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【2026年度】群馬県公立高校入試「英語」全問解説!合格へのポイント徹底分析

群馬県の公立高校入試対策、何から手をつければいいか迷っていませんか?情報収集も過去問分析も、すべて解決する「合格への最短ルート」をご用意しました。



2026年度 群馬県公立高校入試「英語」全体の難易度と設問別詳細講評

全体の難易度と講評

全体の難易度:★★★☆☆(標準的)

2026年度の群馬県公立高校入試の英語(大問3〜大問7)は、全体として奇をてらった難問こそ少ないものの、「正確な文法知識」「資料を読み解く判断力」「条件を満たす記述力」がバランスよく求められる、非常に質の高い出題でした。

個別指導の現場で多くの生徒を見てきた経験から言いますと、受験生が最も苦戦するのは「英語の難しさ」そのものよりも、後半に待ち構える記述問題による「時間配分の崩壊」です。読解量と記述量が多いため、前半の文法問題や資料読み取りで時間を使いすぎてしまい、配点の高い大問6の語数指定問題や、大問7の自由英作文でタイムアップを迎えてしまった受験生が多かったのではないかと推測されます。

大問3:対話文の空所補充(英作文問題)の難易度と講評

難易度:★★★☆☆

対話文の流れを汲み取りながら、自分で英文を組み立てる問題です。

  • (1)難易度:★★☆☆☆ "Will you ~?" に対する否定の応答ですが、手癖で "No, I don't." と書いてしまうミスを誘発しやすい形です。また、「3語以上」という条件を見落として減点された生徒も多かったはずです。

  • (2)難易度:★★★☆☆ イラストから「犬の散歩」という表現を導き出す問題です。未来の予定(will や be going to)という適切な時制への切り替えが必要で、現在進行形と勘違いして戸惑う受験生が多いポイントでした。

  • (3)難易度:★★★☆☆ 後半の返答から逆算して、2年生で習う「Which do you like better, A or B?」の形を作る問題です。視野を広く持って会話の先を読む必要があり、名詞を複数形にするという細部へのこだわりで差がつきました。

大問4:長文の空所補充(適語選択・変形問題)の難易度と講評

難易度:★★★☆☆

農場体験をテーマにした標準的な長文ですが、単語を選ぶだけでなく「適切な形に変形する」というルールが、焦っている受験生の足を引っ張ります。

  • (ア)難易度:★★☆☆☆ 「tell + 人 + to + 動詞の原形」を見抜く問題。物語全体の過去時制に合わせて "told" に変形できたかが勝負です。

  • (イ)難易度:★☆☆☆☆ 助動詞 should の後ろなので原形の "be" のまま。ここは時間をかけずに通過したい問題でした。

  • (ウ)難易度:★★☆☆☆ 「give + 人 + 物」の過去形 "gave" を答える問題。不規則変化のスペルミスが起きやすい不意打ちのポイントです。

  • (エ)難易度:★★☆☆☆ enjoy の後ろは動名詞(ing形)という文法規則を突く問題です。不定詞(to cook)と書いてしまう形式変化への戸惑いが見られました。

  • (オ)難易度:★★★★☆ 現在分詞の後置修飾(working)を作る難問です。直前に過去形の be 動詞があるため、過去形(worked)にしてしまうイージーミスが多発したと思われます。

大問5:長文読解(対話文と資料の読み取り問題)の難易度と講評

難易度:★★★☆☆

ウェブサイトの資料と対話文をリンクさせて解く、近年のトレンドでもある思考力重視の設問です。

  • (1)難易度:★★☆☆☆ 空所補充の適文選択。直後の「期間(For two years)」や「賛同の言葉」から逆算する、会話文の王道的な問題でした。

  • (2)難易度:★★★☆☆ 資料の5つの選択肢から、登場人物のEmmaが「共感しているもの」を選ぶ問題です。資料の目立つグラフやイラストに主観で飛びつくと間違える仕組みになっており、本文のセリフから根拠を一つずつ探す冷静さが求められました。

  • (3)難易度:★★★☆☆ 内容一致問題。「an hour = 60 minutes」のような表現の言い換えに気づけるかが得点の分かれ目です。時間が逼迫する中で焦って読むと、単語の表面的な一致に騙されやすいひっかけが含まれていました。

大問6:長文読解(発表文の読解と表現問題)の難易度と講評

難易度:★★★★☆

図書室の活性化をテーマにした長文で、最後の(3)が今大会最大の山場です。

  • (1)①・② 難易度:★★☆☆☆ 本文から該当箇所を抜き出す問題ですが、「5語以上の英語」という条件があるため、単語の塊ではなく主語と動詞を揃えた完全な文で書く必要がありました。また、主語を「we」から「They」へ置き換える視点の切り替えも必須です。

  • (2)難易度:★★☆☆☆ ストーリーの展開を問う内容一致で、比較的素直な選択肢でした。

  • (3)難易度:★★★★★ 本文の表現を会話文の登場人物の立場に合わせて書き換え、かつ「6語」「10語」ぴったりに収める最難関の要約問題です。代名詞の書き換え(them から us など)や、接続詞 that の後ろの構造を意識して語数を合わせる必要があり、多くの受験生がここで時間を激しくロスしたと推測されます。

大問7:自由英作文(条件付き英作文問題)の難易度と講評

難易度:★★★★☆

「観光客増加の良い点と課題点」を30語〜40語で書く自由英作文です。

難しさの原因は「良い点」と「課題点」の両方を盛り込まなければならないという厳しい条件にあります。片方だけを熱心に書いて語数を満たしても、条件違反で大幅に減点されてしまいます。難しい日本語(経済効果やオーバーツーリズムなど)を直訳しようとしてパニックにならず、中学2年生レベルのシンプルな英語(混んでいる、ルールを知らないなど)でいかにミスなく型にハメて書けたかが得点を左右しました。

来年の公立高校入試に向けての学習アドバイス

これから受験生になる中学2年生の皆さん、そして保護者の皆様、高校入試の英語は決して「恐れるに足りるもの」ではありません。今回の入試を分析して見えてきた、来年の合格を勝ち取るための最高のスタートダッシュの秘訣を2つお伝えします。

1. 難しい単語より「中2までの文法」を完璧に味方につけること 今回の入試でも、合否を分けたのは「助動詞の後ろは原形」「enjoyの後ろはing」「比較級の選択疑問文」といった、実は中学2年生までに習う基礎文法でした。新単語をたくさん覚えるよりも、今持っている教科書の文法ルールを「人に説明できるレベル」で完璧に理解することが、何よりの近道です。

2. 日頃の勉強から「時間を測る習慣」と「問題の条件を丸で囲む癖」をつけること 入試本番では、緊張のせいで「語数制限」や「両方書く」といったルールが見えなくなったり、1つの問題に悩みすぎて最後までたどり着けなかったりします。お家で学校の宿題やワークを解くときから、「このページは5分で解く」とタイマーをかけたり、問題文の「3語以上」「すべて選び」といった条件に大きく赤丸をつける癖をつけておいてください。この小さな習慣が、本番であなたを救う最大の武器になります。

受験勉強のスタートは、早ければ早いほど心に余裕が生まれます。保護者の方はぜひ、お子様が小さな正解を積み重ねたときに「時制までばっちり合っているね!」と、その正確さを褒めてあげてください。二人三脚で一歩ずつ進んでいきましょう。応援しています!


【学習にあたっての準備】
ここから先の実戦的な解説を読み進める際は、お手元に問題用紙をご用意ください。(すでにお持ちの過去問集などで構いません)

▼ まだ問題をお持ちでない方へ
本番に向けて紙の冊子で実戦練習をしておきたい方は、以下のリンクから最新版の過去問集をお探しいただけます。

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大問3 対話文の空所補充(英作文問題)

(1)Oliverの質問に対する応答

難易度:★★☆☆☆ 概要:テニス部に行くかどうかの質問に対し、後ろの文につなげる否定の応答を考える問題。

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