防水シューズこそ『防水スプレー』が必要:やらないと損する3つの理由
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
※Amazonのアソシエイトとして、[こば]は適格販売により収入を得ています。
「防水シューズこそ防水スプレーをかけましょう!」
これを言うと、頭に?が浮かぶ人が多いでしょう。
でも、これをやっておかないと様々なデメリットがでてきます!これは、防水シューズの「防水機能」がどこにあるかを知っていると分かりやすい。
逆を言えば、ここを知らずに梅雨を迎えるとせっかくの防水シューズが台無しになります。
今回は、靴屋として13年以上見てきたわたしが、「防水シューズこそ防水スプレーが必要」な3つの理由を書いていきます。
理由① 表生地は防水じゃない
大前提から話すと
防水シューズの防水機能は、表生地の「下の層」にあります。
一般的な防水シューズって表生地は防水ではないことが多いのです。
ざっくり言うと上からこういう順番で成り立ってる
表生地
防水シート(GORE-TEXなど)
裏生地
要するに、表生地と裏生地のあいだに「防水の膜」が挟まっている構造。表生地そのものは、撥水加工のされたナイロンやメッシュだったりするんですよね。

しかも、その撥水加工は永遠じゃない。
新品の防水シューズには「DWR加工(耐久撥水加工)」が工場で施されています。
買ったばかりだと水が表面でコロコロ転がる。
だけど、
摩耗
洗濯
経年劣化
これらで、撥水機能はどんどん落ちていきます!メーカーが「数ヶ月から半年」と公表しているケースが多いのはここに理由があるんですね。
分かりやすい例は傘
新品の傘って雨に降られてもコロコロ弾きますよね
(あれを見てるだけで癒やされる。)
だけど、気がついたら水を弾かなくなる。
生地がじんわり濡れて、なんなら水が染みてくる・・・
あれと同じです。
防水加工のされていない表生地は濡れる。
だから、防水スプレーで表生地が濡れないようにしたいのです!
理由② 本当の敵は『ウェッティング現象』
表生地が水を吸うと厄介なことが起きます。
それが「ウェッティング現象」
GORE-TEXって、「水は通さないけど、汗の蒸気は通す」という膜です。
だから防水なのに蒸れない、というのが売り文句。でも、表生地が濡れていると、汗の蒸気が外に出る道が塞がれてしまいます。そうなると靴の中が蒸れやすくなります。
要するに、防水シューズで足が蒸れる原因は
内側じゃなくて外側にもあるんですね!

理由③ 濡れた靴は『雑菌・カビ・臭い』の温床
当たり前なのですが水を吸った表生地は「乾きにくい」です。
梅雨は連日雨で、靴が乾く時間がほとんど取れないですよね。表生地が水を吸ったまま玄関に置かれて、翌朝もしっとり湿ったまま。それを履いて、また雨の中へ。
完全に菌の2世帯住宅です。
(軒先でBBQする姿が見える)
一般的に靴内部の湿度が96〜100%になると、細菌の増殖と酵母様真菌(水虫の原因菌)のコロニー形成が一気に進むことが知られています。
これに足の汗による保湿、剥がれ落ちた足裏の角質という栄養が加わることでさらに菌が繁殖。2世帯住宅どころではなくマンモス団地になるわけです。

そう、雨の日の靴は
臭い
水虫
カビ
の三重苦が揃いやすい状態になるんですよね。
ここから分かるのは、靴を清潔に保たないと水虫になりやすい・・・だけでなく、いくら水虫を治してもまた靴の中から感染しちゃう、ということ。
逆にいうと、表生地を濡らさないことは
足の健康を守ることにも直結します。
また、水虫は人に移ります。
あなたの靴で、家族に被害が起こる可能性もあるのです。
解決策は『フッ素系』の防水スプレー
ここまで「防水スプレー振りましょう」という流れですが、実はスプレーには2種類あります。
シリコン系
フッ素系
この違い、ものすごく大事です。
シリコン系
生地の表面にがっつり膜を張るタイプ。
だから撥水力は強いけど、通気性が悪くなりやすい
フッ素系
繊維1本1本に撥水コーティングをするタイプ。
膜を張らないので、通気性をキープしたまま水を弾けます。
GORE-TEXに振るなら、絶対にフッ素系です。
せっかくGORE-TEXの「水を通さず、蒸気は通す」性能があるのに、シリコン系で表面を覆ったら、蒸気の出口を自分で塞ぐ本末転倒になるからです。

おすすめはコロンブスの『アメダス』
フッ素系の防水スプレーで、わたしのおすすめは「アメダス」
コロンブスのロングセラー商品です。成分はフッ素樹脂で、革靴・スニーカー・GORE-TEXに使える万能型。傘やバッグにも使えるので、家に1本あると梅雨を乗り切れます。
個人的にはパンツの裾、アキレス腱~ふくらはぎにもふる。
結局一番濡れるのはあのあたりだから。
忘れがちですが、必ず2度かけましょう!
公式サイトにも正しい使い方として書かれています。
全体的に濡れる程度かけて乾かす
2回目も同じくらいかける
かけすぎたかも・・・ぐらいで丁度いいです。中華料理やお菓子作りの際、思っている倍の量、油や砂糖を使いますよね?あれと一緒です。必要量は想像を超える。
まとめ
防水シューズに防水スプレーが必要な理由は表生地の吸水でした。
防水シューズの真の機能を引き出すには、表生地を撥水させ続けることが必要だったんですね。
今日からできることは、ひとつ。
梅雨が本格化する前に、お手持ちの防水シューズに、フッ素系の防水スプレーをしっかり2回ふること。これだけで、雨の日の足元が劇的にラクになります。
賢い選択をしてくださいね。
いってらっしゃい! 😄✨
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■ この記事を書いた人
こば(@kobakutsu)|義肢装具士免許をもって本を数冊だして、10年以上靴屋をやっています。足・靴・インソール・身体について書いています。
#防水シューズ #防水スプレー #ゴアテックス #GORETEX #梅雨 #雨の日 #靴のお手入れ #アメダス #靴の臭い #靴と足の専門家
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