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映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」の不思議な世界観

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小川淳也中道改革連合代表のかつての選挙は徒手空拳や蟷螂の斧のたたかいだったのか

 映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」について、私は非常に懐疑的に見ています。それは、西日本放送という放送免許で運営する会社の代表者である平井卓也衆議院議員に対して、部署は異なるものの、その生殺与奪を左右する総務省の官僚であったのが小川淳也中道改革連合代表であったからです。
 例えば、県内の大手ゼネコンの代表者であった者と、国土交通省の官僚出身者が同じ選挙区で一騎打ちとなった場合、国土交通省の官僚出身者が螳螂の斧で立ち向かう者であるとは誰も思いません。同様に、県内の大手銀行の代表者であった者と、財務省や金融庁の官僚出身者が同じ選挙区で一騎打ちとなったとしても同様です。これらの構造よりさらに力関係が明らかな総務省の放送免許がなければ業務ができない放送局の代表者であった者とその放送免許を所管する総務省の官僚であった者が同じ選挙区で一騎打ちとなっていたとしても総務省の官僚であった者が徒手空拳で選挙戦をたたかったとか螳螂の斧で立ち向かったなどとはいえないのではないでしょうか。
 この映画は大島新監督が制作したものですが、大島新さんは妻が小川淳也中道改革連合代表の妻と同級生であったことがきっかけとなって「なぜ君は総理大臣になれないのか」の制作に至ったと聞きますが、「中立であろう」という意識が少し足りず、説得力がない映画となってしまったのは残念であると私は思います。もちろん、映画が特定の価値観やイデオロギーを元に制作されることはあってよいことだと私は思いますが、そのような映画に説得力を持たせるのは制作者が「中立であろう」と考える意識でしょう。