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38歳になって思い出した、私の好きな色

秋の引っ越しに向けて、少しずつ断捨離を始めています。

クローゼットを整理したり、食器を見直したり、
キッチンの棚を片づけたり。

ものを減らして、少し身軽になりたい。

そんな気持ちで始めた断捨離でした。

整理をしているうちに、あることに気づきました。

あれ?

青と黄色のものが多い。

お気に入りの食器も鍋も、毎日使うケトルも。

気づけば手元に残していたものは、
青や黄色ばかりでした。

毎日つかっているお気に入りたち

そのとき、ふと思い出したのです。

そうだ。

私、青と黄色が好きだったんだ。

実は長いこと「好きな色迷子」でした。

子どもに

「お母さんの好きな色ってなに?」

と聞かれても、

すぐには答えられず、

「なんだろう?」と少し考えて、

とりあえず白かな。と答えていました。

子どものころは、迷わず言えていたはずなのに。

白が嫌いなわけではありません。

でも、本当に好きな色だったのかと言われると、
少し違った気がします。

忙しい毎日を過ごす中で、いつの間にか、
自分の好きなものを考える機会が減っていたのかもしれません。

断捨離は、いらないものを手放す作業だと思っていました。

でも実際には、
「私は何が好きだったんだろう」を思い出す時間にもなりました。

好きなものがわからなくなったとき。

気づけば手元に残しているものの中に、
その答えはあるのかもしれません。

そんなことを、青と黄色の鍋やケトルが教えてくれました。

好きな色を思い出してからは、
青や黄色の服を選ぶことも増えました。

なんだか気持ちが明るくなるのです。

調べてみると、青には「冷静さ」や「信頼」、
黄色には「明るさ」や「希望」という意味があることを知りました。

だから好きになったわけではないけれど、
どちらの色にも惹かれていた理由が、少しわかったような気がしました。

落ち着いていたい気持ちも、明るく前を向きたい気持ちも、
今のわたしにはどちらも大切なのかもしれません。

好きな色を思い出したことで、
お気に入りに囲まれて暮らすことの心地よさを改めて感じました。

日々の暮らしは、
そんなお気に入りたちにそっと支えられているのかもしれません。

そう思うと、ケトルも鍋も、ますます愛おしく感じます。

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小寺 秋 / kodera aki よろしければ応援お願いします。記事を読んでいただき、ありがとうございます!