【ローファースニーカー】1906Lで痛い・抜ける・窮屈。3つとも調整できるので解説します!
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
※Amazonのアソシエイトとして、[こば]は適格販売により収入を得ています。
テレビや街中で「ローファースニーカー」を見かけることが増えましたよね。ニューバランスの1906Lなんて、発売のたびに即完売が続くほどの人気ぶりです!
でも、わたしはちょっと心配しています。
結論から言うと、この靴は「かかとが抜けやすい構造」をしています。また、レビューサイトを見ても、色々な足のトラブルが起きている。足に合わないというご相談が増えそうだなと戦々恐々しています。
だけど、仕組みと対策を知っていれば大丈夫。
今日はその理由と、買ったあとに必ずやってほしいことを解説します!
スニーカーローファーの正体
いま流行しているスニーカーローファー(ローファースニーカーとか、スノーファーとも呼ばれています)。呼び方はバラバラですが、作りはどのブランドもほぼ同じなんです。
要するに
「既存のスニーカーの靴底に、ローファーのアッパーを乗せた靴」
なんですよね。
ニューバランスの1906Lは、ランニングシューズの1906Rがベース。
HOKAのスピードローファーは、トレイルシューズ「スピードゴート」のソール
ナイキのエアマックス フェノメナは、エアマックスのソールを使っています。
1906Lは「甲の固定」を外した靴
ここで注目してほしいのが1906L。この靴は、ベースの1906Rから「紐」と「N lock」という甲を固定する仕組みを取り外して作られています。
車で例えるなら、エンジンはそのままで、シートベルトだけ外したような状態。
走りは同じでも、身体を留めるものがないんです。
だから足が不安定で様々なトラブルに繋がりやすい!
紐がない靴では、何が起きるのか
紐がない靴は、足を留める力を「靴自体の締めつけ」に頼るしかありません。だから、
ローファーという靴は全体的にタイトに作られます。
でも、足を入れられる余裕も必要ですよね。その結果「どこかがきつくて、どこかがゆるい」という宿命を背負うわけです。
実際、海外のレビューを調べてみると、1906Lで最も議論されているのは「かかとの抜け」でした!
かかとが細い人はハーフサイズ下げを検討
甲が高い人は安易に下げないほうがいい
という声まで出ています。
日本のレビューは「大きめでした」「小さめでした」ばかりだけど、本質はサイズではないんですよ。
かかとが抜ける原因は主に3つ
かかとが抜けるかどうかは、
靴の甲からかかとにかけてのフィット感
足趾の付け根まわりの靴底の硬さ
アッパーの硬さ
この3つで決まります。
1906Lは靴底がしっかりした作りなので、新品のうちは「硬さ」の影響も大きい。つまり、履きはじめの儀式で大きく変わる靴なんです!
余談ですが、ザ・ノース・フェイスは防寒用の「ヌプシローファー」に、シューレース付きのモデルを追加しています。メーカー自身が、紐なしローファーに紐を戻し始めているんですよね。
(弱点は、作っている側がいちばん分かっているのかもしれません)
買ったらまず、やってほしいこと
わたしがおすすめする手順は2つ。
まず、履き口まわりを手で揉みしだいて、柔らかくしてあげてください。
ちなみに参考画像として新品の革靴に行っている画像です。
これぐらいやっちゃっていい!



詳しくはここでも解説。
次に、靴を履いた状態で蹲踞(そんきょ)
お相撲さんがやる、つま先立ちでしゃがむ姿勢ですね。これで指の付け根に曲げ癖がついて、歩くときに靴が足についてきやすくなります。

(地味ですけど、効きますよ)
それでも合わないときの、症状別の対策
①くるぶしの下が当たっていて痛い人
1906Lはインソールが取り外せます。
(日本のレビューでは、意外と触れられていないポイント)
外くるぶしの下が当たって痛い人は、インソール(かかと)の下にハーフインソールを1枚敷いて、かかとの位置を少し持ち上げる。
これだけで結構変わります!
こういう対策としてよくダイソーなどで買ったフルサイズのインソールを1枚下に追加しよう!って方も多いんですけど、それをやると逆に指の付け根であったり足指の天井が当たりやすくなります。
全体が窮屈になるんですね。そうなると新しい問題も出てきやすい。くるぶしの下が当たって痛い人は、くるぶしの下だけに高さを足しましょう。
余談ですが、くるぶしの下当たるときって大体外くるぶしですよね。内くるぶしは大丈夫ですよね。
この理由はシンプルで
くるぶしの高さは内側と外側で違うからです。
外くるぶしが低い
だから外だけ当たる!
非常に分かりやすいですね!
(ニチャア)

②かかとがスポスポ抜ける人へ
ベロ裏(甲の裏側)にタンパッドを貼って、甲のすき間を埋める。
もしくは、これまたハーフインソールを活用する!
ただし今回は前に入れる
1906Lをベースに解説します
かかとの抜け感は、
足の甲~かかとにかけてのフィット感が緩い時に起きやすいです。
そこで、この靴を見てほしいのですがどうでしょうか?
靴のベロからかかとまでの距離が開きが大きいので、ちょっとフィットしにくいのがわかりますよね。さらにこの靴に対してそこにアプローチをするならどうするか?
基本的な対策は2つ。
ベロの直下に厚みを持たせることです。

じゃあ厚みを持たせるにはどうしたらいいか?
それは
靴のベロに厚みを持たせる
インソールに厚みを持たせる
このどちらかしかない。だから、靴のベロ裏にパッドを貼る。もしくは前半分だけのインソールでそこに厚みを持たせる。
シンプルだけどこれだけでめちゃくちゃ変わりますよ。
特にローファーにはタンパッドっていうわたしの中の方程式は今までずっと使ってたテクニック!タンパッドをとりあえず試してほしい。これだけで結構変わります。
※余談ですが、最初はかかとをくり抜いたインソールもいいかなと思ったんですよね。
ただ、シンプルにやるのがいいかなと思うので、ちょっと除外してます。
ただ、かかとが浅くて抜けやすい、くるぶしの下に当たりにくいんだったら、かかとだけくり抜いたリゲッタのループインソールみたいな形も相性いいと思う。
まあ、ここら辺は人それぞれだ!
ちなみに、これはパンプスでも応用がきく
③窮屈な人へのおすすめ対策
純正インソールを薄いものに差し替える。
それだけで窮屈感はかなり収まります!
インソールが外せるおかげで、調整の幅が広いんです。
ここは1906Lの隠れた長所だと思います。
ここに関してはダイソーの
炭 サラッとインソールのような商品とかでもいいと思うし、


とにかく履き味を良くしたいんだったら
シダスのシティプラスを入れよう。これは間違いない。
ソールの性格で選んでください
最後に、同じスニーカーローファーでも「中身はぜんぜん違う」という話。
1906Lは街を歩くためのロード用ソール。クッションと安定のバランスがよくて、通勤や買い物など、日常で動きやすい性格です。
HOKAのスピードローファーは、山用ソールを使った分厚い一足。前へ転がしてくれる形状なので、長く歩くときの推進力が魅力です!そのぶん、じっと立つ場面ではやや不安定さを感じるかもしれません。
ナイキのフェノメナは、エアのふわっとした柔らかさが売り。気持ちよさは抜群だけど、安定感は控えめですね。
見た目で選ぶのも楽しいけれど、自分がどんな場面で履くかで選ぶと失敗しにくいですよ!
まとめ
スニーカーローファーの不安は、「紐がないこと」が原因でした。
買ったらまず、履き口を揉んで、蹲踞で曲げ癖。それでも気になるなら、インソールとタンパッドで調整してみてください。
流行の靴も、仕組みがわかれば怖くない。
賢い選択をしてくださいね。
いってらっしゃい! 😄✨
【告知 メンバーシップはじめました】
普段のnoteでは言えないこと、一般受けしないけれど刺さる人には刺さる内容のものを書きます。
また、足で困っているみんなの意見を集める場所としても機能させたい。有料の場所に集まる靴情報の信頼度は高いと思う。わたしの学習にもなりそうで楽しみ
■ この記事を書いた人
こば(@kobakutsu)|義肢装具士免許をもって本を数冊だして、10年以上靴屋をやっています。足・靴・インソール・身体について書いています。
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