなら気をつけてほしい

じゃあ、屋外で履くなら、何がいいの?
答えはシンプルです。
素直にCloudMONSTER(クラウドモンスター)を履きましょう。
CloudMONSTERは、まさに屋外の硬い路面を快適に走るために生まれたシューズです。
Cloud Xとは比べ物にならない分厚いクッションが、アスファルトからの衝撃をしっかり吸収してくれますし、ソールも屋外での使用を前提とした耐久性とグリップ力を備えています。まっすぐ進む安定感も、もちろんCloud Xより上。
普段履きから、長距離のウォーキング、本格的なランニングまで、屋外で使うなら、まずこれを試してみてください。世界が変わりますよ。
そして、もしあなたが「自分は足幅が広いんだよな…」と感じているなら、迷わずCloudMONSTER 2を選んでください。
最新モデルの2は、初代に比べて明らかに幅広の設計になっています。幅広で悩んでいた人にとって、まさに救世主のような一足です。
まとめ
Cloud Xは、あくまで「室内トレーニング用」のシューズ。
屋外で使うと滑りやすいし、ソールもすぐ減る。
クッションも屋外の硬い路面には力不足。
何より安定感がなく、足首をねじりやすいから危険。
屋外で履くなら、素直にCloudMONSTER(幅広ならMONSTER 2)を選ぼう。
あなたの足を守れるのは、あなただけです。
どうか、靴の「目的」に合った
正しい使い方をしてあげてくださいね。
賢い選択をしてくださいね。
いってらっしゃい! 😄✨
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