「最近、お腹まわりがキツい」それ、更年期からの体のサインだと知っていますか?
「最近、お腹まわりがキツくて」
施術後にお茶を飲みながら、お客様がふとつぶやいた。
「体重は変わっていないのに、ズボンだけきつくて」
その日の主訴は顔のたるみのケア。
もうお帰りの場面だったので
「デスクワークだと筋肉も落ちやすいから、少しづつ体を動かせるといいですね。」
「毎日お酒を飲まれるなら、休肝日をつくれるといいですね。」
そんな、わかりきった事しか話せなかったのが心残りでした。
その夜。
ナチュロパスのテスト勉強中、ある一文を見て手が止まった。
「女性ホルモンが減少すると、脂肪は内臓まわりにつきやすくなる。」
そうだ、頭から抜けていた。
これ、今日のお客様だ。
✔50代半ば。
✔月経周期が乱れ始めている。
✔体調を崩しがちで筋肉も少し落ちた印象。
✔事務でデスクワーク
✔毎日の晩酌
一つひとつは珍しいことじゃないけれど、
それらが重なると
【体重は変わらないのに、お腹だけきつくなる】
あの時「体を動かせたらいいですね」だけでは足りなかったんです。
今日は、あの時に伝えたかったことを書いていきます。
更年期に、お腹まわりが変わりやすくなる理由
更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)が減ることで、脂肪がお腹まわりにつきやすくなります。
そこへ筋肉量の低下、ストレス、睡眠不足、毎日の飲酒などが重なると、以前と同じ生活でも体は少しずつ変わっていく。
だから私は、「最近ズボンがきつい」という一言を聞き流さず「今、体に起きている変化」を伝える必要があったのです。
50代は、それが分岐点になるから。
筋肉を減らさない。それが、これからの体を守る
更年期は、筋肉も減りやすい時期です。
筋肉は、体を動かすためだけではありません。
食べたエネルギーを使い、血糖値を安定させ、姿勢を支え、基礎代謝を保つ、大切な役割があります。
筋肉が減れば、今までと同じ食事でもエネルギーを消費しにくくなり、お腹まわりにも脂肪がつきやすくなる。
それに加えて股関節痛のリスクにも繋がります。
だから、更年期は「体重を減らす」ことより、「筋肉を減らさない」ことを意識してほしいのです。
その材料になるのが、たんぱく質です。
たんぱく質は、どれくらい必要?
筋肉を維持したい更年期世代の目安は、
体重1kgあたり1.0〜1.2g/日
体重50kgなら、50〜60g/日が一つの目安。
例えば…
朝
・納豆1パック
・卵1個
・ギリシャヨーグルト
(約20g)
昼
・鶏むね肉100g、または魚定食
(約25g)
夜
・鮭1切れ
・冷奴1/2丁
(約20g)
これで約60〜65g。
「思ったより必要なんだ。」
「それだけでいいの?」
人により感じ方も違うと思います。
「食べている」と「使えている」は違う
「たんぱく質は食べています。」
そうおっしゃる方は少なくありません。
でも、食べるだけでは筋肉になりません。
寝不足が続いている。
ストレスが強い。
胃腸が疲れている。
毎日お酒を飲んでいる。
そんな状態では、食べた栄養を十分に活かしにくくなります。
さらに、夜にまとめて食べるより、朝・昼・夜に分けて摂るほうが、筋肉づくりには効率的です。
「どう食べるか」も大切
早食い。
ほとんど噛まない。
流し込むように食べる。
あなたは大丈夫?
これでは胃腸は十分に消化の準備ができません。
よく噛むことで唾液が分泌され、胃酸や消化酵素の分泌が促されます。
食べたものを体の材料として使うための、大切な準備です。
忙しくても、
あと5分ゆっくり食べる。
あと10回多く噛む。
その積み重ねが、未来の筋肉や体を守ります。
🌹今日から一つ試してみて
✔たんぱく質を一品足してみる
✔最初のひとくちを10回多く噛む
「最近、お腹まわりがキツい。」
その違和感は、年齢のせいではなく、体からのメッセージかもしれません。
あの日、お客様に伝えきれなかったことを、今日はここに書きました。
同じように感じている方の、小さなきっかけになれたらうれしいです。
COLETTE🌹
