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静かな退職への理解

このところ静かな退職という言葉が聞こえてきます。

こんな話のようです

「静かな退職(quiet quitting)」とはキャリアアップや昇進などを目指さずに必要最低限の仕事をこなす働き方のこと。ただし、実際に退職をするわけではなく、退職が決まった従業員のような余裕をもった精神状態で働くことを指している。

https://career-research.mynavi.jp/column/20240206_68449/

マイナビのページなので、就労支援のプロフェッショナルがそう言っているわけですね。

翻って、今日そうした企業(マイナビではないです)の方から電話がありました。普段は出ないのに何故か出てしまったのです。

要件は「キャリアアドバイザと話をしませんか?」と言う事でした。
それはいいんです。彼らも仕事ですから営業は必要です。
ただ、気になるのは「○○さんのようなハイクラスの方にふさわしい・・・」のような言葉が何度も聞こえて来た点です。

僕は決して自分がハイクラスであるなんてうぬぼれたことはありません。
そもそも年齢は52歳だし休職経験もあるポンコツです。市場価値なんてゼロに近いと自認しています。そして休職を経た自分の考えは、まさに前述の「静かな退職」なのです。

世の中の社会人は皆、上昇志向を持ちキャリアアップを望んでいるのでしょうか。少なくとも今の僕はそうではありません。そんな人にとって「ハイクラス転職」なんて、逆の意味でキラーワードにしかなりません。

あるいは、僕のような考え方をする50代はレアなのかもしれません。
収入は下がってもいいですし、キャリアも下降したいとの考えでいるのですから。

多様化の時代だと思います。
性別、性的指向、宗教、人種など、わかりやすい、もっと言えば政治的に支持を得やすい事象だけではなく、仕事や転職への考え方ひとつとっても色々な人がいる、そうした理解が進んで欲しいと感じています。

静かな退職の話が聞こえてきたときは、少し嬉しかったです。
世の中の理解が進んだのかと思ったから。
しかし現実は、まだそうではなかったのかもしれません。

僕はマイノリティで弱者なのだと改めて思いました。

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