「100万回生きたねこ」は、なぜ生まれ変わるのをやめたのか?
100万回生きて
100万回死んだねこ。
王様のねこだったこともあれば
泥棒のねこだったこともある。
誰かに大切にされ
誰かに愛されてきた。
それでも…
ねこは一度も泣かなかった。
なぜなのか。
その答えは
最後の一回の人生にある。
それまでとは違う
たった一度の出会い。
たった一度の時間。
なぜその一回だけが
特別だったのか。
なぜねこは
もう生まれ変わらなかったのか。
その理由は
読み終えたときに気づく。
ただ一つ言えるのは
何度生きたかではなく
どう生きたか。
この物語は
そのことを静かに教えてくれる。
