【2025年度】群馬県公立高校入試「英語」全問解説!合格へのポイント徹底分析
群馬県の公立高校入試対策、何から手をつければいいか迷っていませんか?情報収集も過去問分析も、すべて解決する「合格への最短ルート」をご用意しました。
群馬県公立高校入試(2025年度)「英語」講評
全体講評
全体の難易度:★★★☆☆ 個別指導塾で15年間、群馬県の受験生を指導してきた講師の「まさ」です。2025年度の英語入試を振り返ると、全体的な難易度は標準的であるものの、読むべき英文の総量や処理すべき情報量が非常に多く、受験生にとっては時間との戦いとなった年でした。特に、対話文や複数の資料(ポスター、メール、ウェブサイト、タブレットのメニュー画面など)を組み合わせて読み解く実用的な新傾向の問題が目立ち、形だけの英語力ではなく「実際に日常で使える英語力」が強く問われています。このような新傾向の問題に対して、どこに何が書かれているのかを整理できずに戸惑ってしまった生徒も多かったのではないでしょうか。また、初見の長文で知らない英単語に出会った際に、パニックにならずに文脈や注釈から意味を推測する思考プロセスが身についているかで、読解スピードに大きな差が出ました。筆記試験に入ってからの時間配分を間違えてしまい、後半の長文読解や英作文に割くべき時間が足りなくなってしまったという展開が、最も失点につながりやすかったポイントです。文法面では、自由英作文や記述問題における「三単現の s」の付け忘れや、過去形への直し忘れ、時制の一致といった、文法・単語のスペルミスによる減点リスクが随所に潜んでおり、正確な表現力が合否を分ける結果となりました。
各大問の講評
大問1の難易度:★★☆☆☆ リスニングテストは、例年通り標準的な難易度で構成されていました。イラストや対話の流れから状況を素早くイメージする力が求められます。ここでリズムを掴み、リスニング終了後にいかに素早く筆記モードへと時間配分の切り替えを行えるかが、その後の長文読解や英作文に割くべき時間のマネジメントにおいて極めて重要になりました。
大問2の難易度:★★★☆☆ 実用的な英文の読解として、ポスターやメール、ウェブサイトなど複数の資料を題材とした問題が出題されました。必要な情報を素早く探すテクニックがないと、あちこちの英文を何度も読み直すことになり、長文読解などでどこで時間配分を間違えやすかったかという点において、最初の大きな関門となった大問です。選択肢の「本文の内容には合っているが、質問の答えになっていない」といった引っ掛けをいかに回避できるかがポイントでした。
大問3の難易度:★★☆☆☆ ALTと中学生の対話文を完成させる3語以上の英作文問題です。イラストのヒントや後ろに続く応答から「何が問われているのか」の情報を素早く探す力が必要です。「3語以上」という条件の確認はもちろん、主語と動詞の形を意識し、時制の一致や単数の名詞の扱いに気をつけることで、文法・単語のスペルミスによる減点リスクを回避できたかが鍵となります。
大問4の難易度:★★★☆☆ 京都への旅行日記を題材とした、長文中の空所補充と語形変化の問題です。日記であるため全体が過去の時制であることを見抜く必要があります。「enjoy」の後ろには動名詞しか置けないといった文法規則や、現在完了形を表す過去分詞の選択など、動詞の形を正しく変化させる力が試されました。初見の長文で知らない英単語に出会った際にも、注釈を利用してフリーズせずに文脈から推測する思考プロセスが求められます。
大問5の難易度:★★★☆☆ 回転寿司店での対話と、タブレットのメニュー画面を組み合わせた読解問題です。「一度に3皿まで」という条件と、会話の中で実際に注文されたお寿司の種類と皿数を時系列で整理できたかが正解への分かれ道でした。複数の資料を読み解く新傾向に戸惑いやすい問題ですが、会話の因果関係を冷静に追うことで、選択肢の巧妙な引っ掛けを回避することができます。
大問6の難易度:★★★☆☆ 文化祭のアーチ作りを通した成長を描いたスピーチ文の読解です。文章のボリュームがあるため、時間配分のマネジメントが上手くいかないと焦ってしまった受験生が多かったはずです。質問に対して英語で答える記述問題では、問題の時制に合わせて答える「時制の一致」や「過去形への直し忘れ」を防ぐ意識が不可欠でした。対話文の空所に本文から連続する語句を抜き出す問題も含め、言い換えの表現を素早く探すテクニックが試されています。
大問7の難易度:★★★★☆ 授業でのタブレット利用に関する、条件付き自由英作文問題です。イラストの状況を現在進行形を用いて描写する問題と、自分の意見とその理由を英語で書く問題で構成されています。問題の条件である「理由を含めること」を厳守しつつ、主語と動詞のミスマッチやスペルミスによる減点リスクをいかに排除して確実な英文を書けるかが、高得点を生むための最大のポイントでした。
来年の公立高校入試に向けての学習アドバイス
これから受験生になる中学2年生の皆さん、そして保護者の皆様、高校入試の英語は「単語を暗記する」だけでは太刀打ちできない時代に入っています。しかし、今から正しい準備を始めれば、決して恐れる必要はありません。 まず日頃の勉強から、教科書の長文を読む際に「知らない単語に出て出会った際にも、すぐに辞書を引かず、前後の文脈から意味を推測してみる」という思考プロセスを訓練してください。この力が、入試本番でパニックを回避し、長文を読み切る大きな武器になります。また、対話文や複数の資料を読み解く新傾向に戸惑わないよう、日頃から図表と英文を関連付けて読む楽しさを知ってほしいと思います。 そして、自由英作文や記述問題で最も恐ろしいのは、難しい表現を使おうとして「三単現の s」や「過去形の直し忘れ」といった初歩的な文法・単語のスペルミスで減点されてしまうことです。普段の家庭学習から、書いた英文の主語と動詞、時制を必ず見直す習慣をつけましょう。 保護者の皆様におかれましては、お子様が英文を正確に書けたときや、長い文章を最後まで読めたときに、その努力をぜひ前向きに褒めてあげてください。15年間の個別指導の中で、周囲の温かい励ましによって自信をつけ、直前まで英語の点数を伸ばし続けた生徒を何人も見てきました。受験までの日々を、焦らず一歩ずつ、楽しみながら進んでいきましょう。全力で応援しています。
【学習にあたっての準備】
ここから先の実戦的な解説を読み進める際は、お手元に問題用紙をご用意ください。(すでにお持ちの過去問集などで構いません)
▼ まだ問題をお持ちでない方へ
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大問3:対話文を完成させる英作文
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